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あや
コメント
2件
まって、本当に最高すぎます…🤦🏻♀️💕 なんかそろそろ終わりに近づいてる気がして少し悲しい…🥲でも続きがめっちゃ気になる🥺 続き待ってます♪♪
下校時間に、空が一気に暗くなった。
のあ
窓に当たる雨音が、だんだん大きくなる。
私は傘を持っていなかった。
天気予報、ちゃんと見てなかった。
うり
彼が振り返って聞く。
のあ
一瞬だけ考えて、彼は言った。
うり
当然みたいに。
校門を出ると、雨は本降りだった。
彼の傘は、二人で入るには少し小さい。
自然と、距離が近づく。
肩が触れて、腕が触れて。
歩くたびに、心臓が追いつかなくなる。
うり
彼が、少しだけ傘を私の方に傾ける。
その分、彼の肩が濡れていく。
のあ
うり
即答。
その言い方が、優しすぎて困る。
信号で止まったとき、風が吹いて、雨が横から降り込んできた。
のあ
思わず身をすくめた瞬間。
彼が、私の肩を引き寄せた。
傘の下、ほとんど密着。
近すぎて、息の音まで分かる。
のあ
うり
声が重なって、どっちも黙る。
視線が合って、すぐ逸して。
でも、離れなかった。
のあ
そう思ったのに、体が言うことを聞かない。
うり
彼が、小さく言う。
うり
続きを待つ間、雨音だけが大きい。
うり
それだけ。
好きとも、付き合おうとも、言わない。
でも。
胸の奥が、一気に熱くなる。
のあ
それだけ返すのが、精一杯だった。
彼は、一瞬だけ目を見開いて。
それから、ほっとしたみたいに息を吐いた。
信号が変わる。
でも、すぐには歩き出さなかった。
うり
傘の下、さっきより少しだけ近い距離。
雨のせいにできる、この距離。
家の前に付くと、彼は立ち止まった。
うり
のあ
一瞬、なにか言いかけて。
でも、
結局言わなかった。
うり
のあ
離れるとき、少しだけ名残惜しそうな顔。
私はドアを閉めてから、その場にしゃがみこんだ。
のあ
気づいてしまったし、近づいてしまった。
告白は、まだなのに。