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ゆうりが遂に恋をした
それも、りんと君に
こんなに嬉しいことはあるのかな
将也
将也
蕾
蕾
将也
蕾
蕾
将也
将也
蕾
蕾
将也
一方私はというと
将也
将也
蕾
蕾
蕾
将也
蕾
蕾
蕾
蕾
将也
蕾
蕾
将也
こんなにも自分がものをはっきりと言える人だとは思わなかった。
でも、私はそれくらい、
曖昧な関係で神田くんとは関わりたくない。
本気で好きだった。
でも、神田くんはたくさん辛い思いをして
でも逃げ場を作って過去を上書きしようとした
これは恨みなんかじゃない…
単なる嫉妬だ…
汚い感情、自分が嫌になる、本当に…
きっと神田くんがはっきりと思ったことを言うようになったきっかけは
るかさんだ。
るかさんに辛い思いをさせたという自覚があるから、
もうそんな事は誰にもさせたくないって事なんだと思う。
将也
蕾
蕾
蕾
将也
蕾
蕾
将也
蕾
蕾
蕾
蕾
蕾
将也
将也
将也
蒼空
将也
将也
蒼空
将也
蒼空
将也
蒼空
蒼空
将也
蒼空
蒼空
将也
蒼空
将也
将也
将也
俺には無いものを持ってる人だったから。
あの人のことも、この人も、すごいと思えた。
蒼空
蒼空
将也
蒼空
将也
蒼空
将也
蒼空
将也
将也
蒼空
蒼空
将也
将也
将也
将也
蕾
悠里
蕾
悠里
悠里
蕾
蕾
悠里
蕾
悠里
悠里
悠里
悠里
蕾
蕾
蕾
悠里
悠里
悠里
蕾
悠里
悠里
蕾
蕾
悠里
悠里
蕾
悠里
蕾
蒼空
蕾
蒼空
蒼空
蕾
悠里
蕾
蕾
蒼空
蒼空
蕾
悠里
蕾
悠里
授業中
今朝神田くんに言ったことを思い返してみた
よくあんな事自分でも言えたなと思う
ほんとは友達でいたいなんて思ってるわけない
自分でもわかるんだ。
でも、私は辛い気持ちを押し通してまで頑張る必要なんてないんだ
神田くんはもうやり直そうなんて思ってない。
…ちがう
そもそも、始まってなんてなかった
私たちはあの時、始まりそうで
始まらなかった。
それが私たちの関係の答えなのかもしれない。
蕾
つぼみちゃんと席は離れているけど
蒼空
蒼空
少し顔を動かせば視界に入ってくる
サラサラした明るい黒髪に
綺麗な鼻筋とふっくらとした唇
俺は間違いなく1年のあの時からつぼみちゃんに惚れているんだ
入学式の日
蒼空
蒼空
蒼空
蕾
蒼空
蕾
蒼空
蕾
蒼空
4月
春の暖かい風が吹き抜けた
振り向くと彼女は桜を見上げて微笑んでいた
蒼空
それから何となくどんな子なんだろうと気になっていた
でも全く高校生活が楽しそうじゃなくて、
いつも隣のクラスの悠里さんと仲良くしていて
クラスの女子とはあまりつるんではいなかった
蒼空
蒼空
でも、委員会決めで奇跡が起きたんだ
蒼空
蒼空
蒼空
蒼空
蒼空
蕾
蒼空
蒼空
蒼空
蒼空
蕾
蕾
蒼空
蒼空
蒼空
やべ、つぼみちゃんの前でださいことしちゃってる…
て、あれ…もう購買行っちゃった…
蒼空
それからなんだかずーっとずーーーっと
目で追いかけちゃって
でも、
いつもつぼみちゃんの目には他の誰かがいる気がした
俺の知らない誰か。
それが誰だか分かったのは冬になってからで
悠里さんのクラスにとある転校生が来たらしい
その人とつぼみちゃんは知り合いだった
同じ中学で…どんな関係なのか、見れば分かった
つぼみちゃんの目は完全にあいつに向けてだった
あぁ、好きな人いたんだ
でも、そんな一面も知れて嬉しかった
だからもっと好きになったんだ
一途で一生懸命で
他人には興味無い冷たい1面も
全部何だか可愛くてしょうがなく思えてきたんだ
蒼空
お昼
蒼空
蕾
蒼空
蕾
蕾
蒼空
蕾
蒼空
蕾
蒼空
蒼空
蕾
蕾
あ、ちょっと間違えた。
ほっぺが赤くなってる。
思い出してるんだ。
あーあ。
蒼空
蕾
もう絶対触れないどこ。
つぼみちゃんがしょーやくんを思い出す隙なんて
あげないよ、俺
蒼空
蕾
蒼空
蒼空
蕾
蕾
蒼空
蕾
蒼空
蕾
蒼空
蒼空
蒼空
蒼空
蕾
蒼空
蕾
蒼空
蕾
蕾
蒼空
蒼空
蕾
蒼空
蒼空
放課後
蕾
蒼空
蒼空
悠里
悠里
悠里
悠里
蕾
蕾
悠里
悠里
悠里
蕾
蕾
悠里
蒼空
蕾
たくさん遊ぼう。
たくさんたくさん遊んで
忘れてやる。
絶対に…
蒼空
ユイ
蒼空
蕾
悠里
ユイ
蕾
蕾
ユイ
蒼空
悠里
ユイ
ユイ
ユイ
悠里
蕾
蒼空
蕾
悠里
蒼空
蒼空
蕾
蕾
蒼空
蕾
蕾
蒼空
蒼空
蕾
悠里
悠里
将也
将也
将也
将也
将也
ユイ
将也
ユイ
将也
ユイ
将也
将也
ユイ
ユイ
将也
ユイ
将也
将也
ユイ
将也
将也
ユイ
ユイ
将也
将也
将也
将也
将也
将也
蒼空
蒼空
将也
蒼空
将也
蒼空
蒼空
将也
蒼空
将也
なんだこいつ…
エスパーかよ…俺の事見透かしてきて…
蒼空
将也
蒼空
蒼空
蒼空
将也
蒼空
蒼空
蒼空
将也
蒼空
蒼空
将也
蒼空
蒼空
蒼空
将也
将也
将也
蒼空
蒼空
蒼空
こいつ、朝とは違う…真剣な目で…
チャラチャラしてるだけだと思ってたのに…
ちゃんと、、櫻田さんのことをすきで、、
俺よりよっぽど良い奴だ…
将也
将也
将也
蒼空
将也
蒼空
蒼空
将也
蒼空
蒼空
蒼空
また、いたずらな顔で笑って
余裕を見せてくる蒼空が嫌いだ。
大嫌いだ…
本当に…こんな自分が
大嫌いだ……
将也
蒼空
蒼空
将也
蒼空
将也
俺は知ってる
あの頃桜に囲まれた校庭で
確実に俺は君に心を奪われたんだ
眩い閃光で俺を貫いた
でも、散っていく。
桜が、この気持ちが、君との思い出が、
12月の凍えた空に白く溶けていく