ドアを開けると中は学校の体育館でその中心に5人の男女がいた
優希
これで全員かな⁇

海彩
多分そうなんじゃない?

渓
はぁ...なんで僕がこんな目に...

海人
何故私達が集められたのでしょう...
しかも全員面識はなさそうですし

蒼葉
えーと、皆さんもなんでここにいるのかわからないんですか...?

そら
うん、お部屋で寝てて気がついたらここにいて...

優希
とりあえず状況確認‼︎

渓
全員に共通してることは“気がついたらここにいたこと”
...今、わかってるのはこれくらいかな

そら
あ、あの...私、皆さんの名前がわからないです

蒼葉
じゃあ自己紹介でもします?

海人
いいですね、自己紹介をすれば何か共通点が見つかるかもしれません

優希
はーい、じゃあ俺からする

優希
俺は優希、16歳で運動が得意、よろしく‼︎

海彩
次私!私は天神海彩、優希と同じ16歳でーすッ!よろしく‼︎

優希
えっもう呼び捨て⁇

海彩
はーい次の人(無視)

渓
じゃあ...次は僕、僕は如月渓。19歳。よろしく

海人
次は私ですね、私は青野海人、年齢は30歳です
教師兼探偵代理をしています

蒼葉
大人だ!

優希
しかも探偵!これは頼もしい‼︎

海彩
それじゃ次は...

そら
はい!えっと天乃そらです!8才です

蒼葉
8才⁉︎

海彩
こんな可愛い子も...連れて来たヤツ絶対許さない!

海人
まぁまぁ、落ち着いて下さい。それでは最後の方お願いします

蒼葉
あ、私は天瀬蒼葉!17歳でーす、よろしく‼︎

渓
聞いた感じ、共通点はないね

海彩
ていうかなんで私達を集めたんだろうね⁇

蒼葉
ぅえッッッ⁉︎

優希
うるさッッッ!?!?

そら
なんですかこの音!

突然キィーーーンという音が大音量で聞こえて来た。あまりのうるさに思わず耳を塞ぐ。
海彩
みんな!ステージ見てッッ‼︎

そう言われてみんなステージの方を見る。そこには誰かが立っていた。
???
あーあー、マイクテスト〜マイクテスト〜

???
やっほー、聞こえるー⁇

渓
...誰

???
あっ自己紹介がまだだったよね

主
私は“主”、よろしくね

蒼葉
えっ?それが...名前⁇

主
もちろん本名じゃないよ?ただ、まわりからそう呼ばれてるね

海人
それで、主...でしたっけ?貴方が私達を
ここに連れて来たのですか⁇

主
そうだよ、いや〜流石に6人は大変だった

渓
で、なんで僕達をここに連れて来たの?

主
あーそれはね...

主
今から君達にゲームをしてもらうからだよ

全員
...は?/はい⁇
