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我慢、できない

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我慢、できない

1 - 我慢、できない

♥

14

2019年07月15日

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鹿目 莉奈

んぅ……っ

鹿目 莉奈

やぁっ、

鹿目 莉奈

す、ずもとっ、さぁっ、

涼本 裕貴

っ……、

涼本 裕貴

(やば、締め付けて、離さない)

鹿目 莉奈

はぁっ、

鹿目 莉奈

壊れ、ちゃう……!

涼本 裕貴

くっ!ごめん、もう……

遡ること、2時間前

鹿目 莉奈

はー、営業回りって、こんなに大変だなんて……

涼本 裕貴

近辺ならすぐ帰れるから楽なんだけどね

涼本 裕貴

正直、電車で回るのも久々だしね

鹿目 莉奈

だって、社用車使えなかったから

涼本 裕貴

鹿目さんが「付いて行きます」って早めに行ってくれないから笑

鹿目 莉奈

え、私のせいなんですか笑

涼本 裕貴

うそうそ笑

鹿目 莉奈

でも、やっぱり来て良かったです

涼本 裕貴

そうなの?

鹿目 莉奈

だって、いつも電話でしか話した事無いし、自分が処理している物がどうやって使われてるかとか

涼本 裕貴

ふーん

鹿目 莉奈

何より、相手の顔が見れるってが良いですよね

涼本 裕貴

そうだね

鹿目 莉奈

(なんて、本当は彼と共通の客先を回って話のネタを増やしたかったなんて、言えないよね)

涼本 裕貴

今は、18時か……

涼本 裕貴

どうする?

鹿目 莉奈

どうするって、何がですか?

涼本 裕貴

会社に帰るか、直帰するか

鹿目 莉奈

こんな時、涼本さんならどうしますか?

涼本 裕貴

今から駅まで歩いて15分、そこから電車で2時間

鹿目 莉奈

よし、帰りましょ

涼本 裕貴

俺ならって、さっき聞いたよね笑

鹿目 莉奈

へへへ

涼本 裕貴

でも、賛成

涼本 裕貴

それと、これは提案なんだけど

涼本 裕貴

ちょっと飲まない?

鹿目 莉奈

えっ、いいんですか?

涼本 裕貴

会社的に?個人的に?笑

鹿目 莉奈

……両方です

涼本 裕貴

どうせ明日休みだし、付き合ってくれたから飲み代は出すよ笑

鹿目 莉奈

やったー!

鹿目 莉奈

あ、付き合っていただいたのは私ですからね

鹿目 莉奈

無理矢理付いてきたんですから

涼本 裕貴

はいはい

こうして、彼の奢りで飲む事になったのが、かれこれ1時間前

涼本 裕貴

鹿目さん、大丈夫?

鹿目 莉奈

……へい

涼本 裕貴

大分酔ってないように見えるけど、顔真っ赤だね

鹿目 莉奈

……もぉ、恥ずかしいです

涼本 裕貴

……可愛い

鹿目 莉奈

んにゃ?何か言いました?

涼本 裕貴

近くでタクシー拾うから、ちょっと歩くよ?

鹿目 莉奈

んー、……はい

涼本 裕貴

よっ、と

鹿目 莉奈

ふふー、歩けないですー

涼本 裕貴

え?

鹿目 莉奈

おんぶしてくださいー

涼本 裕貴

えー

鹿目 莉奈

雨が降るから、早く帰ったほうがいいですよー

涼本 裕貴

いや、雨が降る事とおんぶする事はイコールじゃ、

涼本 裕貴

うわっ、まじで降ってきた

鹿目 莉奈

んー……

涼本 裕貴

しまったな、この通り、全然タクシー来ないじゃ、

涼本 裕貴

……とりあえず、おぶって

涼本 裕貴

(俺がおんぶを渋ったのは、胸が当たるから気にするかと思ったけど、)

涼本 裕貴

……そっちが言い出したんだからね

鹿目 莉奈

んー?はーい

涼本 裕貴

ちょっと本降りになってきた

涼本 裕貴

(とりあえず雨宿り……)

鹿目 莉奈

あそこに行きましょーよー

涼本 裕貴

は?

涼本 裕貴

いやいや、ホテルじゃん

鹿目 莉奈

雨宿りするだけでしょー?

鹿目 莉奈

ちょっと休みましょーよー

涼本 裕貴

ちょっと、おぶってるのはこっちで、そっちは全然疲れてないでしょ

鹿目 莉奈

んん……

涼本 裕貴

(仕方ない、あくまで雨宿り、雨宿り)

そういってホテルに入ったのが、30分前

鹿目 莉奈

……なんか、暗いですね

涼本 裕貴

まぁ、そういう所だしね

鹿目 莉奈

濡れちゃったので、シャワー浴びてきてもいいですか?

