誰も知らない世間の話

世間では、10年ほど前に大災害があり、 人類の約7／1を失った、その大災害の後すぐに謎の突然変異が起きて地球上の 人間達が特殊能力を使えるようになった しかし、それで特殊能力を使えない 人間の数が少なくなり、15000に1人 と言われる確率にまで減った。 政府は、それを防ぐために、年1度検査を行ったが、その検査も約2年ほど前に 終わった。理由は、未だに不明だが、 その事に反感を抱いた国民が、デモや 犯罪を起こし、命を失っていった そのことを恐れた政府は、新たに 2つの区間を作った… 一つ目は、死神と呼ばれている秘密警察 2つ目は、史上最強と呼ばれる殺し屋 政府が何故この 2つの区間を作ったかは、謎である

私達は、そう言いながら 張り紙に近づき張り紙を見つめた

トントン

張り紙を覗き込んでいると いきなり肩を誰かに叩かれた

肩を叩いたのは見知らぬ 警察官の格好をした男性

でもおかしい、高校生が補導される 時間は、午後11時から午前4時の間！ だ、誰か、逃げないと！

ガシッ

振り返ると私達は、 大人の5〜6人の男性達に囲まれていた