lz. 視点
ルザク
やっぱりなにか引っかかる、 でも思い出せない、、、 小さい頃、だよね、?
小さい頃は....僕がここに引っ越したこととか、 友達が行方不明になったりとか、... あった、よね、
ルザク
そう、僕は友達が行方不明になったとき泣けなくて他の子に悲しくないの?とか言われたんだ、
泣けなかったのはまた会えるって信じてたし別れは悲しいことじゃないって思っていたから
そうだ、その日も雪が降ってたな
先生
朝の時間、悲しそうな表情で先生が教室に入ってきた みんな重大さを感じていなかったのかコソコソ話している子もいた
先生
ルザク 幼.
教室が一瞬静まった 小学1年生の僕たちには「行方不明」と言う言葉の詳細は分からなかったが今ここにD子ちゃんがいないからみんな危機感は感じていた
そして1人の子が口を開いた
mob
先生
mob
クラスの大半の子が泣いた けど僕は泣かなかった
mob
ルザク 幼.
このときの僕は言葉足らずだった ただ悪い印象を与えるだけだった
mob
ルザク 幼.
mob
ルザク 幼.
mob
ルザク 幼.
この時の僕には分からなかったなんでこんなこと言われないといけないのか
僕が言ったこの言葉は亡くなったお父さんに言われたことだ だからそのときの経験を生かしたんだけど、
なんて思っていたんだ そうこの誰も悪くない.....いや、僕が悪かった、、このことはある事件の発端だったんだ、
朝の時間が終わり5分休憩を挟む その5分休憩のときさっき僕と話していた子は涙を我慢しながらも教室から出た
僕はこの時から嫌な予感がしていたんだ、、、
そして5分休憩が終わる1分前くらいにその子は戻ってきた 涙なんか忘れたように冷徹な表情をしていた
一瞬目が合うとすごく睨まれた そして口パクでなにかを言われた 正確にはわからないけど僕の憶測では 「後悔させてやる」 な気がした
でもあくまで憶測だったからあまり考えずに僕は授業に集中した
そして4時間目が終わった頃
帰りの準備が終わったらある昼休みを使ってトイレに行こうと教室を出た
前から同じ1年の子が真ん中を堂々と歩いていたから僕は廊下の端を通った
すると、、、 その子たちは僕が横に来た瞬間ぶつかってきた 相手から当たった気はしたが一応謝ろうと口を開いたとき、、
ルザク 幼.
mob
急に怒鳴られた 僕はその場で思考停止した そして頭の中で「話しかけないで!」という言葉が永遠に流れている
しばらくそこで立ち尽くしていると予鈴が鳴った それに気づき僕は急いで教室に戻った
教室に戻ると冷たい視線が僕をさしていた それによって僕は誰とも目を合わせられなかった
そして帰りの会がおわりさようならをして僕たちは一斉に教室を出た
僕が上履きをしまおうと下駄箱を開けると僕の靴は....
なかったんだ、
ルザク 幼.
このとき僕は焦りで気付かなかったことがある....それは周りからクスッと笑われてたこと
ルザク 幼.
そうして僕が泣いていると後ろから物をぶつけられた
ルザク 幼.
僕にぶつかって床に転がっていった物を見てみるとそれは、僕の靴だった.... 恐らく投げてきたであろうクラスメイトは
mob
こう言って友達とクスクス笑いながら傘をさして帰っていった 僕は泣きながら靴に履き変えた
そして僕も帰ろうと傘を取ろうとしたとき、、、 僕の傘がなかったんだ、
ルザク 幼.
どこを探してもなくて僕は諦めて雪が降り積もる中歩こうと学校を出た
1人の僕に降り続く雪、 体は氷のように冷たくなっていた気がした
ルザク 幼.
今日の学校の出来事といい今の状況といい僕は自分が嫌いになった そして“家に帰りたくないな”なんていう感情が出てきてしまった
ルザク 幼.
家と反対方向に歩き続けた僕はもう寒さなんて感じなくなった もっと言えばもう全てがどうでも良くなった
そして1つの石橋を渡っている最中に凍りかけの川が見えた
僕はその川に吸い込まれるように石橋の端に寄り手すりに手をかけ前のめりになる
ルザク 幼.
そして重力に任せて川に飛び込もうとしたとき、、、
??
後ろから声がした でももう振り向く余裕なんてなくて雪と一緒に川に落ちそうになった
そうすると僕の手首が掴まれグイッと石橋側に引かれた その勢いで僕も僕の手首を掴んだ人も後ろに倒れ込んだ
??
ルザク 幼.
??
ルザク 幼.
??
ルザク 幼.
泣いてるなんて僕は気付かなかった 怖いなんて思ってなかったから....
???
雨栗 幼.
米将軍 幼.
米将軍 幼.
米将軍 幼.
雨栗 幼.
ルザク 幼.
米将軍 幼.
雨栗 幼.
雨栗 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
米将軍 幼.
雨栗 幼.
そうして雨栗さんはこめしょーにさっきあった話をしていた
雨栗 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
米将軍 幼.
雨栗 幼.
雨栗 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
雨栗さんはそう言って僕の手を握った
雨栗 幼.
米将軍 幼.
そう言ってこめしょーも僕の手を握った
米将軍 幼.
このとき僕は不思議だったんだ冷たいのになんで握った手を離さないの? あまりにも不思議だったから僕は聞いたんだ
ルザク 幼.
雨栗 幼.
米将軍 幼.
そう言われた瞬間すごい嬉しかった 雨栗さんとこめしょーの手の温もりが段々僕の手から伝わってきて涙が止まらなくなった
ルザク 幼.
雨栗 幼.
米将軍 幼.
しばらくして僕は泣き止んでいた それと同時に雪も止んでいた
雨栗 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
ルザク 幼.
米将軍 幼.
雨栗 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
ルザク 幼.
米将軍 幼.
雨栗 幼.
雨栗 幼.
ルザク 幼.
この後僕は雨栗さんとこめしょーについていった
ついて行くと雨栗さんの家に来た 僕は雨栗さんの言葉に甘えて家にお邪魔させてもらった
そして今日の学校について話したんだ あのことは完全に僕が悪いから2人に嫌われないか心配だったし話すのが怖かった
でも2人は落ち着いて聞いてくれた 話し終わったときなんて言われるか怖かったけど2人は無言で僕のことを抱きしめてくれた
そして僕と2人が同じ学校なのも気付き雨栗さんとこめしょーは僕の先輩として僕のことを守ってくれた
そうして僕たち3人は仲良くなった
ルザク
ルザク
思っていたことを呟いてふと疑問が浮かぶ
僕と雨栗さんとこめしょー、この3人どこでどんな別れをしたっけ、? それだけは思い出せなかった、
Am. 視点
雨栗
今年の夏にこめしょーのことを思い出して半年、、、また新しい曖昧な記憶があるんだ
それは、そう、 今日と同じような雪の日の記憶....
雨栗
思い出しそうで思い出せない気持ち悪い感覚の中私はその辺の道を歩いた
雨栗
そんなどうでもいいことを呟いたが....
雨栗
雨栗
今全ての記憶を思い出した気がした
雨栗
こうして私はこの日からこめしょーとるざぴを探していた
でもさすがにこんな広い世界で見つけられる訳もなかったんだ、
でもこのときは知らなかったこうやって探していたのは私だけじゃなくて “あの2人もって言うことを”
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