桃赤
白昼夢の恋人
橙
赤
バシッと背中を演劇部の
2年生橙先輩に叩かれる
橙
赤
ヒリヒリ痛む背中を擦りながら
俺は何とか答えた
紫
橙
赤
紫
橙
泣き真似をすれば
3年生の紫先輩が味方になってくれた
紫
紫
赤
演劇部の母のような紫先輩に褒められて
嬉しいの他ない
橙
赤
橙
「なんでぇ〜」とオペラを始める橙先輩に
紫先輩が釘を刺す
紫
橙
紫
紫
体育館の裏方で
演劇部が固まって話し合い
俺はふと、自分の荷物を見て
あの桃先輩に貸してもらった
本が入っているのを思い出した
「1番好きな本なんだ」
あの澄んだ声が
頭の中でリピートされる
赤
何故だか分からない
俺はいつ間にか声を上げていた
まだ1年生だから
勇気のある行動だっただろう
部員がびっくりしたように
こちらを見る
赤
スっとあの本を掲げると
皆んなが興味を持ったように
集まってきた
橙
紫
俺は少し緊張しながら
ポツリポツリと語り始めた
ある所に
可愛らしくて頑張り屋な
天使がいました
その天使は雲の上から
いつもとある少年の事が
気になっていました
その少年は
いつも冷めたような目をしていて
笑ったところを見た事がありませんでした
天使はどうにかその少年を
笑顔にしてあげたいと思っていました
そんな中
女神様のおつかいの途中で
誤って人間界に落ちてしまいます
紫
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
橙
赤
赤
赤
そして天使は
気づいたのです
自分もどうしようもなく
彼を
愛していた事に
そして天使は
愛しているからこそ
少年を突き放す事を決めました
少年には
人間界で幸せになって欲しかったのです
少年の幸せは
自分の隣にはあったらいけないと
彼を自分が
縛り付けてはいけないと。
天使は少年に
そっと
自分の事を忘れる魔法をかけたのです
忘れられる事が
どんなに辛いかなんて
計り知れた事じゃありません
そして少年の中には
もう天使はの存在は
無くなってしまいました
みんなハートむっちゃくれる 嬉しすぎて泣きます もうみんな大好き愛してる((唐突
コメント
13件
え…あの…はい…最高っす…天才ですか?いや天才ですね!(´ー`*)ウンウン
あ...最高...投稿ありがとう御座いますっ!コメント久々だぁぁぁ🥺 はみぃ様のペースで頑張って下さい!いつも通り語彙力ZERO☆
続き待ってたぁぁぁぁぁぁ🥺︎💕︎︎💕︎ 本の中の話も最高すぎて…感動しちゃった(´._.`)(( そして、1個前のコメ欄で18件も話してることに気づいちゃった(´>ω∂`)☆ 続きでるかな?…🤔💭出るなら楽しみに待ってる︎💕︎︎💕︎