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主)自己紹介しよっか!!
諸伏 彩音(あかね)
主)見た目は「綾音(あやね)」だけど、読み方は「あかね」という読みを当てるんだよね!!
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
主)それではSTART!!
夕食の時。家の中は異様に静かだった。 窓の外からは風が鳴っているのに、その音すら遠く感じるほど、空気が重い。。
諸伏 彩音(あかね)
お母さん
そう言ってお母さんは、 押入れの中に二人を隠した。
諸伏 彩音(あかね)
声が出かけた景光の口を、 横からそっと手が覆った。
諸伏 彩音(あかね)
妹の諸伏 彩音(あかね)ちゃんだった。彩音ちゃんは小さく震えながらも、必死に笑おうとしているみたいな顔で、 景光を見ていた。
諸伏 彩音(あかね)
景光は目を見開く。 怖い。怖すぎて、心臓が壊れそうなのに——それでも彩音の手は、ちゃんと彼を現実につなぎ止めていた。 彩音自身も怖いはずなのに、 指先は冷たく震えている。 それでも離さない。逃げない。
犯人
ヒロくんが出ようとする。 でも妹の彩音ちゃんが止める。
諸伏 彩音(あかね)
犯人が去った後。
兄の諸伏 高明が帰宅したとき、 まず違和感に気づいた。 玄関の鍵は開いているのに、 誰の声もしない。
高明兄ちゃん
リビングの扉を開けた瞬間—— 言葉が消えた。 そこには、倒れている両親の姿。 一瞬、頭が真っ白になる。 けれど次の瞬間、身体だけが動いた。
高明兄ちゃん
声をかけても返事はない。 呼吸が浅くなるのを抑えながら、すぐに周囲を確認する。 そして気づく。 ——弟と妹がいない。
高明兄ちゃん
家の中を走るように探す。 普段の冷静さなんて、 どこにも残っていない。 階段下。机の陰。 何度も何度も確認する。 いない。 そのとき—— 小さな声。
ヒロの幼少期
そこにいたのは、 小さく身を寄せ合う二人。 諸伏 景光と諸伏 彩音。 景光は必死に泣くのをこらえていて、彩音は怖さで小さく震えながらも、兄の服をぎゅっと握っていた。
高明兄ちゃん
高明の声がわずかに揺れる。 でもすぐに膝をついて、 二人の高さに視線を合わせる。 安心させるために、できるだけ静かに。
高明兄ちゃん
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
これは、警察学校時代のお話。
諸伏 彩音(あかね)
警察学校の校門前。 大きな荷物を抱えながら、彩音は先を歩く兄の背中を追いかけた。
ヒロ兄
景光は振り返り、苦笑する。
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
幼い頃。 両親を失い、深い傷を抱えながら 生きてきた二人。 そんな二人が今、同じ夢を追って警察官を目指している。 彩音は校舎を見上げた。
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
二人は顔を見合わせて笑った。 すると後ろから声が響く。
松田さん
安室さん
松田さん
伊達班長
萩原さん
諸伏 彩音(あかね)
まだ誰も知らない。 この出会いが、後にかけがえの ない絆になることを。
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
松田さん
萩原さん
安室さん
諸伏 彩音(あかね)
景光は少し呆れながらも笑う。 こうして―― 諸伏兄妹の警察学校生活が始まった。 誰よりも強く、 誰よりも優しく、 大切な人を守るために。
そして彩音は、この後爆発物処理の 才能を見せ始めることになるのだった。
教室でのオリエンテーションが終わり、 新入生たちは各分野の 基礎講義を受けていた。 その中の一つ。 爆発物対策の基礎授業。 教官が机の上に訓練用の 爆弾模型を置いた。
教官
周囲の生徒たちが首を傾げる。 「赤?」 「いや青じゃないか?」
そんな声が飛び交う中―― 彩音が手を挙げた。
諸伏 彩音(あかね)
教官
諸伏 彩音(あかね)
教官
その時。 後ろの席からニヤッと笑う声が聞こえた。
松田さん
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
休憩時間。 彩音と松田は模型を囲んでいた。
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
二人とも楽しそうである。 そこへ景光が来た。
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
景光は頭を抱えた。 普通の女子ならお菓子の話や 趣味の話をするところだ。 自分の妹は爆弾の構造で 盛り上がっている。 松田が笑う。
松田さん
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
松田さん
萩原さん
みんなが笑う。 その様子を見ながら 景光は少し安心していた。 幼い頃から辛い過去を抱えてきた彩音。 そんな妹が今、心から笑っている。 それが何より嬉しかった。
しかしその時―― 松田さんが彩音ちゃんに言った。
松田さん
諸伏 彩音(あかね)
景光は空を見上げた。
ヒロ兄
警察学校の昼休み――。
萩原さん
萩原さん
伊達班長
安室さん
ヒロ兄
萩原さん
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
