nk
頭が激しく痛み、顔を顰め頭を抑えながら起き上がる
nakamuッ...!!!
きりやんとシャークんは声を散らす
nk
nk
2人の瞳は潤んでいて、心配そうな眼差しがこちらに向いている
nk
nk
ギュッ
俺は強く抱きしめられる
温もりになんだか安心して
大粒の涙が溢れてくる
nk
なにかを失ってしまったような虚しさに
透き通った開放感
そう、消えたのだ
俺の中にいた"あいつ"が
大嫌いで
憎い存在なはずなのに
なぜだろう
すごく、寂しい
nk
足りない
こんなのおかしい
nk
kr
kr
kr
仲間からの優しい言葉
少しだけど、隙間を埋めてくれている気がする
nk
嬉しい
苦しい
また幸せに
孤独を背負ったまま
生きていられる
生きないと
nk
自虐的な笑みを零す
これから...どうすればいいんだろ...
shk
心の声はいつからか漏れ出ていて 低いけれど優しい、シャークんの声が耳に入る
nk
みんなに酷いことをした俺が、前みたいに楽しくしてもいいの...?
たとえ、俺の本心じゃなかったとしても
俺がやったことには変わりない
シャークんに傷をつけた
きりやんを泣かせてしまった
そんな俺が...
いいの...?
nk
なにをすれば償える
今までの行い
kr
nk
きりやんは俺の兄のことは知らないはず
言ったつもりはない
kr
nk
何故知っているかだなんてどうでもよくて
嘘かもしれないけど
ただ
ただ
────嬉しかった。
kr
そうだ
俺は家族を失った時に決めたのだ
家族の分まで生きる、と
nk
過去のことは訂正する
俺は
家族の分まで笑って生きる
──────────
sm
俺が落ち着くと、3人でリビングへ行き、今までの出来事を話した
br
目を潤ませてこちらの顔を伺う赤色の彼
nk
kn
悪い笑顔を浮かべているきんとき
そんな彼からは怒りを感じた
kr
kn
shk
nk
兄さん...
俺は兄さん達のことを忘れたわけではないんだ
今でも大切な家族だと思ってる
これからは、空の上から見ていてよ
面白い人生にしてみせるから
届くはずのない言葉
今はそれでいい
これは俺だけの声でいて
俺の願いで
前に進むためのおまじない。
kr
nk
shk
kn
br
br
sm
みんなで笑い合う
大袈裟で
個性的で
鮮やかなメンバー達
もう間違わない
幻影になんて騙されない
仲間を信じて相談すればいい
俺に出来ることはなんだってやる
少しでも多く、幸せを感じているためなら
俺は、俺の道を行く
それが、俺の生き方だ。
登場人物︰wt様 〈主人公︰nk様〉
作者︰鈴雨様(奇数+Prologue) ゴキプリン(偶数)
ℋ𝒶𝓅𝓅𝓎 ℰ𝓃𝒹
コメント
35件
最高でした 他の小説も読みましたがめっちゃ面白かったですフォロー失礼します
何回私を○せば気が済む???? えてか完結…!?長旅(?)お疲れ様でした!!!(?) もう鈴雨さんとプリンに○され続け…うへへへへ(壊) 次回作も期待してます(!?!?) やっべ合作書かないと(
やばい涙とよだれが止まらないッッ...(((( 完結するまで長かったなぁ... お疲れ様です( *ˊ꒳ˋ*)っ🍵 私はまだ初心者で文章力も語彙力も無いのにこんな神合作できるなんて(´இ□இ`。)° ゴキプリン様はやっぱ偉大なんだなぁ...( *´﹀`* ) 完結パーティーやりてえ。((