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nqrse side

1時間目、

授業始まりの挨拶をしたあと、波瑠香の席の方を無意識に見た

nqrse

nqrse

……あれ?(ボソッ

見ると、波瑠香はいなく

坂田までもいなかった

nqrse

(もう授業始まるぞ……)

そんなことを思うと、ガンッと教室のドアが開いた

坂田

坂田

せ、セーフ……っ!!

波瑠香

波瑠香

お、遅れました……!

ゼェゼェと肩で息をしている坂田と、膝に手をついて息を吐いている波瑠香

先生に軽く怒られる2人、

坂田はヘラヘラと笑っていたが、作り笑いのように見えた

波瑠香は下を向いていて…

nqrse

nqrse

(何かあったのか…?)

坂田はタタッと席に着いて、波瑠香は少しとぼとぼ席に着いた

_________________

____________

________

____

_

そして休み時間、、

俺は、坂田に話しかけた

nqrse

坂田ー

坂田

んお、nqrse

坂田

どうしたん?

nqrse

どうしたって…

nqrse

それはこっちのセリフだ

nqrse

坂田も朝、どうしたんだよ

nqrse

波瑠香と遅れて

坂田

坂田

………

nqrse

坂田、?

俺がどうしたのか聞くと、少し顔をくもらせる坂田

けど、ニコッと笑って、

坂田

別になんにもないで!

坂田

僕は、うらさんと絵の具の準備するために美術室に行ったんやけど…

坂田

それで遅れてなぁ~

坂田

波瑠香は教科書運んでて、遅れたっぽいで

nqrse

nqrse

ふーん……

俺が訝しげな目で返事すると、

坂田は、なんやその目!!、と言ってブーブーと言う

そんな坂田を無視して、今度は波瑠香に話しかけようとした

窓を向いてぼーっとしている波瑠香

俺は、波瑠香の肩をポンッと叩いて、

nqrse

波瑠香~

波瑠香

はいぃぃぃ……!?!?

ビクッと肩を上げて、後ろを振り向く波瑠香

おぉ…、新しい驚き方…

nqrse

じゃなくて……((ボソッ

nqrse

朝、何かあったのか?

波瑠香

え、?

nqrse

ほら、

nqrse

朝、坂田と遅れてきたじゃん?

波瑠香

波瑠香

え、あ、あぁ……

波瑠香は苦笑いをしながら、頬を搔き、

波瑠香

波瑠香

別になんにも……

坂田と同じような返事…

nqrse

nqrse

フッ……、へぇー?

波瑠香

な、なんですか…!

波瑠香

その訝しげな目は……!

nqrse

別に~

俺はそう言いながら、波瑠香の手を掴み顔を近づける

その瞬間、波瑠香の顔はぶぁぁっと赤くなった

波瑠香

波瑠香

な、なに……っ!

nqrse

nqrse

俺って、そんなに頼りない…?

波瑠香

……え?

nqrse

nqrse

自分で言うのはなんだけど、

nqrse

nqrse

波瑠香にとって俺は、

nqrse

頼れるやつ なのかなって思ってた…

波瑠香

nqrse

けど、そう思ってたのは、

nqrse

俺の勘違いだったみたいだな…

俺は波瑠香から離れて、苦笑した

後ろを振り向いて、波瑠香の席から離れた

否、離れようとした

波瑠香

波瑠香

な、nqrseくん……!

nqrse

nqrse

……なに?

波瑠香の席から離れようとした瞬間、

ギュッと服の裾を誰かに握られた

その犯人は、波瑠香

俺は振り向いて、波瑠香に聞く

少し眉間に皺を寄せて

俺の目を見た瞬間、波瑠香は目を見開いて唇をかみ締めた

波瑠香

波瑠香

え……っと、

nqrse

nqrse

………、

波瑠香

波瑠香

た、頼りないなんて思ってないよ…

波瑠香

nqrseくんは、私を救ってくれた大事な友達…!

波瑠香

頼りないなんて思わないよ…

nqrse

nqrse

…じゃあ、朝なにがあったの?

波瑠香

波瑠香

そ、それは……

そう言って、目を逸らす波瑠香

波瑠香

波瑠香

私の口から言っていいのかわからない…

波瑠香

それに、

波瑠香

波瑠香

センラくんの言葉も……(ボソッ

nqrse

せん、ら…?

『センラ』

この3文字の名前に、俺は硬直した

nqrse

nqrse

センラに…、何か言われたのか…

波瑠香

波瑠香

いや___、

nqrse

波瑠香!!

波瑠香

っ……!

nqrse

センラに何言われたんだよ!!

nqrse

センラに何されたんだよ!!?

俺は波瑠香の肩を掴み質問する

波瑠香

波瑠香

なる、せ…くん…

nqrse

っ………

涙目になる波瑠香に、俺は我に返った

周りのみんなの視線は俺と波瑠香に集中していた

坂田

なになに~

坂田

なんかあったん?

様子を伺いに来たのか、こちらに近づく坂田

nqrse

nqrse

………っ

坂田

坂田

nqrse…?

坂田が俺の名前を呼ぶが、

俺は顔をそむけた。波瑠香からも、坂田からも…

坂田

坂田

もー、なんなん……って、!波瑠香!?

急に坂田が波瑠香の名前を呼んだ

俺はチラッと波瑠香見る

nqrse

nqrse

………ッ!

波瑠香

波瑠香

あ、れ……?

坂田

ちょ、波瑠香!!

坂田

なに泣いとるん!?

チラッと波瑠香を見ると、そこには涙を流す波瑠香の姿

波瑠香は、自分の頬に伝う涙に触れる

坂田

ど、どうしたん?!

坂田

怪我とかしたん!!?

波瑠香

波瑠香

う、ううん…、なんでもないよ…

必死に涙を拭う波瑠香の背中を、坂田は優しく摩った

そして、坂田は俺を見た

坂田

坂田

………よし、

俺を見たあと、坂田はつぶやいて波瑠香を立ち上がらせた

坂田

波瑠香、保健室行こ!

波瑠香

え、

波瑠香

なんで……

坂田

いいから行くで!

坂田

nqrse!次の授業、先生に僕と波瑠香は保健室に行ったって言っといて!

nqrse

は、?

nqrse

何言って___

俺の言葉を聞かないまま、坂田は波瑠香の腕を引っ張って教室を出た

俺は、そんなふたりの背中を見送ったあとため息をついた

nqrse

nqrse

(俺、酷いこと言っちまった…)

『nqrse…、また会おうな…!!』

nqrse

クソッ……!!!

俺はまた、守れないのか____?

……To be continued

♡300いったらつづきだします!

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