ガチャ
母
杏
及川徹
杏
杏
杏
徹はそう言うと、 寂しそうな顔をした。
なんだよ、その顔 まるで私が悪いみたいじゃん。
及川徹
杏
及川徹
杏
そう言って私は逃げるように その場から去った。
寧々
杏
寧々
杏
私の発言を聞いて 小動物のように可愛らしげに 笑っているのは 友達の寧々。
私よりよっぽど女の子らしくて 恋人もいて、 可愛い乙女な子なのだ
髪の毛はいつも低めのポニーテールで 笑うとえくぼができる。 彼女的にはそこがチャームポイントらしい。
杏
寧々
寧々
寧々が見せてきたキーホルダーには 互いの頭文字が記されていた
寧々
寧々
寧々
その言葉を聞いた途端、私は一瞬言葉に詰まった
私もいつか。
いつか
徹と……。
クラスメイト
杏
寧々
クラスメイト
寧々
杏
クラスメイト
ガラガラ
及川徹
クラスメイト
及川徹
及川徹
いっその事、 別のクラスだった方が楽だったかもしれない。 そう思っていながらも
アイツが他のクラスであれば 私が落ち着かないのかもしれない。 などと考えてしまう
寧々
杏
寧々
寧々
友人に隠し事は出来ないってこういう事をいうのでは
この前だって私の不調を一番に気付いていた。
私が最近、徹と気まずそうにしていたから 今日だって一緒に学校まで行ってくれたのだ
我ながら、っていうか今更ながら 良い友人を持ったなと思った
徹のことも、私の今の心情も全部話せるぐらいには好き。 そんな気持ち。
#3 ……to be continued♡
コメント
1件
杏は昨日の今日で及川さんとは気まずいみたいです。