テラーノベル
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わたしが住んでる家には、不思議な部屋がある。
その部屋に入る時は、 「少しだけここにいさせてください」って言いなさいって小さい頃から両親に言われてきた。
夢の中
がさがさ
まき
まき
まき
そこには、全裸で家のゴミ箱をあさる弟の姿があった。
なぜか、右手に包丁を持っている。
まき
逃げなきゃ。 そう思った時には遅かった。
たろう
たろう
まき
たろう
弟は、狂ったように、 寒くない? と言いながら近づいてくる。
まき
不思議な部屋なら助けてくれる。 なぜかそう思った。
私は、震える手で部屋の扉を開けた。
まき
まき
シーン
まき
もしかしてと思いながら、そーっと部屋の扉を開けた。
そこに弟の姿は無かった。
まき
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