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僕です
僕です
雨兎
僕です
雨兎
僕です
僕です
雨兎
僕です
雨兎
体に突き刺さるような 横殴りの雨が千にも万にも降り注ぐ 辺りの暗いある日のことだ
男
雨兎
男
ボキッと鈍い音とともに 強い痛みと殴られた場所が 熱くなることが感じ取れる
雨兎
男
ニヤッと男が笑ったと思うと タコ殴りにされ視界が歪みまともに 立つこともままならない
強烈な目眩と立ちくらみに襲われ 何ひとつ考えられない ただ痛みを感じ 悲しみさえも浮かばなくなった
あぁ…なんかもう どうでもいいし痛いだけだし 悲しくもなんともないわ… 何のためにここまで生きてきたんやろ もうこの世を去ってもええんかな
生涯大切な人とか誰も できやしなかったし いたとしてぼくはその人を守れる力を 持ち得ていないし ただのないものねだりになるだけか
あ…もう…無理かも… 目も開けらんなぃ…や…… 暗い…重い…痛い…死………?
???
男
誰かが来たのはわかったけど ぼくには思い当たる 知り合いもいなかったから 来た人にはまるで見当もつかず ぼくは意識を手放した___________
雨兎
雨兎
ガチャッ…
雨兎
???
そう言って知らない男は 柔らかく微笑みかけてきた
雨兎
知らない男に恐る恐る 尋ねてみると男は慌てて 首を横に振る
???
シャオロン
雨兎
シャオロン
なんて答えたらええんやろ…
まだ名前しかわかってないし 信用しない方が良かったりすんのかな
雨兎
グルルルルルウゥ〜
雨兎
シャオロン
シャオロン
雨兎
シャオロン
雨兎
シャオロン
雨兎
雨兎
シャオロン
シャオロン
雨兎
ガチャン…
シャオロンは部屋を出て行った
あのシャオロンってやつ 優しそうやけどなんでぼくなんかを 拾ってってくれたんやろ?
見るからに薄汚い見た目してるし こんなん家にあげたないやろフツー 変わってる人なんかなあ…
そんなことをぼんやりと考えていると どこからか声が聞こえてくる
お〜ぃ!!!! _ャオロ__!!!!!!
雨兎
ガシャーンッ!!
雨兎
???
???
雨兎
???
雨兎
ガチャッ
シャオロン
ゾム
シャオロン
ゾム
シャオロン
ゾム
シャオロン
ゾム
シャオロン
ゾム
シャオロン
雨兎
ゾム
シャオロン
ゾム
シャオロン
シャオロンはトンカツ定食を 差し出してきた
雨兎
ゾム
シャオロン
ゾム
ほんまにええんかな… でもゾムさんも言ってるし……
雨兎は恐る恐る受け取った トンカツ定食を口に運ぶ
雨兎
雨兎
想像より定食が美味しく 意識せずとも笑みがこぼれる
シャオロン
ゾム
シャオロン
雨兎
シャオロン
ゾム
雨兎
ゾム
シャオロン
雨兎
ゾム
シャオロン
雨兎
雨兎
シャオロン
ゾム
そう言ってシャオロンはポンッと 雨兎の頭を撫でてから電気を消し ゾムと共に部屋を出ていった