ずっと
ずっとずっと
ずーーーっと
私は幸せだったと思います
君に会うまではね
中学生
よく隣の家から叫び声が聞こえてました
" 助けて "
ってね
茉衣
茉衣
茉衣
茉衣
当時の私は
気が弱くて、度胸もありませんでした
学校に行くのが苦痛で不登校だったんです
原因は
虐め
だから、中学生の頃なんて全く学校に行きませんでした
正確に言えば
行きたくなかった
早くから家を抜け出して
私は隣の家の子に会いに行きました
インターホンを押して数分
弾んだ声が聞こえました
藍
玄関を開けたのは黒髪ロングの女の子
薄桃の瞳が可愛くて
独特な喋り方をする子でした
藍
茉衣
茉衣
藍
時が止まったように感じました
こんなに、脆い子がいるのか…
この子をこの手で
壊してしまいたい
そう思いました
この子を壊して壊して、
私のモノにしたかった
何があっても
どんなにどんなに
嫌われても、この子を壊したかったんです
藍
藍
茉衣
初恋とは違う気持ち
どこか狂った
苦しい気持ちでした
茉衣
藍
茉衣
藍
茉衣
藍
茉衣
名前を呼ばれてすっごく嬉しかったです
茉衣
藍
藍ちゃんと
同じ学校と知ってから、一緒に行けるようになってます
それが、とっても嬉しいです
今では、とってもとーっても
仲良しです
いつか、この手で壊してみせるから
ほら
私の本命は伊澄くんだけど
藍ちゃんもだぁぁいすきだよ♡
藍ちゃんだけでも、絶対壊してみせるから
待っててね♡
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