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すこ やば、 あしたがんばるわ…()
皆様たくさんのコメント フォロー ハート ありがとうございますっ! まだまだ、待ってまs((殴 私は神です✰︎(((は?
ブクマ失礼します💭 めちゃめちゃいいお話で感動しました(ᐡ⸝⸝- -⸝⸝ᐡ)
プロローグ
きみはぼくのこときらい?
ごめんね。
ダメなんだ。
ありがとう
『ぁーあ、学校行きたくない~』
電車に揺られながらそう言う。
『もぉ、黄くん何言ってんの?w』
『今日、漢字のテストあるから?』
『ぁ、忘れてたぁー、』
『珍しいねぇー』
『今日は一段と機嫌悪いね』
赤がふんわりと笑いながらそう言う。
『だって、雨ですしお母さんと喧嘩しましたもん』
今日の朝、お母さんと喧嘩した。
きっかけは簡単だった
僕が朝のパスタを食べなかったからだ
そりゃ僕だって悪い。
だけど、僕が朝重いもの食べられないって知ってるじゃん。
朝からお母さんに叱られて、窓を開けると雨だ。
『機嫌悪いのバレないようにしてたんだけどなー』
『そりゃわかるよ、だって親友だもん!』
はにかみながら、ドヤ顔で言ってくる 赤が面白可愛くてついつい笑ってしまう。
『そーですね。』
いつもの風景。ぁ、もうそろそろ学校つくなぁ、とか 思いながら赤と電車を降りる。
『今日、寒いですね、』
吐く息が白くなる。
『そーだね~ ぇ、何その顔』
『ぇ、どんな顔だった?』
『しかめっ面だったよ』
少し笑いながら赤がそう言う
そんな話をしながら教室へつく。
『黄~くん!』
『ぁ、青ちゃん』
久びさに見た顔だ。 付き合っているのにおかしいな、
『 今日、空いてる?』
『うん、』
『じゃぁ、映画見に行こ』
どうせ暇つぶしに使ってるんでしょ。
なんて言えない。
『はい、』
『じゃあ今日の放課後ね。』
『ばいばい。』
『さよーならー。』
君の、後ろ姿が寂しそうに見えたのは気の所為だよね。
『嬉しそうじゃないね。』
『そっかなぁ、』
『だって、僕のことどーせ暇つぶしに使ってるんでしょ。』
『そんなことないと思うけどな~』
『そうかな~』
『付き合ったのも成り行きだし、』
なんやかんや喋っているとチャイムがなる。
『はーい、今から漢字のテスト始めるわよ~』
また、忘れてた、なんで、朝休み時間に復習しなかったの!!!!僕!
どうしよ、全くわからん。
10分間何しよ、ペン回しでもしとくかぁ、
『清々しい顔でご飯食べるね~黄くん、どしたの?できたの?漢字のテスト』
『ううん、全く、もういいかなと思って』
『すごいね、』
赤が苦笑いでサンドイッチをほうばる
『ほらこの漢字出てきたでしょ?』
『わかんない。』
『はぁ、この漢字はこれはここが由来になってて』
『なに?勉強してんの?』
『ぁ、青ちゃん。』
『勉強しても黄くんの漢字書けない病は治らないけどね』
『ふん』
『ぁ、ごめんね?』
『おいー青ー!!』
『今日放課後教室で待ってて迎えに行くから!』
『はい、』
あぁ〜遅いな。
誰もいなくなった放課後。 夕日が僕を照らす。
『まぁ、いつもの事か、』
そうぼそっとつぶやく。
かれこれ1時間は待っているだろう。 怒りを押さえつけながらスマホをいじる。
『黄くんお待たせ~』
誤りぐらいしなよ。
『ううん、大丈夫ですよ』
『じゃ、行こっか』
『はい、どの映画みるんですか?』
だいたい予想はついている。 どうせ君が好きな戦隊ものだろう。
『ん?戦隊もん!』
ビンゴ、 高校生になって、こんなの見るって子供だな。
『席とってありますか?』
『ううん、まぁ、人気だからどうにかなるでしょ、』
はぁ、最悪。
席ぐらいとっといてよ。
『そーですね、』
『はやく、駅行きましょ。』
