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■GO!GO!ウェイター・後編■ エル(大学生)✕うさぎ(ウェイター) 再掲
あれからひと月。
そんな訳で、あれから毎日電話だったりメールだったり···まあ結構やりとりしてんだけど。 今、何でだか半同棲になってる次第で。
いや~数週間前まではさ、世界が滅ぶかもしれないとは思ってもさ。 ま、まさか自分に彼氏ができるとは。
蚊のまつげほども考えたことなかったなー··· 蚊にまつげ有るのかってさえ、考えなかったよなー···
そんで今は、俺の部屋にエルくんがいる。
L「全ては俺の猛アタックの成果やな」 兎「なにを得意げに」
L「うーくんウェイターのコス最高!ひと目惚れしちゃったもん!」 兎「コスじゃなくてユニフォーム!」
L「んで話してみたら、もっと好きになっちゃって···はいチョコレート!」
もおチョコより甘い顔でニッコニコしてるよ、この人。 可愛いんだよまったく······///
兎「でもよく思い切ったね?フツー男に告るってないでしょ、ドン引きされるの考えなかった?」
L「え、だってオレ絶対自信あったもん」 兎「もう俺様め、何の自信だよっ」
L「···惚れさせる自信やぁ!」
言うと同時に抱きついてくる直球な恋人。 ちょっと呆れるけど、まあそんなとこが良かったんだろうな~俺。
L「だって事実、惚れさせちゃったしな」 兎「わーわーわー聞こえない聞こえなーい!///」 ······もぉ押されっぱなしだよ〜///
兎「ん··· でもエルくんホント毎日来るのな、店」 チョコレートの包み紙を開けながら、エルくんの顔を見て言う。
L「大学近いやん」 兎「あー学生もたくさん来るね」
するとエルくんは『あ!』という顔になり、おでこをくっつけるようにして。
L「ね、仕事中に声かけられたことあるん?」 と聞いてきた。
兎「え?あるよ?」
L「ちょっとー!口説かれちゃあかんやろー!」 口説いたヤツが声を大にして言うか。
兎「声かけられただけだって。別にそれで付き合ったりした事は、無かったですよ?」
ホント、なかったよ?営業スマイルで『すいません』って。
L「何?女の子も?」 兎「いや女の子ばっか。それフツーでしょが」
L「女子出入り禁止」 兎「それ営業妨害」 L「開店から閉店まで張っとこかな」 兎「それストーカー」
···まあ冗談はさておき。 兎「今まで誰の誘いもお受けした事はなかったわけですよ。それこそ可愛い女の子でも」
不満げに唇をちょっと突き出すエルくんが子供みたいで可愛いから、何だか保母さんのように丁寧に言って聞かす。
兎「その俺がよ?事もあろうにエルくんには、その何だ、アレだ」 L「アレって何」
兎「く、···口説かれちゃった、ワケよ?///」
ああ、言ってて自分のホッペが熱くなってくのがわかるよ恥ずかしい〜///
そしてエルくんは一瞬きょとんとしたのち、すぐに満面の笑みになる。 こういう単純なトコもポイントね。
L「もぉ、うーくん最高!そんなにベタ惚れしてもらっちゃって俺もう人生勝ち組やわー!」 兎「ベタ惚れってほどじゃないしっ···///」
とか言いながら、そんなキュッと抱きすくめられたら益々顔が赤くなるだろ!///
兎「あ、でも」 L「うん?」 ···思い出したら、
兎「ホストなお兄さんにさ、オーダーの時『コレとコレと、キミ!』って手を握られた事は~」
何度か、うん。
L「なんやてぇぇえ~~!?」 兎「ちょ、顔の近くでうるさいよw」
L「なに笑っとんの!もぉ仕事中にお客とクチきいちゃあかん!」 兎「それ仕事にならない!ww」 可笑しくて、ついつい笑っちゃう。
結構ヤキモチ妬きの年下な彼氏は、扱い易かったり、からかいたくなったり。
ま、そんなこんなでね? 今まで以上に楽しく働けている毎日なんです。
当店では、ラザニアとロイヤルミルクティーがオススメですよ。 近くにお越しの際は是非お立ち寄りを!
END オススメは2人のイチャイチャでしょ!