クリスマスプレゼント

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そろそろクリスマス。実写配信をして、他メンはそれぞれ帰ったりしているが俺は企業さんとコラボの話だの会社としての今後の話だの新グループの話でタスクが大量

そしてそのタスクも終了。あとは家に帰るだけ

家では彼女、まろが待っている

きっとまた甘えてくるんだろうなと思いながら少しにやけてしまう

傍から見たら20代後半の男性がイチャイチャしてる見苦しいものかもしれないが正直まろが可愛くて仕方ない

俺より年上なはずなのにとんでもなく甘えてくる。ほんとに可愛くて癒しでしかない。と言ってもこれは家の姿。メンバーには付き合ってることは隠してるのにゃいこ、な～こ呼びは封印している

さて、癒しのもとへ帰りますか

そう呼びかけるとパタパタと走ってきて「おかえり！な～こぎゅ～！」とはぐを強請ってくるのが定期

しかし今日は何もしてこない。メンバーといるときと同じくらいのテンション。あ、あれ……？

おかしい。帰ってきて一回もまろとはぐしていない

そのために今日ゴム買ってきたのに…最近は時間もなかったら今日ぐらい…って思ったのだが、まろはそんなことないみたいだ

お風呂あがったら俺から行ってみようかな

どこにもいないから探してみたらもう寝ていた。見てみると俺のぬいぐるみが腕の中にある。抱えて寝ていたのだろうか

まろの腕からぬいを奪い取り、その腕の中にもぞもぞと入っていく。あ～……やっとまろに触れられた。あったかい

なに馬鹿正直に答えてるんだ俺は

時計を見ると少し時間が経っている。きっと寝落ちしてしまったけれどまろが異変に気付いて起きたのだろう

ぽか～ん

そういうこと！？

そのまま二人はクリスマスの夜に溶けていった

おまけ

スマホを見るともう朝だ。隣をみればまだすやすやと眠っている可愛い彼女がいる。ちゃんと布団かけているけれど全裸だと流石に寒いだろうか……

そういって耳にキスをすると小さく肩を揺らす彼女。さっきよりも耳が赤くなったような気がする

君との時間