『、うん。』
悪い空気を読んだのか君が話始める
『でさー。』
『そーうなんですか。』
言葉のキャッチボールが上手くできない。
そりゃそうだろう。クラスも違うし話合わないし。
片方が喋りかけてもう片方が相槌をするだけだ。
そんな感じで駅に着く。
『駅、着きましたね』
『うん、そーだね。』
きそんな事を言いながら電車に入る。
『映画の駅何処でしたっけ?』
『たしか、〇駅だったと思う。』
『じゃあ、もう、そろそろ、降りなくちゃね。』
『以外に近いよね。』
『はい、そーですね』
電車降りる時に傘をさす。
『喫茶店行こっか。』
君からそんなことばが出てくるなんてびっくりした。
喫茶店に着くと君が言う。
『僕、トイレ行ってくるね。』
はぁ、やっぱり自分がトイレ行きたかったからか、
『はい。待ってます』
傘を閉じて席を探す。
『ぁ、』
濡れている床で足を滑らしてしまい人に当たってしまった。
『すいません、』
『いえいえ、こちらこそすいません。』
そう言って謝るその人は凄く優しそうだった
『どうぞ、これつかってください。』
僕はそう言ってハンカチを渡した。
『それじゃあ、ありがとうございました。ハンカチ』
『ぁ、使ったやつで申し訳ないですけど、返さなくて大丈夫です。 捨てるなりなんなりしてください。』
『はい、本当にありがとうございます。』
『なに、してんの?』
『青ちゃん、』
『僕がぶつかっちゃって服が濡れちゃったからハンカチ渡したの』
『ちゃんと周り見ろよ。』
は、?心配が先でしょ?
『ご、ごめんなさい。』
すると彼のスマホから電話がなった。
『もしもし、』
『ぇ、?でも今彼女と、、っ、』
『わかりました。今行きます。』
へ?
彼は手をパチンと合わせて言う。
『っ、、ごめん!用事出来た。』
『また、、今度行こ?』
僕の溜まっていた、いかりが爆発した。
『なんなんですかそれ!』
『ぇ、あぁ、ごめんね、また埋め合わせしよ』
『僕、待ってたのに。楽しみにしてたのに』
『放課後1時間も待ってたんだよ?』
『なのに、な、んなん、ですか、っ、』
怒りと悲しみが混ざる
『ごめん、そんなに映画見たかった?』
ちがう、それじゃない。
心での言葉は見つかっているのに言葉に出せない。
口から言葉がでない。
『ぇ、無視しないで?』
青ちゃん喋りかけて来る間ずっと僕は無視をした。
すると、君は愛想をつかしたのか 『もういい。僕時間ないからもう行くわ』 といい僕を置いていった。
置いてかれ瞬間足の力が抜け一人ないた。
周りから目を気にしないほど大声で泣きさげんだ。
ぼやけた目で君の後ろ姿が見える。
もう、喫茶店出ていくんだ。
ぼく、本当に置いてかれたんだ。
涙をゆっくりと拭いていると周りのお客さん達が一気に叫んだ。
『きゃー誰か引かれたわよ!,』
『きゅ、救急車!!!!』
『ぇ、』
『青ちゃんは?』
『大丈夫、だよね青ちゃんじゃないよね。』
足を無理やり動かして事故があった道路へ向かう。
ちらっと青髪が見える。
『ぇ、青ちゃん?』
ちがう、
と、思いたいけど、見間違えるはずがない。
小さな声で『すいません』と謝りながら間を入っていく。
『やっぱり、青ちゃんだ、』
誰か何かを話している。
上手く聞こえない、聞き取れない。
一つ一つ言葉にノイズがかかるように。
『青ちゃん?ねぇ、返事してよ!!!!』
君の体からは真っ赤な血がただただ流れていた。
『は、夢か、』
目覚めると体は汗びっしょりだった。
朝からこんな夢なんて最悪。
『黄!起きなさ〜い!』
下からママの声が聞こえてくる。
『起きなさい!!遅刻するわよ!!!!』
『はぁ、もう起きてるって!』
少し苛立ちながら階段を降りていく。
『今日の朝ごはんなに?』
『今日はパスタよ~』
は?
