俺は今日もこの道を歩く。
幼馴染に捨てられた、親が死んだ、この場所を。
消せない記憶が、全て悟ってくる。
舞灯
華唯
真那
華維
零
誰も、俺に挨拶なんてしない。
だって、人殺しだもんね。
華唯
零
舞灯
真那
華維
華維
華維
教室を通る風。
教室を輝かせる太陽。
騒がしいクラス中の声。
teacher
教師の声も全てが苛立たしい。
華維
それから逃げるように俺は教室を出た。
華維
ガチャその音と共に誰かが入って来る。
雫
華維
人が来るなんて思ってなかった。
雫
華維
雫
華維
半分嘘で半分本当。親は俺のせいで死んだ。
雫
雫
雫
華維
華維
雫
雫
華維
久しぶりに話した幼馴染は、ずっと暗めなしずくだった。
昔の俺はちょっと怖くて避けてたけど、w
雫
華維
雫
そんなことを言いながら笑う君。
今日はちょっと楽しかったな。
しずく、意外と優しいんだ。
華維
できるかな。仲良く、
期待するだけ無駄か。
華維
華維
生きたいように、ね。
今日は土曜だし、散歩してる。
華維
ここ、昔遊んだな、
まあ、どうせもう関係ないけど
……誰だよ。
真那
華維
真那
真那
華維
真那
華維
華維
真那
華維
なんで泣いてんだろw
馬鹿じゃん。
……死にたい。
華維
「誰も君を必要としないのに」
華維
華維
華維
華維
華維
華維
一緒に笑ってくれるまひも、
悪いことしたら一緒に謝ってくれるかいも、
何処でも助けてくれるまなも、
慰めて元気付けてくれるれいも、
もういない。
バカするのも、怒られるのも
泣くのも、笑うのも
もう、期待できない。
いらない。そんなもの捨てろ。
俺は、これでいいの。
華維
冷たい。
しずくにお礼だけ言っとけばよかったな。
ま、いいか。
苦しい。辛い。
けど、多分もう、
死ねる、から、。
雫
雫
雫
ちょっと遅かった、な
雫
零
舞灯
雫
雫
真那
雫
華唯
雫
華唯
雫
雫
雫
雫
華唯
華維
雫
華維
雫
nurse
華維
nurse
華維
死ねなかった、んだ。
nurse
華唯
華維
華唯
華唯
華唯
華唯
華維
華維
華維
華維
なんで、諦めたでしょ?
いいよ、そういうの、
話さなくていい、俺だけ知ってればそれでーーーーー
『本当にいいの?』
華維
華唯
華維
雫
華維
雫
華維
雫
雫
華維
雫
雫
雫
華維
きっと、あの思い出は一生の傷。
だけど、あの挫折は一生の絆を生んだ。
そして、俺の運命でもあった。
もしあのとき、雫ガー屋上に来ていなかったらーーーー
もしあのとき泣き叫んでいたらーーーー
でも、それも人生の思い出。
今、俺が俺でいられて、幸せだと思えるのは。
みんながいてくれたから。
ほんとにありがとう。
end
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