TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

あきら

はぁ

蒸し暑い

あの頃はこれくらいの暑さで 泣きまくってたっけ

この道を通るといつも

あきら

あきな

あいつが頭にうかぶ

あの日の恋愛が

いつまでも

いつまでも

忘れられない

そんな俺の物語

あきら

この道の曲がり角にレストランがある

あきら

そこだよな

あきら

俺たちが出会ったのは

あきら

気分転換に入ってみるか

あきら

克服も兼ねて

いるわけない

そんなことはわかっている

でも

あきら

あ…きな?

そこには見覚えのある 懐かしい後ろ姿があった

その子は自分を一瞬横目で見たが すぐに目を逸らした

あきら

あきな!

馬鹿だなぁ俺 そんなことして何が変わる?

そんなことを思いながら 走って駆け寄ってしまった

あきら

あきなっ(ガシッ)

はるな

ちょっと!なんですか!

あきら

お前あきなか!?

はるな

何言ってるか分かりません

あきら

冗談だろ?なぁあきな
嘘だって言ってくれよ

はるな

触らないでくださいっ!

パシン

あきら

いっ

はるな

最低です

彼女はその場を 去ろうとしていた

追いかけても意味ないのになぁ

あきら

待って

ここで彼女に追いついてしまったら 俺は二度と彼女に会えなくなるかもしれない

俺は踏ん張った

涙を流しながら

仕事帰り 今日あったことを思い出しながら 重い足を動かしていた

あきら

馬鹿だなぁ俺は

家の近くの信号で 女性が何かを探していた

あきら

あの、探し物ですか?

???

コンタクトを落としちゃって

あきら

これじゃないですか?

???

あっこれです!

運良く足元に落ちていた

???

ありが…って

あきら

ん?

???

あなたレストランにいた人?

あきら

え?

状況が追いつかなかった

しばらく沈黙が続いて やっと理解が追いついた

あきら

あきな?

はるな

はるなです

あきら

あ、ごめん

何言ってんだ俺

あいつはもういねぇ

はるな

あの

あきら

は、はい?

はるな

何かあったんですか?

あきら

えー色々と

はるな

良かったら相談聞きましょうか?

あきら

え?

はるな

力になれるかもしれません

あきら

え、えと

はるな

はい電話番号です

はるな

気が向いたらかけてください

あきら

あ、まって!

彼女は走り去ってしまった

店長

ちょっと君反省してるの?

???

すみません…

初めてあった彼女は 涙を流していた

あきら

あの…

店長

あーあきらくん

店長

この子見といてくれない?

あきら

何があったんですか?

店長

食い逃げだよ食い逃げ

あきら

あーなるほどです

あきら

分かりました

店長

ありがとね

店長

君、親の電話番号わかる?

???

分かりません…

店長

はぁ

店長

そうだ!

???

店長

今日から君をバイトとして雇おう

???

!?

店長

君、名前は?

あきな

あ、あきな

店長

よし!狂気らよろしくね

あきな

ええぇ

店長

あきらくんこの子に色々教えてあげて

あきら

は、はい!

あきな

よろしくお願いします

あきら

あきな…

無意識に名前をつぶやく

あきら

スマホと電話番号の書かれた 薄い紙を交互に見る

あきら

当たって砕けろだ!

電話の着信音が部屋に鳴り響く

はるな

はい?

あきら

俺です、あきらです

はるな

あきら?

彼女には…はるなにはまだ 名前を言ってなかったか

あきら

コンタクト拾ったものです

はるな

あーそうだんてますか?

あきら

まーそういう感じです

はるな

何があったか知りませんが

はるな

なぜ私をいきなり掴んできたんですか?

面目無い

あきら

昔の知り合いと見比べてしまって

はるな

あーなるほどです

はるな

って私使えそうにないですね

あきら

…かもしれませんね

この世には似てる人が 3人いるという

でも

はるなは似すぎていた

はるな

それじゃあ

はるな

あまりお力になれずすみません

あきら

いえ全然

通話が終了した

あきら

思えば性格も大分違ったな

あきら

あきなはもっと元気だったか

まだ比べてしまっている

あきら

…寝よう

忘れられない君へ届け

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

4

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