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ぬっこらだぁよ
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______________________ 私は、戦争孤児だ。 両親は機関銃で撃たれて死んだ。 父親違いの弟とともに、 いつからか二人で戦火から逃げる日々を過ごしていた。
📗ティネル
_泣き叫ぶ声。
幼い子が親を探す声が銃声音で途切れた。
どこかの名も知らない妊婦が頭から血を出して 冷たくなっていた。
そんな事が周りで起こっていた結果、 少しばかり私の倫理観は壊れてしまったらしい。
とにかく食べ物がないと生きていけない。 そんな事常識だろう。
死体を漁って、食べ物を探した。
敵軍兵の死にかけがいれば、 息の根を止めてでも食べられる物を探した。
戦火は当たり前かのように広がった。
私達の国がどうなったのかは知らない。
戦争はいつの間にか終わった。
人間ってのは脆いのにしぶとい生き物だ。
惨状を前にして、 人々は街を建て直すのに心血を注いだ。
その結果、街はあっという間に復興した。
戦争孤児の私達は孤児院に入れられた。
孤児院の環境は、悪くはなかった。
だけど、いわゆるPDSDを発症している子が多く、 急に子供の叫び声と職員の宥める声が 聞こえてくる事は 朝でも、昼でも、夜でも。 日常茶飯事だった。
でも、戦争の時のあの音たちよりかは何百倍もマシだった。
私の、ズレた倫理観も段々と正常の道に治っていった。
_あの里親が現れるまでは
[今日からここがあなた達の家よ] [今日から俺たちがお前たちのパパとママだ!]
最初は幸せだった。 欲しいと言えば買ってくれる。 暖かい愛に触れられる。 だが、暮らしていくうちに里親は本性を さらけ出し始めた。
[なんでこんな事も出来ないの?この愚図が!!!] [孤児の癖に!生意気な目を向けるんじゃねぇ!!]
最初は自分達がやった事に対して。
でもエスカレートしていくうちに、 段々と何もしていないのに理不尽に怒られることも増えた。
ある日は馬乗りになり、殴られた。
ある日は煙草の灰皿にされた。
弟もその暴力の対象になっていた。
守りたかった。
届かなかった。
我慢した。
でも、我慢しても限界がくることが誰しも必ずある。 父親が私の寝ているところに忍び寄り、 上に株さろうとしてきた時にたまたま近くにあった 図鑑で何回も殴った。
母親が異音を聞いて駆けつけてきたから、 本で頭を殴りつけたらあっさり動かなくなった。
ガタンッ
音がして振り返ると、弟がいた。
🖤ディア
📗ティネル
きっと、私はあの時、 恐ろしいほどの満面の笑みを浮かべていたんだろう。
弟_ディアも、笑みを浮かべて言った。
🖤ディア
📗ティネル
たくさん逃げた。 一体、私達は誰に追われていたのかは ずっとわからない。
ある時、森の奥深くに孤児院を見つけた。
孤児院なら、逃げられる。 そうやって、私達は信用した
怪しい薬を投与されて、苦しくなって、気づいた。
《ここには、人がいない。》
《皆、実験体として生かされているんだ》
汚い部屋に入れられ、番号が割り振られた。 私は実験体466。弟は447。
最初は苦しかった。
悲しかった
暴れたら直ぐに射殺される
そんな現実が怖かった
逃げれなかった
ただただ見てるしか無かった
なんの実験をしているのかは、 すぐにわかった。
兵器の開発。 それだけだった
毎日のように子供が死んでいった
感情が、削ぎ落とされる感覚。
あの里親が何百倍もましだった、と
後悔した
でも、私とディアは耐えた
生きたい。その欲望を忘れずに
ある時、実験は成功した。
奇跡的に生かされた
科学者達からの待遇が変わった
沢山可愛がられた
人間はここまで変われるのか。
不思議でたまらなかった。
ある時、1人の女の子に出会った
自分より、先輩なのに、年下の女の子
その子はいつでも笑っていた
自然と、私も笑えるようになった
でも、その時間はすぐに終わった
「実験体111の暴走を確認。今すぐ射殺せよ___」
冷たい機械音声とサイレンの低い音怒鳴り声や 泣き叫ぶ声を聞きながら、 私は目の前で友達が綺麗な赤色を出して冷たくなるのを 見てるしかなかった__
_嫌だ…いやだ……いやだ!!!!やめてッッッッ!!!!
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どうもこんにちは!黒豆と云う者です! テラノでの小説は初めてとなり、拙い文章にはなりますが よろしくお願いします!
是非、いいねやコメントをして頂けると嬉しいです!