コメント
4件
控えめに言って最高です…! ブクマ失礼します𓇬𓂂
やばい感動😭😭 最高です!!
桃
青
1人ベットの上でスマホを弄る
ふとある投稿が目に入る
その投稿には「一緒に死んでくれる人募集」と書いてあった
どうせ冗談半分だろうなんて思いながら、投稿主のDMに連絡を入れる
返信はすぐに帰ってきた
何日に会えるかを聞かれる。
手帳を出し予定がない日を送る。
送った日付の中から指定された日を手帳にメモをした。
集合場所に着く
その場所に青い髪の子が居た
桃
青
スマホには俺とのやり取りが 表示されている
青
桃
正直俺はこの世界でやりたいことなんて無い
だからDMを入れた
青
青
彼から出た言葉は意外なものだった
桃
彼は首を縦に振る
青
少し考え込む
桃
桃
桃
青
桃
桃
でもって言ってる彼に 無理やり注文させる
青
桃
青
桃
青
青
桃
青
彼はそういうと手元にあるパンケーキを頬に詰める
桃
青
青
結局お互い弱虫なだけだ
桃
桃
青
桃
少し時間が空いたが彼は頷いた
青
青
そう言って青は手を前にだす
俺はその手を取って微笑む
桃
桃
青
青は家の中を見渡す。
青
桃
青
そういうと青は家をもう一度見渡した。
桃
桃
ふと青と目が合う
青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
青の唇に人差し指を当てる
桃
青
なんだか可愛くて ふふっと声を漏らした
持っている服を青の肩に合わせる
桃
青
桃
ハンガーで掛かってる服を ひとつひとつ見る
青は容姿が良いから選んでいて楽しい
青
桃
青の方に顔を向ける
青
桃
青の手元を見るとカーディガンとセットになっている白いTシャツがあった
Tシャツには胸元にワンポイントで猫が刺繍されている
青
桃
そう言って鏡の方を見て自分の体に 合わせてみる
ショッピングモールなんて半年くらい行ってなかったからかなり楽しく感じる
というか誰かと出かけるなんて何年振りだろうか
桃
桃
青
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
ということは高校2、3年か。
桃
桃
青
桃
青
さっきの流れからまともに話をして貰えなくなった。
桃
青
青の地雷を踏んでしまったらしい。
桃
桃
青
青の足が止まる。
青
そういうと青は指である場所を差す
桃
桃
青
青
桃
青
桃
青
青は反応をせずに1人歩き始めた。
桃
青
青の方をちらりと見る
なんだか迷子とかになりそうで 不安になって青の手を掴む
特に何か言われることは無く小さな力で握り返してくれた。
桃
青
桃
握った手を離さないように少し力を入れる。
そうすると青の握り返す力も少し強くなる
本当に弟ができた気分だ
青
桃
可愛いともいえないようなヤギのぬいぐるみ
それに夢中になってる青色の彼
青
桃
桃
青
桃
青
取ってあげたら満足してるのか、ぬいぐるみを抱きしめている
青
服を買いに来ただけなのにかなり時間が経っていた。
桃
俺自身もかなり体力を消耗していた
青
桃
青の頭に手を置いてそう言う
青は少しびっくりしたような顔でこっちを見た。
帰ってきてかなり時間がたった。
俺は夕食を終えてテレビを見ていた。
リビングのドアが開く。
そこには青が立っている。
青
桃
桃
風呂上がりでまだ髪が濡れている青に手招きする
青は目の前でしゃがむ。
上から見てみると服の隙間から痣が見えるのが分かる。
虐待もしくは虐めだろうか
なんて考えながら青の髪を乾かしていく。
桃
そういうとこっちに顔を向けて頭を下げる。
桃
青
青
青
桃
やっぱりかなんて思いながら立ち上がる。
自分も風呂に入ろうとドアに向かった。
桃
青
カチッと音を鳴らして電気が消える
青
桃
青
青
暗いから青がどんな表情なのかが分からない。
桃
青の脇下に腕を通して抱きしめてみる
青
なんだか暖かくて落ち着く。
これが子供体温というものだろうか
桃
青
青
あの日からもう6日。
青と2人で色んな場所に行った。
遊園地や、水族館。
他にも海だったり色々
最高の1週間になっただろう。
でも、もう終わってしまうのか
青
明日の早朝に遠くに行く。
その先で死ぬ
青と2人っきりの最後の旅
寝ている青の唇に口付けをする
これが最初で最後のキスになるのだろうか。
いろいろ考えながら俺も眠りにつく。
まだ外は暗い
窓を眺める。
肩には青の頭。
青の髪を耳にかける
スマホを取り出し青を撮る
スマホのフォルダーにはこの1週間思い出が沢山あった。
青
起こさないように青の手を掴む。
一回り小さい手を眺める
目的地までまだまだ先
のんびりと行こう。
ふと目を覚ます。
気づいていたら寝てしまってたらしい。
青
桃
青
そう言ってくれる青の頭をワシャワシャと撫でる。
青
青
桃
桃
桃
青
目的地に近づいてゆく。
それほど心臓が高鳴ってく。
これは緊張?それとも恐怖?
俺には分からない。
夕日を眺める。
青は靴と靴下を脱いでる。
桃
青
青を抱きしめる。
青
桃
桃
青は何も言わず抱き返してくれた
桃
青
青の力が強くなる。
青
青が言い終えたのを見計らって口付けをする。
青の腕が俺の首の方に回る
数十秒ずっとそのままでいた。
もっと一緒に居たい。
そんな気持ちに蓋をする。
フェンスを乗り越えて もう一度抱きしめる
桃
青
青
目の前が回った。
風を全身で感じた。
もっと青と居たい。
青と生きていきたい。
青は飛ぶ直前に言ってくれた。
僕も大好きって
あぁ。
桃
あれから4年
青と俺は違う病院へ運ばれた。
病院の先生からは生きているとは伝えられていた。
DMに送って連絡をしようとするも 返信が無い。
思い出は完全に消せることも無く、 スマホの壁紙を青にしていたりする 傍から見れば変態そのものだ
ある日ポストを確認すると1枚の手紙が入ってた。
住所も何も載ってない。
でも封筒には美山 桃さんへと書いてあった。
少し怖いが部屋に入って開けることにした。
玄関で開ける
中には当たり前だが手紙が入っている
桃
手紙の最後に一ノ瀬 青という名前が書かれている。
手紙を読む。
無意識に涙が出てくる。
青は本当に生きていた。
桃
「連絡返せなくてごめんなさい」
「僕は今生きています」
「生きたいこれが僕の意思です」
「桃くんに会えて良かった」
「大好きだよ。」
桃
「生きる。」そう決めた彼にいつか合えるだろうか。
ひとつ大人になった俺らに奇跡が起きるのだろうか。
まだ未来は分からないことばかりだ。
途中から駄作への一方通行になったから泣いちゃう。