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Limit ~復讐の制限~

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Limit ~復讐の制限~

3 - 俺だって「制限」に苦しんでるんだよ…。

♥

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2021年01月25日

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聞きたい

君の素性を

君の話を聞けば、俺の中の空白が埋まるような気がしたから…。

紫耀

りらちゃんが…

紫耀

あの子と繋がってるなら…。

平野家 食卓

茜(あかね)

これで揃ったな

蒼依(あおい)

てか、良い年してみんなでテーブル囲んでご飯食べるって…キモいんだけど…

黒斗(くろと)

茜、まだ…あいつが…。

黒斗がとある部屋のドアに視線を向ける

茜(あかね)

チっ…面倒臭い女だなー。紫耀、見てきてくれないか?

紫耀

あぁ…。

コンコン…

紫耀

紫…?

紫耀

兄さん達待ってるぞー?

紫(ゆかり)

………………………

紫(ゆかり)

いま…行く…。

茜(あかね)

やっと、揃ったな。

蒼依(あおい)

紫、さっさと降りてきてよ。こんな所、いたくないんだから!

黒斗(くろと)

しー。蒼依、母さんが来る。

コツコツ…

平野家の母

揃ったのね。

茜(あかね)

こんばんは、お母様。

蒼依(あおい)

こんばんは…。

黒斗(くろと)

お母様、こんばんは。

紫耀

こんばんは。

紫(ゆかり)

………………………

平野家の母

紫、お母様に挨拶出来ないのかしら?

平野家の母

ルールがなってない!

バシャッー!

母は思いっきり紫にワインをかけた。

紫(ゆかり)

……………………………

紫(ゆかり)

こんばんは…。

茜(あかね)

…………………

蒼依(あおい)

クスッ…

黒斗(くろと)

蒼依…(小声)

平野家の母

いただきます。

紫耀

いただきます。

茜(あかね)

いただきます。

蒼依(あおい)

いただきまーす♡

黒斗(くろと)

いただきます…。

紫(ゆかり)

いただき…ます…。

地獄とも言える晩餐の時間が始まった。

平野家の母

そういえば、紫耀、大学はどうなの?

紫耀

やっぱり、孔明はレベルが高いね。勉強し甲斐があるや。

平野家の母

そう…。平野家の次期当主はやはり、貴方が…

茜(あかね)

ちょっと待って下さいお母様!

平野家の母

なぁに?茜、人が話をしている間を遮るのはルールがなってないでしょう?

茜(あかね)

何故長男の僕ではないのですか!?

茜(あかね)

僕はッ…平野家の為に、精一杯尽してきたと言うのに!

平野家の母

そんなの、知ったことじゃないわ笑

平野家の母

地方の大学にしか入る事の出来なかった貴方が…当主ですって?

平野家の母

笑わせないで。

食卓は静まり返った

茜は、自分が当主になれなかった事に腹を立てている。

蒼依は、自分が嫌いな紫が母親に叱られた事が気に入ったのか、ニコニコしながら料理を口に運んでいる。

黒斗は、時々紫の様子をみながら、蒼依と同様、ニコニコしながら料理を口に運んでいる。

そして、肝心の紫は。

紫(ゆかり)

…………………………

俺にしか分からない合図を送った。

紫が瞬きを3回すると…。

「私を守れ。」という合図。

紫耀

…………………

俺は、紫に逆らう事が出来ない。

紫耀

ごちそうさま。

紫耀

紫、紫の部屋の辞書、借りていいか?

紫耀

勉強したいんだ。

嘘、勉強なんかするわけないだろ。

紫の部屋になんとかして入らないと。

紫(ゆかり)

わかりました。

紫(ゆかり)

ごちそうさまでした。

紫の部屋に行った。

紫耀

ごめん、紫。

紫(ゆかり)

兄ちゃん…助けてくれなかったね…。

紫(ゆかり)

あはは。

紫はもう、狂っていた。

いや、狂わされた。

紫(ゆかり)

ねぇ、りらちゃんと接触取れたんでしょ?

紫(ゆかり)

どこまでしたの?

紫耀

キス…は。

紫(ゆかり)

だけ…?

紫(ゆかり)

SEXは?しろって言ったでしょ?

紫耀

出来ねぇよ…。

紫(ゆかり)

出来ないじゃない、するの。

紫(ゆかり)

さっさとあの子に種付けして、兄ちゃんから離れないようにしなくちゃ。

紫(ゆかり)

そこにあんたの意思なんて関係ない。

紫耀

……………

紫(ゆかり)

それとも、りらちゃんに言っちゃっていいの?

紫(ゆかり)

あ・の・こ・と♡

紫耀

それはっ…!

紫耀

言わないって約束だろ!?

紫(ゆかり)

場合によっちゃ、約束だって武器になるのよ?

紫(ゆかり)

兄ちゃんが教えてくれたでしょ…?

なんでコイツの指示に従わないといけないんだよ。

俺だって、「制限」に苦しんでるんだよ。

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