※オリ主出てきます ※作者は豆腐メンタルです ※誤字脱字たまにあります ※原作改編します、してます ※解釈違いと地雷の気配を感じたら即ブラウザバック推奨です。 ※キャラ崩壊の可能性あり(しないような努力はしておりますが、、、) ※無断転載したら吊し上げます。晒し上げるのでなく吊し上げます。 大丈夫ですね?それでは、どうぞ!
フィグ
セル・ウォー
目の前にいるのは悪魔の五つ子の次男ファーミン様の妹、フィグ様。 、、、なんて。 本当は様をつけることなどしたくない。 イノセント・ゼロ様の長女であり、ファーミン様の双子の妹、フィグ。 ファーミン様の妹だと言うのに、ファーミン様とは真逆に何も欲しがらず、自室のベッドの上で座っているだけ。 ご兄弟の誰かが何か食べろと言わなければ何も口にしない。 そのせいか常人の女と比べて細い手足に、全く太陽光に当たらないほぼ真っ白に近い肌。 いらないという言葉の通り記憶も欲しがらないようで記憶力も乏しく、戦闘などもってのほか。 心臓を捧げるしかお父様の役に立たない女。
フィグ
セル・ウォー
セル・ウォー
心の中を見透かされたようでゾッとした。 慌てて手を振り否定する。
フィグ
フィグ
セル・ウォー
フィグ
目の前の女が悲しげに笑ったような気がして、目を逸らしたくなる。 ふとした瞬間イノセント・ゼロ様に似るこの兄弟たち。 今まで一度も似たところを見たことのない女が今はっきりとイノセント・ゼロ様に重なって見えた。
フィグ
セル・ウォー
急に全く関係のないことを言われて面食らう。 彼女は先ほどまでの会話がなかったことのように再び声を発した。
フィグ
セル・ウォー
フィグ
セル・ウォー
フィグ
彼女はぽんぽんとベッドのマットレスを叩く。
セル・ウォー
フィグ
フィグ
ぽんとよこされたのは冷たい何か。 目を下に落とすと、透明な台形の物体が見えた。
セル・ウォー
フィグ
氷に味などあるものか。 やっぱりこの女はどこかおかしいのかもしれない。 彼女はガリ、と氷を口に入れ噛み砕いた。 断るわけにもいかず自分も氷を口に含む。
フィグ
部屋から出た僕はふと氷をよく食べるのは貧血の症状だとかどこかで聞いたようななどと思いつつ任務を遂行するべく城の中を進んだ。
一体いつのことを思い返していたんだったか。 顔を上げれば砂の神杖や光の神杖など、敵である男たちの顔が目に入る。 街を襲ったイノセント・ゼロ様に見捨てられたのがついさっきのこと。 ここは素直に情報を吐いたほうがいいのかもしれない。 どうせ情報を少し教えたところであの化け物のような兄弟たちが負けるはずもない。 、、、まあ、あの長女は別か。
セル・ウォー
セル・ウォー
セル・ウォー
セル・ウォー
レイン・エイムズ
セル・ウォー
セル・ウォー
ドット・バレット
ランス・クラウン
セル・ウォー
セル・ウォー
セル・ウォー
オーター・マドル
セル・ウォー
セル・ウォー
オーター・マドル
セル・ウォー
セル・ウォー
セル・ウォー
オーター・マドル
セル・ウォー
セル・ウォー
セル・ウォー
ライオ・グランツ
ライオ・グランツ
ライオ・グランツ
ライオ・グランツ
ライオ・グランツ
ライオ・グランツ
ライオ・グランツ
ライオ・グランツ
ライオ・グランツ
砂の神杖に引きずられていきながらふと思った。 五男ドミナ様の敗北を長女は知らない。 悪魔の五つ子である彼らが負けることなど 中々考えにくいが、もしも、もしも。 負けてしまえば、死んでしまえば? 長女は一体どうするのだろう。
セル・ウォー
あれだけ言いたくないと思っていた言葉がするりと口からこぼれ落ちた。
コメント
2件
初コメント失礼いたします。 いみふ様の作品はどれも文章が丁寧で、とても見やすく感じました。 今後ともご無理なく、ご自身のペースで頑張ってください✨ 長文失礼いたしました💦