『あ、ありがとう。』
『ママ、今日の天気ってあめ?』
『はぁ、何言ってんの?雨よ』
ぇ、
仕方がなくパスタを口に入れ半分まで食べて半分残す。
すぐに階段を登っていく。
『ちょっと!黄、のこすの?』
『ぁ、うんごめんね、』
喧嘩にならないように明るく言う。
用意をしながら考える。
待って青ちゃんは?
そう思い急いで電話をかける
『ぁ、もしもし、』
(黄くん?)
『はい、そうなんですけど、』
(どしたの?)
眠たいのか不機嫌そうに言う。
『青ちゃん。だよね、?』
(そーだけど。)
『だったら良かった。じゃあ、ばいばい。学校で会お。』
(ん、)
やっぱり夢か、良かった、、、
『やばっ!もう時間だ早く行かなくちゃ』
『ママー!行ってきます!!!!』
『はーい行ってらっしゃい~』
そう言って家を出た。
急いで電車に乗る。
『あぁ〜学校行きたくない~』
へ、あぁ、いつものように言っちゃった。
『今日は一段と不機嫌だね』
『漢字のテストあるから?』
正夢だったの?
じゃあ、青ちゃんは、、、
『あのさ、赤』
『どしたのきゅーにそんな真面目な顔して。』
夢の事を言ったら赤は必ず信じてくれるだろう。
でも、同時にパニックを起こしそうだ。
『ううん、やっぱりなんでもないです!』
『そっか、、』
『はい!』
『もうそろそろ着くね』
『うん、そーだね』
そう言って電車を降りた。
『黄くん!』
やっぱり君が話しかけてくる。
『ぁ、青ちゃん』
苦笑いをしながら言う。
『今日ひま?』
なんて言おう。
『ひっ、暇ですよ』
『じゃあ、映画見よ!』
『はい、いいですよ』
『じゃあ、今日の放課後ね』
『はい、またね』
『ん!ばいばい。』
どうしよ、
考えろ自分。
電話のところで青ちゃんを引き止める方法、
『黄~くん!』
『ぇ、ぁ、はい!』
『どしたのボーとして』
『もう授業始まっちゃうよ』
『あ、ありがとう赤』
『うん!』
キーンコーンカーンコーン
『はい、これから漢字のテストを始めますよ』
やばい、わかんない。
あ、ここの漢字赤が由来教えてくれたところだ。
よし、書けた。
あと、8分。青ちゃんの事を考えよう。
どうしよ、
絶対に行かせない方法。
手とか掴んでみる?。
『黄~さん、』
『はい、』
『テスト回収してるよ』
『あ、教えてくれてありがとうございます』
『黄くんしかめっ面でご飯食べてどしたの?』
『いや、赤はさ桃くんが死んだらどうする?』
『ちょっと、縁起でもない話しな、いでよ、』
僕の真っ直ぐな顔を見て赤が真顔になる。
『そうなったら僕も死んじゃうかな』
『そっか、』
『黄~くん!』
『青ちゃん、』
『なにしてるのー?』
『赤とお話です』
『楽しい?』
『はい、!とっても!』
『そーなんだー、、』
『はい、、、?』
『どうしたんですか?』
『いや、別になんともないよ?』
『じゃあ、良かったです。』
『今日映画みにいこーね!』
『戦隊もの、の映画ですか?』
『よく、分かったねぇ~』
『青ちゃんの事だからそう、おもい、ました』
ぎごちない笑顔で、話す。
『そっか~じゃあ、もう俺行くわ!』
『はい、またね。』
『いつもよりラブラブだね』
赤がにやにやしながら言う。
『そーですか?』
『うんうんそーだよ。』
『ふふっなんか、嬉しいな』
『遅いな』
『昨日もそうだったけど、』
『今日は迎えに行く?』
『やってみよっか未来変わるかもだし』
なんて独り言を呟きながら青ちゃんのクラスの前まで行く
来たのはいいものの、どうしよ
2~3分後
『黄!!!!』
『来たなら言ってくれれば良かったのに、』
『紫くんが気づいてくれなかったら一生待たすところだったよ』
奥で小さく手を振っているのが恐らく紫くんだろう。
『まだ、しゃべっときますか?』
『ううんいいよ』
『いこ、』
『青、何でそんなに照れてんねんw』
オレンジ髪の子が話す。
『ちょっと、橙くんっ!しー』
慌てて紫くん?がとめる
『じゃあ、デート楽しんでくださいね、』
