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たんぽぽ 3

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たんぽぽ 3

1 - たんぽぽ3

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2025年09月14日

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今日は休日でふたりゆったりソファ過ごしていた。

ライオン

だんだん涼しくなってきましたね...

あなた

そうだね、季節の変わり目だ。

ライオン

季節の変わり目は体調を崩しやすいですよ。
油断大敵、です。

あなた

ライオンも気をつけてね。

そう言うとライオンは身を寄せ始めた。

ライオン

はい...だから、私が暖めてあげます。

おそらく、ただ甘えたいだけなのだろう。

でも、その甘すぎる提案に乗ってあげた。

あなた

はは、それはありがたいね。

ライオン

ふふ、いいんですよ。

ライオン

...相変わらず、暖かいですね、あなたは。

あなた

そう言うライオンも。

ライオン

...ふふ。

あなた

じゃあ、もっと暖かくなろうか。

ライオンを自分の膝の上に乗せると可愛い声をしながら驚いた。

ライオン

わっ...!い、いきなりずるいです...!

あなた

ごめんごめん、でもやっぱり可愛い反応するね。

ライオン

んっ...もう...

いつもと変わらない2人だけの日常。

でも、この好奇心は違かった。

あなた

ねえ、ライオン。ちょっとお願いがあるんだけど...

ライオン

はい..?

あなた

その...ライオンはどこまで許せる?
ちょっと君にしたいことが...

ライオン

どこまで...あなたにされるのならば、大体のことは。

ライオン

でも...あまり過ぎたことは...

ライオンは少し迷ったあと、目を見て微笑みながらそう言った。

あなた

そう...

ライオン

しかし...急にこんなこと聞いてどうしました...?

あなた

あのねライオン、どうか許して欲しいんだけど...

あなた

ちょっと君のほっぺたをつねったりしたいんだ。

ライオン

あっ...

心を打ち明けたあと、ライオンは俯いてしまった。

あなた

ダメかな...?

ライオン

...分かりました。
ですが、優しくしてくださいね...?

その声色は少し不安も混じっていながらも

期待感が込められてることが感じられた。

あなた

よかった...じゃあ...

あなた

ほっぺた触るよ...

ライオン

はい...お願いします。

指先で感じた感触は すべすべの肌とほんの少しひんやりした体温だった。

あなた

やわらかいね、ライオンのほっぺた。

あなた

ずっと触ってたいよ。

ライオン

んっ...早くしてください...
ドキドキするので...

手のひらで体温が上がっていくのがわかってきて、

ちゃんと照れてるんだって確認できた。

あなた

わかった、じゃあ...いいかな。

ライオンが頷いたのを確認すると、 優しく繊細にほっぺをつねった。

ライオン

うう...ひょっと...!

口が閉じれないせいか、間の抜けた発音で心がさらにくすぐられる。

あなた

ひっぱってもぷにぷにだ。

ライオン

いわなひでくだはい...!

ライオンのほっぺたと反応をひとしきり楽しんだ。

ライオン

もう...少し痛かったですよ。

あなた

ごめんごめん。

ライオン

...でも、

ライオン

あなたにされるのなら
ちょっと良いかもと思っちゃいました。

あなた

ライオン...

ライオン

ですけど...今度は私がお願いしたいです!

ライオンが喜んでるのは本当なのはわかるけど、それはそうと少し不服みたい。

あなた

ごめんって...この通り。

ライオン

っ...!?!?

つねったほっぺたに優しく口付けをした瞬間、ライオンは再び顔を紅潮させて固まった。

ライオン

もうっ...!ずるいですよ...!

顔を赤らめながら訴えるライオンの姿もまた愛おしかった。

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