TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

俺等の兄ちゃんは、不良でした。

一覧ページ

「俺等の兄ちゃんは、不良でした。」のメインビジュアル

俺等の兄ちゃんは、不良でした。

13 - 俺等の兄ちゃんは、不良でした。#13

♥

406

2022年06月18日

シェアするシェアする
報告する

キーンコーンカーンコーン

夏月

……

ガラガラガラ

先生

授業始めるぞー

男子

「よろしくお願いします」

先生

はい、じゃー教科書69ページ開いてー

ダルくて面倒くさい授業が始まった。

俺は教科書を一応開き、携帯をいじり始める。

夏月

(…要らねぇメール来てんな…)

夏月

(消すか…)

先生

おい藍沢。携帯しまえ

その声と共に、至る所からクスクスと笑っている声が聞こえる。

夏月

…はぁ、ったく…マジだりぃなテメェ等…

先生

何だと…っ!

先生

先生に対して言葉扱いを考えなさい!

夏月

うるせぇ、俺に指図すんな

俺は鞄を取って、教室を思いっ切り開ける。

先生

おい!藍沢何処に行くんだ!

夏月

どこに行ったっていいだろ…

夏月

俺の自由だろうが

そして教室を出て行った。

…この行動、久しぶりにやったな。

夏月

(どこ行こ…)

俺は携帯をいじりながら、廊下を歩く。

先生

…藍沢くん?

夏月

…あ?

背後から名前を呼ばれ、後ろを振り返る。

先生

やっぱり藍沢くんだ…

先生

1年のとき、覚えてるよね?

夏月

…あぁ、担任か…

夏月

覚えてるが、何の用だ?

先生

ど行くつもり?教室戻りなよ

夏月

…はぁ、やっぱ先生って奴は面倒くさい…

夏月

話しかけてくんな

先生

あっ、ちょっ

俺は早歩きで歩き出した。

先生

…もう…

先生

1年のときは、不良じゃなかったのに…

先生

優等生、だったのにな…
loading

この作品はいかがでしたか?

406

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