『はっ、はい!ありがとうございます』
ペコリとお辞儀をして青ちゃんの横に並ぶ。
それからは夢と同じことをして。 また青ちゃんが喫茶店に行こ、っと話しかけてきた。
『いいですよ、』
また人とぶつかり謝る。
ハンカチを渡した時に青ちゃんが来る。
そして電話がなった。
『電話出ないで、』
ボソッと口に出す。
きみは聞こえていないのか電話で話し出す。
『ごめん!用事出来た』
『いかないで、』
そう言って涙を流した
『ほんとにごめん!』
『いやだよぉ、』
『ごめん、もう行かなくちゃ。』
君を止められる方法。 もうこれで止められなかったら無理だ。
なんて、まだループして1回目だけどね
『別れよ』
『は、そっか、』
そう言ってみはとぼとぼと歩き案の定車に跳ねられた。
なんで、いやじゃないの?別れるの。
君が引かれたと言う現実と、別れてもいいと言う現実が混ざった。
『ごめんな、』
君の方歩いていくと君の血が靴に着いた。
はっ!またか、やっぱりループしてる。
これで5回目だ
5回の中でいくつかわかるところがあった。
君は僕のためにバイトをしているってこと。 あの電話はバイトの店長からだったこと。
君は赤に黄くんに嫌われてない?と相談していたこと。
暇じゃないって言ったら電話はかかってこなくて、 紫くんと一緒に帰る途中で引かれること。
紫くんとバイトが同じところと言うこと。
青ちゃんの友達はいつも僕の話を聞かされていること。
そして、僕の事が大好きな事。
『よしっ!これで完成。』みんなの分の手紙を書いて家をでる
ちゃんと書いたよね漢字間違ってないかな。
そんな事を確認しながら学校へ、着く。
いつも通り雨で、漢字のテストをやって、君を迎えに行って。
いま、一緒に帰っている。
『明日は、晴れかぁ』
ボソッと口に出す
今日は僕から君へ愛を伝える。
きみは知らないと思うけど、君の周りの人から 僕が好きだってこといっぱい伝えてもらったよ。
だから今度は僕が伝えるね。
『青ちゃん、僕青ちゃんの事が大好きですよ!』
『俺もだよ。久しぶりに笑ってる姿を見た。』
『あれ?わらってなかったですか?』
『うん、最近はずっと、僕、黄くんの笑った顔に惚れたんだよ』
『そーですか、』
『じゃあ、今日はいっぱいわらいます!』
『うん!笑って笑ってw』
それから駅へ着き君がトイレに行く。
僕はやっぱりぶつかってハンカチを渡す。
『何やってんの?』
『ぶつかってハンカチを渡したんですよ』
『どんくさ』
きみは頭をポリポリとかく。
知ってるよ。君嫉妬してるんでしょ。
『嫉妬してるんですか?』
そうにやにやしながら言う。
『は?そんな訳ない事も、ないけど、』
真っ赤な顔でそう言う君がやっぱり愛おしくって。
大丈夫、今日で今日を終わらす。
すると君の携帯から電話がかかってくる。
『ごめん、ちょっと用事出来た、』
『いいよ、バイト行ってらっしゃい、』
なるべく笑顔で、
『なんで知ってんの?』
目を見開けてそう言う。
『ふふっなんとなくです!』
『まぁ、じゃあ、行ってくる、』
『うん、ばいばい。』
そう言って君の後ろ姿を強く押した。
『は?』
そして僕は引かれた。
体からは真っ赤な血が流れていて。意識が朦朧としている。
『黄、くん?』
『青ちゃん、好きだよ。』
『だーいすき』
目一杯の笑顔で君に伝える。
『明日、晴れるといーね』
『そうだね、分かったから、ねぇ、大丈夫?死なないでよ』
『えへへへ、大好きだよ』
あーあー晴れ見たかったな。
やっぱり本能でわかるもんなんだな自分がもう死ぬって言う時。
太陽が僕を照らし始めて。
綺麗な虹が少しだけ見えた。
君の叫び声がうっすらと聞こえた。
フラグ回収見事成功! エピローグないのは気にすんな✰︎ 400タップピッタリタップお疲れ様でした。 ♡200((殴 ♡50 ブクマ一言ください!
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