黒百合紡ぐ
黒百合叶え
黒百合紡ぐ
黒百合奏斗
黒百合紡ぐ
黒百合繋ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合叶え
黒百合奏斗
黒百合繋ぐ
ぎゅー
黒百合奏斗
黒百合叶え
黒百合紡ぐ
黒百合繋ぐ
黒百合叶え
そんな願いは儚く消えた
黒百合紡ぐ
黒百合繋ぐ
黒百合紡ぐ
当時の私はまだ4歳で姉さんは14歳 幼いながらに感じた 『お父さんとお母さんには もう会えない』
あれから6年
黒百合紡ぐ
黒百合繋ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合繋ぐ
黒百合繋ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合繋ぐ
この時繋ぐのお腹には叶うが居た
黒百合紡ぐ
たかちゃん
たかちゃん
たかちゃん
黒百合紡ぐ
たかちゃん
黒百合紡ぐ
マイキーの家
マイキー
黒百合紡ぐ
マイキー
黒百合紡ぐ
圭介
黒百合紡ぐ
圭介
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
圭介
真一郎君
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合繋ぐ
黒百合繋ぐ
真一郎君
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合繋ぐ
真一郎君
黒百合紡ぐ
幸せだった
お父さんとお母さんが居なくても私は幸せだったし、生きていけた
それは姉さんが居たから
少しして叶うが産まれた
黒百合繋ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合繋ぐ
黒百合繋ぐ
黒百合紡ぐ
私はその時の姉さんの言葉の意味を 理解してなかったんだ
ある日突然それは起こった
姉さんが殺された
殴殺だったらしい
黒百合紡ぐ
真一郎君
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
明司君
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
この後に聞かされた話姉さんは 脳腫瘍を患っていて 長く生きられない身体だった
私が中1に上がった頃だった
それからは荒れに荒れまくった
全部どうでもよかった
世界が色褪せて見えた
マイキー
圭介
たかちゃん
ドラケン
たかちゃん
黒百合紡ぐ
私は家を出た
元々マイキー達と一緒に 稽古してたから喧嘩は強かった
喧嘩して喧嘩して喧嘩して
黒百合紡ぐ
小牧
小牧と会ったのもこの頃だった
私と同じような居場所のない子、 苦しんでる子を助けていく内に 「鬼姫」なんてチームが出来てた
千春
黒百合紡ぐ
小牧
千四姉妹「うわぁ副総長こわぁい」
小牧
千夏
千秋
千冬
この子達は“千四姉妹” 割と有名な子達で 今は鬼姫のそれぞれの部隊をまとめる隊長
千春
千夏
千秋
千冬
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
千夏
潤(うる)の彼氏はブラックドラゴンに所属する人だった
姉を殺したのも 9代目ブラックドラゴンだった
ブラックドラゴンとの抗争に発展した
斑目
黒百合紡ぐ
ガツン!
モブ
結果潰すまではいかなかったけど 鬼姫が勝利した
真一郎君
真一郎君
黒百合紡ぐ
真一郎君
真一郎君が土下座した
真一郎君
真一郎君
真一郎君
黒百合紡ぐ
真一郎君
真一郎君
黒百合紡ぐ
黒百合繋ぐ
これを読んでるってことはきっと私は死んじゃったんだね。
紡ぐ笑えてるかな?幼い頃に両親を亡くした紡ぐにとって私は紡ぐの全てだったと思う。私も紡ぐが全てだった様に。でもね、紡ぐは1人じゃないよ。真くんもいるし叶うも万くんもいる。寂しいかもしれない。辛いかもしれない。これから先理不尽な事に立ち向かわなきゃいけないかも。それでも生きて
生きてさえいれば何度でもやり直せる!大丈夫!紡ぐは強いから!紡ぐはお父さんとお母さんの子で私の妹だもの!だからどんな紡ぐも大好きで愛してるよ!でも1番幸せに笑ってる紡ぐが大好き!そんな紡ぐが1番可愛いよ!きっと紡ぐは光の下で生きるのが似合うわ!お姉ちゃんは一足先にお父さんお母さんのところ行くけど、紡ぐはゆっくり来てね!幸せにどうか生きて。叶うをよろしくね!最後に私の大好きで自慢の妹紡ぐへ愛してる!
あなたの姉さん繋ぐより
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
真一郎君
黒百合紡ぐ
真一郎君
黒百合紡ぐ
真一郎君
マイキー
マイキー
マイキー
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
マイキー
叶う
黒百合紡ぐ
叶うを抱き上げる
叶う
黒百合紡ぐ
叶う
黒百合紡ぐ
『長い旅だったねおかえり』
黒百合紡ぐ
姉さんの声が聞こえた気がした
涙が溢れた
鬼姫は解散することは無いものの 東卍零番隊として吸収された
圭介
マイキー
圭介
黒百合紡ぐ
圭介
圭介
黒百合紡ぐ
ドラケン
黒百合紡ぐ
小牧
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
黒百合紡ぐ
たかちゃん
黒百合紡ぐ
たかちゃん
こうして東京卍會はできたのだった