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紅優
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コメント
6件
jpさんの体は大丈夫なのかな…… dnが候補として認められたけど黒核は封印されているのになんだか見守っている感じがして不気味だな…… 続き待ってます!
境界局本部。
王骸級残滓討伐から三日後。
表向きには。
「十二席による迅速な対応」
として発表された。
市民からは。
《十二星》
として称賛される。
しかし。
境界局内部では。
別の問題が浮かび上がっていた。
十二席会議室。
巨大な机を囲み。
十二席が集まる。
ただ。
第十二席は。
まだ空席のままだ。
愛水 怜《無刻》
画面に映る。
《境界》
《第一接続︰透過》
愛水 怜《無刻》
愛水 怜《無刻》
少し間。
愛水 怜《無刻》
灰渕 博《静界》
愛水 怜《無刻》
沈黙。
黒巌 凛《灰霞》
赫鞘 樹《赫災》
黒巌 凛《灰霞》
会議後。
訓練場。
颯は一人で木刀を振っていた。
王骸級戦。
自分は役に立てなかった。
そう感じていた。
白狐 颯
第一剣技。
《断歩》。
踏み込む。
しかし。
止まる。
白狐 颯
迷い。
その時。
足音。
葬列。
琥珀だった。
龍樹 琥珀《葬列》
颯は振り返る。
白狐 颯
琥珀は木刀を取る。
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
開始。
颯が踏み込む。
《断歩》。
速い。
黒核事件の頃とは違う。
確実に速くなっている。
しかし。
琥珀は避ける。
一本。
半歩。
未来を読むような動き。
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
龍樹 琥珀《葬列》
木刀が颯の肩で止まる。
龍樹 琥珀《葬列》
颯は黙る。
龍樹 琥珀《葬列》
龍樹 琥珀《葬列》
龍樹 琥珀《葬列》
龍樹 琥珀《葬列》
颯は木刀を見る。
その日の夜。
第一席専用区画。
白夜────
風雅は報告書を見ていた。
そこには。
《第十二席候補︰白狐 颯》
風雅は静かに呟く。
緑龍 風雅《白夜》
その時。
扉が開く。
龍樹 琥珀。
龍樹 琥珀《葬列》
風雅は顔を上げる。
龍樹 琥珀《葬列》
沈黙。
緑龍 風雅《白夜》
緑龍 風雅《白夜》
琥珀は頷く。
龍樹 琥珀《葬列》
龍樹 琥珀《葬列》
少し笑う。
龍樹 琥珀《葬列》
風雅は答えない。
翌日。
境界局中央広場。
局員全員が集められていた。
理由。
新しい発表。
局長が壇上へ上がる。
局長
局長
局長
騒めき。
颯もその場にいる。
局長は続ける。
局長
局長
局長
一瞬。
空気が止まる。
局長
拍手。
しかし。
まだ。
《第十二席》ではない。
颯は拳を握る。
少しだけ。
前へ進んだ。
その夜。
地下第五封印区画。
特別封印庫。
黒核。
ドクン。
ドクン。
黒い粒子が揺れる。
そして。
声。
「まだ資格は足りない」
「だが」
「境界は近付いている」
その奥。
一瞬だけ。
白い光が見えた。