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#1を見てない方はそちらから見た方がわかりやすいかと思います。
#1を見ていなくても、楽しめるとわ思います。でわ、どうぞ。
これは美夢が20歳になるまでの人生を描いた物語。
小学校5年生で母と姉ががいることを知り、K県に引っ越してきた美夢。
毎日が幸せだったある日。
だんだんとその幸せが崩れていく音がきこえた。
私の両親は共働きをしていた。
夕方になると母が。夜になると父が帰ってきた。
そして土日は父も母も仕事がない。そのため、家族全員で過ごす時間が多かった。
この頃には仲のいい友達もでき、夏は家族でプールに行き、友達と花火大会や夏祭りにも行った。何もかもが楽しく、全てが充実していた。
そんな夏の終わりの出来事...
美夢
美夢
パパ
美夢
パパ
美夢
美夢
パパ
美夢
美夢
パパ
美夢
パパ
美夢
パパ
パパ
美夢
美夢
パパ
美夢
次の日。いつも5時には家に帰ってくるはずの母が何時になっても帰ってこなかった。
そのまま3日が過ぎた。
学校から帰ってくると父も母も家にいた。
その場の空気はピリピリとしており、2人ともただお互いを見つめ合うだけで何も話をしなかった。
いや、私が帰ってきたから話をするのをやめたのだろう。
その日の夜...家族全員で話をしなくちゃいけない事があると言われ、やはり空気がピリつく中、5人でテーブルを囲んで座っていた。
最初に言葉を発したのは多分父だったと思う。
パパ
父がキレているのがひと目でわかった。
お母さん
パパ
お母さん
パパ
お母さん
パパ
パパ
パパ
藍香
パパ
美夢
パパ
美夢
藍香
パパ
美夢
パパ
パパ
美夢
パパ
お母さん
パパ
お母さん
パパ
パパ
藍香
パパ
美夢
パパ
優香
パパ
10分もしないうちに、母は浮気相手とともに暗闇の中に消えていった。
次の日の朝。私は起きて1階におりた。まだ、優香も藍香も起きてないらしい。
空気は重たく、そして冷めていた。
私はその時、父の泣いている姿を初めてみた。
涙の理由が怒りなのか、寂しさなのか私にはわからなかった。
藍香も優香も降りてきたが、誰も喋る事はなく、ただ時間だけが過ぎていった。
その日、父は私にお前が母親だといった。
なぜ私だったのかは未だにわからない。
しかし、家事全般を毎日させられた。少しでも優香や藍香にやらせようものなら怒鳴りつけられた。
そして私は小学校6年生へと進級した。
母がいない生活にはとっくに慣れ、その頃には父の態度も今まで通りに戻っていた。
しかし、ある夏の日。私はあの日から少しずつどん底へと堕ちていったのだと思う。
私の部屋にはエアコンがなく、寝るには暑すぎるため父と共に1階で寝ていた。
私が寝ようと思い、目を瞑ろうとした時、急に父が話しかけてきた。
パパ
美夢
パパ
美夢
パパ
美夢
パパ
美夢
パパ
美夢
私の手を持った父は、私の手を父の布団の中にそっといれた。
そして、お腹の下あたりに手を置いた。
そこは少し膨らんでおり、硬いものが手にあたった。
その時私は小6だったが、それが何か一瞬でわかった。
そして、何も言えず固まっているとまた私の手を取って今度はのズボンの中へそして、下着の中へと私の手をいれていった。
そこまで来た時、私は悲しみと恐さが混じり泣いてしまった。
パパ
美夢
パパ
美夢
パパ
パパ
美夢
そして父が先に眠り、私も数分後には眠りについていた。
この出来事が夢であったなら、と何度願ったことか。
次の日ら父は何事も無かったかのような態度を取り、私に接してきた。
私もそれに合わせるかのように、出来るだけいつも通り接した。
その日以来、父が私に何かをさせる事も何かをしてくる事も無かった。
私の存在価値#2を読んでいただきありがとうございます。
できるだけ卑猥な表現をこれでも避けたつもりです。
次の話は♡が300個になり次第書かせていただきます。
少しでも私の話を待っていてくださる方がいるのなら、幸いです。
では、#3でまたお会いましょう。