結局あの顔には負け、連れてきてしまった
保科宗四郎
○○
〇〇
ん?
保科宗四郎
昼ごはん食っとらんやろ
〇〇
Σビクッ
〇〇
…食べた
と○○はバレバレの嘘をつく
保科宗四郎
分かった(バレバレやわ〜笑)
はいたものが胃液だったから なんて言えやしない
保科宗四郎
お茶飲む?
〇〇
うん
保科宗四郎
ほい
保科宗四郎
ゆっくり飲んでな?
〇〇
ん
保科宗四郎
ちょっとたったらゼリーとか食うか?
〇〇
んー
この前買ってもらったマンガを開く
同じく彼も読書
仕事は諦めたらしい
これはキュンキュンすると噂の恋愛マンガ
〇〇
(◦ˉ ˘ ˉ◦)♡(ヤバ〜♡♡)
本を読んでる途中パッと目をやると
幸せそうな顔をした彼女がいた
保科宗四郎
(むっちゃにやけとるや〜ん)(*´艸`*)
〇〇
チラッ
〇〇
何見てんの!
勝手に視界に入っただけ
自分に言い聞かせる
保科宗四郎
ん〜にやけとって可愛ええなおもて
〇〇
見ないでよ
保科宗四郎
○○こそなんで気づいたん?
保科宗四郎
○○の方が見とるんちゃう?笑
保科宗四郎
顔あこーして(赤くして)
〇〇
バカ///
足音にかき消されそうなくらい小さな声でそう言った
○○にはそれが精一杯だった
〇〇
(なんでそんなよゆーそーな顔してんの?!)
ムカつく
と思いつつ何も言うことが出来ず 一言もらした
〇〇
ゼリー…
〇〇
食べる
保科宗四郎
ん、じゃあ持ってくるな
〇〇
…
思わず遠ざけるため口に出た言葉
〇〇
はぁー(。´-д-)
自分にため息が出る
保科宗四郎
ほい
〇〇
あ、ありがと
短いんで𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝1200♡