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人形銀河の計画

第20話 - 神話RPG。

2022年11月15日

#創作

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澪

スサノオは息子に全て任せていたのだが、その息子は天界の使者の前で嘘をついてしまい天罰を受けてしまう。
怒ったスサノオはオオクニヌシの首を絞め殺し、その首を持って天界に乗り込んだ。
しかしアマテラスにより撃退されてしまう。
結局、自分の部下であったアメノワカヒコとタカミムスビの命と引き換えに国外追放となる。
その後、出雲国の大物の豪族として君臨した。
八俣遠呂知との戦いに勝利した後、出雲大社建立の為の土を運ぶ際、その重さを怪しんで木を切り倒してみると、実は土ではなく石だったので、スサノオの仕業だとわかったという。
その後、大国主命と名乗り、須佐之男命と改名している。

澪

スサノオはそれを見て「あーもういいわ！俺やる！」と言い出して、息子達に命令して外国の神達と戦った。
その戦いの後、結局面倒くさくなったのか、自分が直接統治することにした。
これが後の出雲大社である。
アマテラスとは兄弟関係。
※なお古事記では、スサノオはイザナギとイザナミの間に生まれたとされているが、日本書紀などではそうではなく、大国主命の妻である須勢理毘売の兄となっている。
つまり大国主の子とされる須佐之男が、スサノオの弟になっているわけです。
これはどうやら、スサノオの出自を誤魔化す為に、後世の人が勝手に書き換えた伝承らしく、実際は別の話があるそうだ。
そこでスサノオは息子と共に、その異民族の国に行くことになった。
※以下ネタバレ注意です。
【スサノオ】
本名・素佐之雄命。別名・大國主尊。大国主神とも呼ばれる。
日本書紀では「大物主神の子にして、八千矛の神。またの名を大神。
天照大神の弟でもある」とある。
「古事記」によれば、須佐乃袁尊という。須勢理毘賣の求婚を断ったが、須勢理毘賣の父である建

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スサノオはとりあえず全部倒した後、使者に向かって言う。
「いやーごめんね！なんか面白そうになってたもんでつい！」
こうして再び眠りについた。
その後、大国主命とその息子の建御名方命にその話を聞いて激怒した大国主神は、軍を出し攻め込み討伐してしまう。
その際、諏訪の地にいた女神が、「あなたの血肉をください」と言ってきたので、スサノオは自分の腕を切り落とし与え、
「俺の国に攻め込むなんてバカじゃねえのか？」と言ったそうな。
スサノオ
本名：須佐之男尊出雲神話に登場する神の一人。
素早さと荒々しさ、強さをあわせ持つ最強の武神として信仰されている。
また、酒と宴をこよなく愛し、気に入った者を自らの館に連れ込んだりする一面もあったという。
別名：八岐大蛇退治の逸話で有名。
伊吹山にて、巨大な体躯の8つの首を持つ蛇、八俣遠呂知に酒を勧め酔い潰す。
その後首を切り落とすと、そこから湧き出た水が沼になったとされる。
ちなみに酒の席には妻である櫛名田比売もいたが、彼女は酔った振りをして、隙を見て須佐之男の

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スサノオは息子達と共に撃退するが、その時に見た異国の神達が持ってた剣を見て「俺より強い奴がいるなら会わせろ！」と乗り込んでしまう。
その後、アマテラス率いる日本の主神達は、他の国の主神達に「自分達では手に負えないので助けて欲しい」と懇願されて援軍として派遣する事に。
ちなみにこの遠征中、留守中にクーデター起きそうになってるのを知ったアマテラスが「私も連れていきなさい！」と泣きついてきていた。
なので、一緒に付いていくことに。
途中出雲の国に降り立ち、そこで出会った美しい娘と結婚。
それが櫛名田姫。後に須佐之男命の妻となる女神である。
しかし、大国主の命に一目惚れしていた彼女の兄・八俣大蛇に襲われてしまう。
これを救ったのがスサノオ。
大蛇を倒すも瀕死の状態になってしまうのだが、そこに現れたオオクニヌシが助けてくれる。
その後オオクニヌシと共に出雲に帰り、国造りと国譲りを始める。
オオクニヌシは大国主命に改名。
この二人が日本神話の原点となる。
※上記以外にも、様々な説があり、またそのどれもが正しいとされるほど知名度の高い人物です。
しかしどの話にしても共通するのは、最後まで面倒臭がり屋だったという事ですね。
そんなエピソードの一つを紹介しましょう。
ある時、オオナムチという男が、ある土地に住む美しい娘に求婚します。
それを知った兄のヒナタヤマビコが、「妹を嫁に欲しいならまず俺を倒して行け！」と戦いを挑んできたのです。
当然、兄に勝てるはずもなくボッコボコにされたオオナムチ。
そのまま帰ろうとした時、ふと後ろを見ると、妹の方も見ていました。
そこで彼は思いました。
「あぁ、このままでは帰るに帰れない。なんとかしないと……そうだ！この辺の土地を耕そう。