涼本 裕貴

いいよ

鹿目 莉奈

(ちょ、ついさっき酔いが覚めたけど、)

鹿目 莉奈

どうなってんの……

鹿目 莉奈

まさかまさか、私?

鹿目 莉奈

そんなに酒癖、悪いのか……

鹿目 莉奈

はぁー…………

酔いが覚めて、シャワーを浴びて出てきたのが15分前

鹿目 莉奈

涼本さーん……

鹿目 莉奈

……寝てる?

鹿目 莉奈

ここ、完全にあれだよね

鹿目 莉奈

ラブホだよね

鹿目 莉奈

はぁー、もう何やってんの、私!

鹿目 莉奈

ばかばか!

鹿目 莉奈

どうしよう、このまま疲れたからって理由付けて寝るか、酔いが回って襲っちゃうか

鹿目 莉奈

……ちょっとだけなら、いいよね

鹿目 莉奈

(別に、イケメンじゃないんだけど)

鹿目 莉奈

……どこかカッコいいんだよね、可愛い所もあるし

鹿目 莉奈

母性本能がくすぐられる、というか

鹿目 莉奈

(えい、隙あ……)

涼本 裕貴

……何しようとしたの?

鹿目 莉奈

いや、あ、あの……別に

涼本 裕貴

人の気も知らないでさ

鹿目 莉奈

わっ、

鹿目 莉奈

(押し倒されちゃった……)

鹿目 莉奈

えっと、身動き取れないんですけど……

涼本 裕貴

あえて取れなくしてるんだけど?

鹿目 莉奈

私をどうするおつもりで?

涼本 裕貴

何いってるの?

涼本 裕貴

鹿目さんがしようとしてた以上の事をやるんだよ

鹿目 莉奈

いや、私は、

鹿目 莉奈

おっ、おでこにキスして「幸福があらんことを」的な事をしたかっただけで……

涼本 裕貴

ごめん

涼本 裕貴

もう、俺が、

涼本 裕貴

我慢出来ないんだ

鹿目 莉奈

え?

鹿目 莉奈

それは、つまり

涼本 裕貴

鹿目さんを愛したくて、愛されたくて、

涼本 裕貴

もう、我慢が効かないんだ

鹿目 莉奈

涼本さん……

涼本 裕貴

いや、ごめん

涼本 裕貴

ここで拒否してくれたほうが、

鹿目 莉奈

涼本さん!

涼本 裕貴

鹿目 莉奈

何も言わず、何も考えず、本能のままで良いので

鹿目 莉奈

抱いてください!

涼本 裕貴

は?

鹿目 莉奈

いいから!

涼本 裕貴

……途中で拒否られても、止められないよ

鹿目 莉奈

そんなのとっくに、覚悟はしてます

涼本 裕貴

……!

ここで冒頭に戻る

涼本 裕貴

鹿目さん、とっくに酔い覚めてたでしょ

鹿目 莉奈

……バレました?笑

涼本 裕貴

はぁ……

涼本 裕貴

逆に分からないほうがおかしいでしょ

鹿目 莉奈

へへへ

涼本 裕貴

……無理、させちゃったでしょ

鹿目 莉奈

私が誘ったんです

鹿目 莉奈

……女の意地を嘗めないでください笑

涼本 裕貴

ははは

涼本 裕貴

……ちょっと寝てもいい?

鹿目 莉奈

私も、ご一緒していいですか?

涼本 裕貴

ん、

鹿目 莉奈

へへー、腕枕ー笑

涼本 裕貴

……そんなに抱き付かれると、また我慢出来なくなるよ笑

鹿目 莉奈

……そういって脅すの、良くないですよ?笑

涼本 裕貴

いや、まじなんだけど

鹿目 莉奈

…………

鹿目 莉奈

おやすみなさい

涼本 裕貴

そういって話逸らすの、良くないと思うよ?笑

鹿目 莉奈

涼本さん

鹿目 莉奈

目が覚めても、隣にいてくださいね?

涼本 裕貴

当たり前でしょ

涼本 裕貴

離れるつもりもないから

涼本 裕貴

よく、覚えておいてね

鹿目 莉奈

ふぁい……

鹿目 莉奈

分かったのでほっぺ引っ張らないでくだひゃい

涼本 裕貴

いや、夢じゃないんだなぁと思って

鹿目 莉奈

ちょっと!自分のでしてくだひゃいよー!

fin.

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