松田さん
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
萩原さん
松田さん
萩原が素早く席を確保する。 綾音がトレーを持って戻ってくると、 松田がふと彩音ちゃんの定食を見る。
松田さん
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
諸伏 彩音(あかね)
学食で昼食を食べていた綾音たち。 その時、近くの席にいた他の学生たちの声が聞こえてきた。
他の人達
他の人達
他の人達
他の人達
他の人達
その瞬間―― ブフッ!! 萩原が飲んでいたお茶を 吹きかけそうになった。
萩原さん
松田さん
萩原さん
松田さん
一方の綾音は顔を真っ赤にしていた。
諸伏 彩音(あかね)
他の人達
とさらに盛り上がる。
ヒロ兄
「「「妹」」」
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
萩原さん
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
降谷は肩を震わせ、
安室さん
伊達も笑う。
伊達班長
松田まで口元を緩めている。
松田さん
諸伏 彩音(あかね)
綾音はさらに顔を赤くした。 景光はそんな妹を見ながら、
ヒロ兄
と言った後、
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
学食中に響く彩音ちゃんの叫び声。 その直後、萩原たちの笑い声が一斉に上がり、昼休みはさらに 賑やかになるのだった。
萩原さん
ヒロ兄
萩原さん
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
松田さん
松田のツッコミに、みんなが笑った。
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
ヒロ兄
萩原さん
そんな和やかな昼休みを終え―― 午後。 訓練場では拳銃訓練が始まっていた。 教官の合図で、生徒たちが 順番に射撃を行う。 パンッ! パンッ!
鬼塚教官
教官に呼ばれ、彩音は 射撃位置へ向かった。 周囲の生徒たちは 少し不思議そうに見ている。
他の人達
他の人達
他の人達
鬼塚教官
パンッ!! 一発目。 的の中心近く。 パンッ!! 二発目。 また命中。 パンッ! パンッ! パンッ!
連続で放たれる弾丸。 訓練場が少しずつ静かになっていく。 そして―― 全弾発射。 教官が結果を確認しに行く。 数秒後。
鬼塚教官
訓練場がざわついた。
他の人達
他の人達
他の人達
萩原は思わず立ち上がった。
萩原さん
伊達も驚く。
伊達班長
降谷は腕を組みながら 感心したように頷く。
安室さん
松田は的を見つめたまま、
松田さん
すると教官が咳払いをした。
鬼塚教官
諸伏 彩音(あかね)
鬼塚教官
訓練場全員の前でそう評価される。 彩音は驚いて目を丸くした。
鬼塚教官
諸伏 彩音(あかね)
後ろでは萩原が松田に小声で言った。
萩原さん
松田さん
萩原さん
松田さん
萩原さん
松田は少し考えてから、
松田さん
鬼塚教官は全員を見渡した。
鬼塚教官
諸伏 彩音(あかね)
鬼塚教官
諸伏 彩音(あかね)
拳銃訓練も終わり、 みんなが解散し始めた頃。 萩原研二は大きく伸びをした。
萩原さん
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
すると萩原は少し考え込む ように頭をかいた。
萩原さん
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
その言葉に彩音ちゃんはくすりと笑った。
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
ヒロ兄
萩原さん
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
すると後ろで聞いていた 松田がぼそっと呟く。
松田さん
萩原さん
松田さん
萩原さん
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
松田の目が少しだけ輝く。 景光は苦笑しながら言った。
ヒロ兄
安室さん
伊達班長
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
萩原さん
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
景光はそんな妹を見て苦笑する。
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
こうして翌日の萩原家は、 予想以上に賑やかな一日になる ことが決定したのだった。
コメント
1件
おお、第1話からもう重い過去と温かい絆がしっかり描かれてて、一気に引き込まれたわ!彩音ちゃんの、あの悲惨な事件の中で兄ちゃんを守ろうとした場面がめっちゃ胸に刺さった…あの小さい身体で必死に震えながらも景光の口をふさぐシーン、泣ける。んで警察学校編で一転して明るくなる展開が最高。爆弾の構造で松田と盛り上がる彩音ちゃん、“普通の女子と違う”感じがすごく愛おしい(笑)。拳銃の腕前もズバ抜けてて、これからの活躍が楽しみすぎる!兄妹の掛け合いと、5人+彩音ちゃんのわちゃわちゃ感がたまらなかったわ🔥