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俺は、確かめたかったんだ
中途半端にしたくなかったんだ
だから莉亜達を誘った
啓太
おい、裕也
裕也
お？なんだよ
啓太
いや、俺さ
裕也
うん
啓太
莉亜達誘ったわ
裕也
まじ？オケだった？
啓太
うん
裕也
じゃあ良かったじゃねーか
啓太
あぁ、はっきりさせてくるよ
啓太
どっちが好きなのか
啓太
をね
裕也
おう、男らしくはっきりさせてこ！
啓太
おう
真衣
ねぇ、莉亜？
莉亜
うん？
真衣
裕也も来るかな？
莉亜
あー、聞いてみる？
真衣
うん、お願い🙏
莉亜
あ、
莉亜
来るって
真衣
そうなんだ😊
莉亜
ま、そりゃ気にしますよねー
莉亜
好きな人だもん
真衣
もう！いちいち言わなくて良いよ！笑
莉亜
笑笑
そう、
真衣は裕也が好き
裕也も小学校からの友達
私と真衣が同じ中学で
裕也と啓太が同じ中学に分かれた
莉亜
じゃあね〜〜
真衣
うん、ばーい
ピロリン♪♪
莉亜
？
莉亜
あ、啓太だ
時間通りに来いよ
莉亜
はいはい、分かってます笑
莉亜:ねぇ啓太、
啓太:うん？
莉亜:私
莉亜:啓太のこと
莉亜:好き…だよ
啓太:ありがとう
啓太:俺も好き
莉亜
え？？！
啓太:でも
啓太:実はわからないんだ俺
啓太:好きな奴が2人いるんだ
莉亜:誰？
啓太:お前と
啓太:真衣だ
莉亜
？？？！！！
啓太:それを秋祭りではっきりさせたかったんだ
啓太:ごめんな
莉亜
え………
莉亜:でも、！
啓太:この話
啓太:莉亜に言っといてくれ
啓太:じゃあな
莉亜
え、ちょっ！
莉亜
えーー………
莉亜
なにそれ…
私はこの事を真衣に言った
真衣
まじか……
莉亜
うん…
莉亜
あー！なんであの時言ったんだろ〜！
真衣
それは知らんが…
2日後
真衣
私、啓太のこと
真衣
好きなのかもしれない
莉亜
は？！
莉亜
なに言ってんの？！
真衣
だって、
真衣
あの話してからずっと啓太のこと考えてる。
真衣
好きっていうか…
真衣
気になってる…？かな
莉亜
（まじか…）
莉亜
（かと言って真衣を恨むってわけでもないんだよな……）
莉亜
（どうしよう）
莉亜
（真衣に）
莉亜
（取られる……！！）
莉亜
（真衣私より可愛いし…）
裕也
なぁ、
啓太
？
裕也
お前さ、まじであの2人なの？
啓太
うん、なんで？
裕也
いや、なんでって
裕也
意外だなと思ってさ
啓太
そうか？
裕也
あぁ、すごく
莉亜の事は分かんないけど、どんどん好きになってって
真衣は親しみやすくて勉強もできて
正直どっちも好きだ
たまに
2人が合わさって1人になれば良いなんて馬鹿な事まで考えてる
啓太
なんでなんだよ……
莉亜
（どっちなの？）
真衣
（なんでなんだろう。この感覚）
裕也
（きっとこれから本当の恋が始まる）
莉亜
（どっちかなの。どっちかだけなの）
莉亜・真衣・啓太
どっちなんだよ……
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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