誰かに愛されるなんて幸せ
私に感じる価値などない
知らなくていい
私も…みらも…
チュッ…
りら
気付けば、平野紫耀の唇が
私の唇に合わさっていた
恋をしている女性は、このような状況のとき、ドキドキするのだろうか
私にはその感情が分からない
りら
平野の唇を、授業中にされてしまった恥と共に突き放した
紫耀
りら
りら
紫耀
紫耀
コイツ…自分のしたことがどれだけ酷い事かわかってないのか…!?
りら
紫耀
紫耀
紫耀
りら
りら
紫耀
りら
講師
りら
孔明大学 1F 生徒玄関
紫耀
紫耀
りら
紫耀
りら
紫耀
りら
紫耀
りら
紫耀
りら
紫耀
りら
紫耀
りら
平野はそそくさと行ってしまった。
りら
その時だった…。
男
男
男はナイフを持っている。
その瞬間、男の視線は私に向き 襲い掛かって来た。
男
りら
死を覚悟した瞬間に…
グサッ…
紫耀
私の目の前には…右腕にグサリとナイフが貫通した平野がいた。
男
紫耀
平野は男を一蹴りした。
男はその場で倒れた。
その後、平野の方を見た。
右腕は血で赤く染まっていた
りら
りら
紫耀
だめだ。
血を見る度、みらの事を思い出す…。
りら
気付けば私は平野にすがり付いていた。
その後の記憶は…覚えてない…。
孔明大学 1F 医務室
りら
紫耀
りら
紫耀
りら
なんでだろう。
さっきまで、平野の事なんてウザいとしか思ってなかったのに…
今は…とても安心している。
紫耀
りら
でも…言えない。
みらの事は…。
りら
5年たった今…
私は、「制限」に苦しんでいる…。
コメント
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続き早く見たいです