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霊夢

......ふーん、あんた達は突然気を失って、気がついたら幻想郷にいたというのね。

ユージオ

はい。戦いが終わった後、突然意識を失って.....

キリト

それで今はこの世界を探索していたんだ。

霊夢

ふーん...それで、あの2本の剣もアンダーワールドで作られた物なの?

キリト

ああ。「夜空の剣」と「青薔薇の剣」って言うんだ。

霊夢

へえ、いい名前じゃない。

ユージオ

あの、以前にもこうやって幻想郷に人が来たりした事はあるんですか?

霊夢

まあね。何度もあるわよ。

ユージオ

何度も...ですか...

キリト

(何度もという事は、俺とユージオ以外に既にこの幻想郷に来ている人間がいるのか?)

キリト

(だとしたら、どうやって生きているんだろう。気になるな...)

霊夢

......キリト?聞いてる?

キリト

ん?ああすまん、少し考え事してた。

ユージオ

全く、ちゃんと話聞けよ?

キリト

ごめんって...

霊夢

.....とりあえず、話を続けるわよ。

キリト

ああ。

霊夢

それで、あんた達が来る少し前、謎の生命体が幻想郷のどこにでも現れるようになったの。名前は.....

霊夢

「ホロウ・グラス」これがその生命体の名前よ。

キリト

ホロウ....

ユージオ

.......グラス.....

2人はそう呟いた。

その後、魔法の森にやってきた2人。

ユージオ

それにしても、ホロウ・グラスって何だか強そうな敵だと思わない?

キリト

まあ、名前だけではな。実際はどうかわからないけどな。

ユージオ

まあ、そうだね。

その時、どこからか獣みたいな声が響き渡った。

ユージオ

.......っ!今の声は!?

キリト

奥の方からだ!行ってみるぞ!

ユージオ

うん!

森の奥に進むと、「霧雨魔法店」という建物を見つけた。

ユージオ

何だろう、この建物...

キリト

霧雨魔法店...こんな店があったんだ...

ユージオ

誰かいるのかな?あの、すみませ...

キリト

待てユージオ、何か来る。

ユージオ

え?

その時、鳥のような黒い生命体が現れようと

ユージオ

.....っ!あれは...!?

キリト

見た事ない敵だ...来るぞ!

そう言うと同時に、2人は左腰の剣を 抜刀した。

???

ギギャアアアアアアア!!

気高い奇声をあげながら突っ込んでくる。

キリト

.......よっ!

ユージオ

.....はっ!

同時に短く声をあげながら避ける。 そしてーー。

キリト

おおおおお!

ユージオ

うおおおお!

同時に黒い生命体に斬りかかる。 瞬間、お互いの剣に青い光が刀身を包み、生命体にヒットする。

キリト

......!

ユージオ

どうしたんだい?

キリト

ユージオ、もしかしたら幻想郷で、俺達のアインクラッド流剣術が使えるかもしれない。

ユージオ

えっ......!?

ユージオが驚くと同時に、黒い生命体が立ち上がる。

キリト

...よし、あの敵で調べるぞ。

そう言いキリトは、2連撃の 「バーチカル・アーク」を発動した。

???

ギギャアアアア!!

攻撃を食らった黒い生命体が奇声をあげながら、消滅した。

ユージオ

....使えてたね、剣術。

キリト

ああ...

キリト

(あの先程の黒い敵...もしかしたら奴が....)

キリト

とりあえず、神社に戻るぞ。

ユージオ

そうだね。報告しないと。

そう言い神社に戻ろうとしたその時 だった。

魔理沙

お!もしかして、噂の剣士達か?

ユージオ

ん?君は...?

魔理沙

私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだ!

ユージオ

魔理沙...僕はユージオだよ。

キリト

俺はキリトだ。よろしくな。

魔理沙

おう!よろしくな2人共!ニコッ

魔理沙

ところで、さっきの黒いの...ホロウ・グラスってやつか?

キリト

多分な...

ユージオ

霊夢の言う通り、どこにでもいそうだね.....

キリト

ああ.....

キリト

(これは元の世界に帰る方法を探したり、この戦いを終わらすのは苦労しそうだな...)

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コメント

1

ユーザー

頑張って書いてください!! 応援してます!!

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