澪

スサノオはその国の王としてその問題を解決しろと言うのだ。
面倒臭くなった彼は使者を追い返すと再び眠りにつく。
しかし今度はなかなか目覚めない。
仕方なくオオクニヌシが迎えに行くと既に酒樽の上で熟睡していた。
そんなこんなでやっと目覚めたスサノオだったが、なんとその国に居るはずの無い魔物達が暴れているではないか！これはどうしたことだと慌てる二人に、実はあの時の国作りの際、イザナギとイザナミの間に生まれた三柱の神の子供が居たのだが、その内の一人が他の二人の子供を殺してしまい、それが災いとなり魔物になってしまったという。
しかもその子はまだ死んでいないらしく、今も生きているとのこと。
このままではいずれ魔物達を率いて攻めてくるだろうとの事だった。
これには困ったと悩む二人。
そこで天界の神に相談すると、ならば退治してくれれば良いと言われてしまう。
そう言われてもどうやって倒せばいいのかと聞くと、お前達の力なら問題ないだろうと返された。
どうせやることもないんだろ？やってこいよ、みたいなノリである。
確かに暇を持て余していたが、それで世界の危機を救うことになるとは思ってもいなかった。
仕方ないので二人で相談し、まずは討伐の準備をする事に。
と言っても特に準備する事も無い。
何せ相手は既に人間の姿ではないからだ。
ただ、もし万が一の場合に備えて、お互いの力を半分ずつ分けることにした。
つまり、オオクニヌシには武闘系の能力、スサノオには魔法系の能力が備わる事となる。
とりあえず、どんな姿になっているのか確認しようと使者と共に下界に降り立ったスサノオだったが、その姿を見て驚いた。
何しろそこには、立派な髭を蓄えた老人の姿があったのだ。
その姿を見た瞬間、スサノオは自分の息子を殴り飛ばした。
そして「こんな姿で俺を騙すとはいい度胸じゃねぇか！ぶっ殺すぞ！」と怒鳴ったという。
なお、その後アマテラスの兄であるツクヨミが現れて事情を説明し、スサノオもようやく納得したという

澪

スサノオはこの話を鼻で笑いながら、「まあ俺ならすぐに平定出来るだろうけど面倒だからお前やってこい」と言って息子を送り出した。
その後息子からの報告を聞いて大爆笑する父。
「えっ、マジで？」とか言いつつめっちゃ笑っている。
そして、その話を元に国造りを再開することにする。
まずは出雲の国に行き、そこにいたイザナギに

澪

スサノオは面倒くさくなったのか、天界の門を閉じて再び眠りについてしまう。
しかしそれが仇となり、世界が崩壊してしまうほどの大災害が起きてしまい、日本神話最大の危機を迎えることになる。
なおそのせいでアマテラスやタケミカヅチ等他の神様達も天罰喰らうハメになったとかならなかったとか……。
「死生観」
人は死ぬとどうなるのか？死後の世界はあるのか？天国と地獄は存在するのか？そういった疑問に対する答えとしてよくあげられるものの一つに輪廻転生というものがあげられるだろう。
魂は肉体を離れ新たな生命へと生まれ変わるというものだ。
では、もしその過程に別の人格が存在し、それが前世の記憶を持っていたとしたらどうだろうか？その者は果たして自分が死んだということを認識できるのであろうか？これはそんな一つの物語である。
***
「……んあ？」
俺の名前は上城真也。ごく普通の男子高校生だ。
つい先ほどまで学校の授業を受けていたはずだがいつの間にか意識を失っていたようだ。
（確か俺は授業中に居眠りをして先生に注意されてたはずなんだが……）

澪

スサノオはその外国の神達と戦い勝利し、追い払うことに成功する。
その功績が認められ、再び天界の使者達により天に帰ることになったのだが……。
スサノオはオオクニヌシにこう言ったという。
「俺の故郷に帰りたいんだがどうすればいい？」
そこでオオクニヌシはこう答えた。
「ならばあなたの故郷まで行ってみましょう」
こうして、二人は共に日本に向かったという。
しかし、二人とも日本について何も知らなかったので、とりあえず海の向こうに行ってみた。
するとそこにはイザナギとイザナミがいたのだ！二人は日本神話では夫婦として語られている存在なのだが、その二人がなんと外国にいるとは思わなかったスサノオとオオクニヌシ。
そこで二人の話を詳しく聞くことにした。
それによると、どうやら二人はイザナギとイザナミではなく、実は双子の兄妹だったようだ。
なのでどちらか片方だけじゃなく二人で一緒に結婚すればいいんじゃないかと思ったのだが……。
そんなことを話していたら、そこに現れたのがイザナキとイザナミである。
この兄弟はスサノオとオオクニヌシが何を言っているのか理解できなかったらしく、いきなり殴りかかってきた。
これはもう戦うしかないと思って戦いになったんだけど、結局兄弟揃ってボコられた。
特にイザナミにボコられてたけど。
しかし、なぜかイザナミが兄であるイザナギに惚れてしまい、そのまま結婚してしまったのである。
こうしてイザナミは「黄泉津大神」となり、イザナギは「根の国の神」となってしまった。
ちなみにこの時、イザナギとイザナミはお互いの顔を見ないように後ろを向いていたそうだ。
そしてこれが日本の神様の原形になっているという。