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紅優
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6件
そろそろ危ないか………!そろそろdn十二席入るかな………? 最近頻度高くて嬉しいです!頑張ってください!
海沿いの工業地帯。
王骸級残滓との戦闘。
その場にいた全員が。
止まっている。
第一席。
《白夜》。
緑龍 風雅。
その身体が。
確かに揺らいだ。
赫鞘 樹《赫災》
普段なら。
絶対に崩れない。
十二席の中心。
最強。
その存在が。
限界を見せた。
龍樹 琥珀《葬列》
琥珀は低い声で呼ぶ。
しかし。
風雅は前を向いたままだった。
緑龍 風雅《白夜》
龍樹 琥珀《葬列》
即答だった。
残滓が動く。
巨大な腕が振り下ろされる。
灰渕 博《静界》
空間が固定される。
しかし。
王骸級の力は。
完全には止まらない。
灰渕 博《静界》
愛水 怜《無刻》
十二席全員が理解する。
今までの残滓とは違う。
単純な強さではない。
存在そのものが異常。
その時。
風雅が一歩前へ出る。
緑龍 風雅《白夜》
蛙神 蓮《断鐘》
緑龍 風雅《白夜》
だが。
颯だけは気付いた。
風雅の手。
僅かに震えている。
白狐 颯
風雅を見る。
白狐 颯
一瞬。
静寂。
緑龍 風雅《白夜》
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
風雅は自分の腕を見る。
黒い紋様。
緑龍 風雅《白夜》
緑龍 風雅《白夜》
颯は息を呑む。
しかし。
風雅は続ける。
緑龍 風雅《白夜》
緑龍 風雅《白夜》
その言葉に。
琥珀が拳を握る。
龍樹 琥珀《葬列》
龍樹 琥珀《葬列》
風雅は少しだけ笑った。
緑龍 風雅《白夜》
残滓が咆哮する。
黒い衝撃波。
颯の足元。
再び。
黒いノイズ。
しかし。
今度は違った。
ノイズは暴走していない。
まるで。
颯自身が選んでいるようだった。
白狐 颯
風雅を見る。
苦しみながら戦っている。
十二席全員を守ろうとしている。
自分は。
何のためにここにいるのか。
颯は刀を握る。
白狐 颯
全員が振り返る。
蛙神 蓮《断鐘》
龍樹 琥珀《葬列》
颯は首を振る。
白狐 颯
白狐 颯
白狐 颯
「まだ弱い。」
でも。
白狐 颯
白狐 颯
白狐 颯
風雅は静かに見る。
そして。
小さく頷いた。
緑龍 風雅《白夜》
颯は前へ出る。
第一接続。
《透過》。
身体の輪郭が揺らぐ。
残滓の攻撃。
腕が振り下ろされる。
しかし。
すり抜ける。
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
琥珀が叫ぶ。
龍樹 琥珀《葬列》
龍樹 琥珀《葬列》
颯は驚く。
その瞬間。
颯の動きが止まる。
風雅が前へ。
緑龍 風雅《白夜》
空間が白く染まる。
第二スキル。
《白界》。
重力。
衝撃。
熱。
周囲の法則が書き換わる。
残滓の動きが完全に崩れる。
緑龍 風雅《白夜》
しかし。
次の瞬間。
風雅の身体に激痛。
黒い紋様が広がる。
桃園 天音《灯火》
天音が駆け寄る。
風雅は片膝をつく。
緑龍 風雅《白夜》
第一席が。
初めて。
戦場で膝をついた。
残滓は消滅した。
勝利。
しかし。
誰も喜べなかった。
颯は風雅を見る。
そして理解する。
強さとは。
ただ勝つことではない。
背負い続けることでもある。
帰還後。
医療区画。
風雅は一人で座っていた。
そこへ。
颯が来る。
白狐 颯
風雅は見る。
白狐 颯
白狐 颯
白狐 颯
白狐 颯
風雅は少し驚く。
そして。
笑った。
緑龍 風雅《白夜》
その頃。
地下第五封印区画。
黒核。
ドクン。
ドクン。
そして。
声が。
特別封印庫の中に響く。
「第一席」
「限界が近い」
黒い粒子が揺れる。
「だからこそ」
「境界が必要になる」