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あてんしょん! ※オリ主出てきます ※作者は豆腐メンタルです ※誤字脱字たまにあります ※原作改変します、してます ※解釈違いと地雷の気配を感じたら即ブラウザバック推奨です。 ※キャラ崩壊の可能性あり(しないような努力はしておりますが、、、) ※無断転載したら吊し上げます。晒し上げるのでなく吊し上げます。 大丈夫ですね?それでは、どうぞ!
デリザスタ
デリザスタ
デリザスタ
デリザスタ
憎い、憎い、こいつが憎い。 マジメ野郎に臆病なガキ。 オレたちみたいに殺す側ですらない、少し前まで平和な世界でぬくぬく暮らしてきたこいつらが。 生き返ったら、真っ先に殺して、それで? ああ、でも本当は。 そんなことどうでもいい。 こいつらが死のうが生きようが。 思い出すのは2つ年上の姉の顔。 何を考えているかわからない姉の顔。
────デリザスタ、だいすきよ────
それでも、はっきりした愛を伝えてくれる姉の顔。 兄も弟も父も、どうでもいい。 けれど、姉だけは。 あの姉は、自分の死に気づくだろうか。 必ず気づくと確信めいたものがある。 だから、死にたくない。
デリザスタ
自分の身体が無残に潰れる音がした。
死の一文字が頭に浮かぶ。 赤い髪の自戒人。 どうやら私の人生は彼に殺されて幕を閉じるらしい。 プリンとの過去がまざまざと思い出され、最後に。
────いつも、ありがとう────
姉の顔が見えた、気がした。
エピデム
ごふりと一度血を吐いて、私の視界は暗転した。
ファーミン
ファーミン
ファーミン
ファーミン
ファーミン
砂にズブズブとのまれながら、僕はこの蟻地獄の元凶のメガネに向かって叫ぶ。 対して、メガネは静かに言った。
オーター・マドル
オーター・マドル
オーター・マドル
ファーミン
────わたしのかたわれ────
ぼんやりと妹の、片割れの顔が浮かび、、、 身体が潰される音が、した。
一方その頃。 デリザスタやエピデムの部屋から遠く離れた奥の部屋。 ファーミンの部屋からも離れた部屋。 そのまた奥の部屋のベッドの上で、おぼろげなアメジストの瞳がゆらりと開く。 一拍置いて、その瞳の主はハッと目を見開いた。
フィグ
フィグ
その声に応えるものは誰もいない。