テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

武道強迫性障害[完]T

一覧ページ

「武道強迫性障害[完]T」のメインビジュアル

武道強迫性障害[完]T

1 - 武道強迫性障害1

♥

826

2022年01月06日

シェアするシェアする
報告する

武道

・・・

俺は花垣武道 俺にはある病気がある それは【強迫性障害】 名前を言ってもピンと来ない だろうなまず説明する 俺は自分が汚く思う 俺が触れたものは黒いモヤで覆われる だからよく潔癖症とか言われる でも違う潔癖症は他の 物が汚いと思う

人によって少し違う ある人は自分が汚く思ったものに 触れるとダメ、とかだが 俺は自分が汚いと思う だからいつも手袋をしたり 何かと消毒したり長い間手を洗ったり なるべく誰かと触れないように している

武道

本当に俺は俺が
大嫌いだ

武道

・・・

クラスでの俺の印象はまぁ最悪だ

武道

・・・

モブ

コソコソ

武道

・・・

モブ

武道ってよいつも
暗いしマスクしたり
手袋したり,それに
机を消毒したり
自分が触れそうなものに
消毒してるよな
まじで重度の潔癖症
なのかよ

武道

(潔癖症では無い)

モブ

それなそれな

モブ

まじで俺に関わんなって
オーラあるよな

モブ

そうそうわかるわ

武道

(まぁモブはほっといて
俺は唯一触れても大丈夫
な奴がいるそれは幼なじみ
の女子「楓」かえで)

武道

(両親もダメなのに
こいつ楓だけは
何故か大丈夫なんだ)

ダダダダダダダダダダ

楓(かえで)

武道~!

武道

何?

楓(かえで)

あいつらしばく?

武道

やめろってかお前
ほんとに女子か?

楓(かえで)

はぁ?あんたまじ
失礼なんだけど

武道

( ´-ω- )フッ

楓(かえで)

もう!帰るよ~

武道

はいはい

タッタッタッ

モブ

また楓様と
帰りやがった

モブ

羨まし〜!

武道

楓って女子力
ないのにモテるよね

楓(かえで)

女子力あるし!
武道が鈍感で
わかんないだけ!

武道

前服ぬうだけで
苦戦してたくせに

楓(かえで)

もっかい言ったら
埋めるぞ

武道

その言葉遣いも
何とかしたら?

楓(かえで)

うるさいわ!

武道

うるさいの楓

楓(かえで)

小声だシィ~

武道

今はね

楓(かえで)

だまれぇ!

武道

はいはい

ガシッ! 楓は武道の手を掴んで 走った

楓(かえで)

ほらほら今日は
おばさん(武道の母)
が美味しい料理
作って待ってるんだから
早く帰るぞ~!

武道

ちょっ!早い!

楓(かえで)

おそーい!

⊂('ω'⊂ )))Σ≡

武道家

楓(かえで)

ただいま~!

武道

お前の家じゃない

母(武)

あら、おかえり

武道

ただいま母さん

母(武)

おかえり(*^^*)

母(武)

楓ちゃんもおかえり

楓(かえで)

ただいまおばさん

母(武)

ほら2人とも手を洗って
食事の準備が出来てるよ

楓(かえで)

はぁーい

武道

うん

タッタッタッ

母(武)

元気がいいわね
楓ちゃん(*^^*)

母(武)

フフ

手洗い場

武道

ふわぁー

楓(かえで)

武道また授業中
寝たわね!

武道

なんだよ~悪い?

楓(かえで)

悪い!そんなに
寝てると授業に
追いつけないよ!

武道

俺はとっくに先に
行ってるから
それより楓の方が
ついていけてない
よね!

楓(かえで)

・・・(゜ϖ ´)ベー

タッタッタッ

武道

あ、逃げた

食後

母(武)

楓ちゃん帰っちゃったわね

武道

そうだね~

母(武)

あ!雨だわ
武道お父さん雨ってこと
知らなかったから傘
忘れていったわ!
迎えに行ってくれない?

武道

あぁ、いいよ

母(武)

ほんと!ありがとう

武道

うん

武道

雨の匂い嫌い

タッタッタッ お父さんの傘を 手袋をしながら持って駅に向かう 武道

武道

父さん困ってるだろうな

武道

急がないと

タッタッタッ 武道の前からものすごい速さで 向かってくる ???

武道

ん?

???

うわっ!

武道

うわ!

ドシン! 2人がぶつかった

武道

痛た

???

あ!すいません
大丈夫ですか?

武道

あ、だ、大丈夫です

武道が顔を上げると ぶつかった人が黒いモヤで 覆われた ブワッ!

武道

ヒュッ

武道

(この人が俺のせいで
汚れちゃう俺の黒い
バイ菌で包まれちゃう)

武道

ヒュッヒュッ

???

か、過呼吸!

???

え、お、落ち着いて!
し、し、深呼吸して!

???が武道の 肩をゆさぶってくる

武道

お、れに、さわ、ら、ないで

???

え?

武道

離して!

武道は苦しそうにしながらも その場を後にした

武道

ハッハッハッ

武道

(何とか公園に来れた)

ベンチに座っても まだ少し息が荒い

武道

ハッハッハッ

武道

(汗が止まらない)

千冬

おい!お前大丈夫か?

武道

(や、ばい、意識、が)

武道はそこで気を失った

武道が目を覚ますと さっきの公園にいた

武道

あ、れ?

千冬

あ!起きた?

武道

え、誰?

千冬

あぁ覚えてない?
さっきここで過呼吸
になって倒れたんだよ

武道

あ、ありがとう

千冬

お礼なんていらないよ
俺何もしてないから
あ!これ水あげる

そう言ってポンっと 水を投げて武道に渡した

武道

え、あ、ありがとう

千冬

いいってことよ( ´罒`*)✧"

千冬

やべ時間だ!
じゃあな!

タッタッタッ

武道

嵐のような人だな

武道

なんかあの人も
モヤが出なかった

武道

フフ不思議

ダダダダダダダダダダ

楓(かえで)

武道~!

武道

うわ

楓(かえで)

何ようわって!

武道

別に

楓(かえで)

あ,武道その目
また過呼吸に
なったの!?

武道

あ、うん

楓(かえで)

だから私抜きで
外行かないで!

武道

え〜

楓(かえで)

うん,ごめん
それは無理だね
その反応が正解

武道

帰ろ

楓(かえで)

うん帰ろ~

タッタッタッ

翌日学校

武道

楓もう自分の
クラスに帰れ

楓(かえで)

はいはーい

タッタッタッ

武道

朝から元気だな((ボソッ…

モブ

今日転校生
来るんだよな

モブ

え!女?男?

モブ

男だってよ

武道

(うるさい)

ガラッ 先生が入ってきた

先生

え〜突然ですがこれから
転校生の紹介をしたいと
思いますそれじゃ入って

千冬

はい

タッタッタッ

武道

あ、

千冬

あ!昨日の!

武道

(やば目立った)

先生

お!花垣と知り合いか?

千冬

え、ま、まぁ

先生

なら席は隣に
するかその方が
安心するだろうし

武道

・・・

先生

じゃあ席は花垣の隣で
まずは自己紹介よろしく

千冬

あぁ、はい
え〜俺の名前は
松野 千冬だ
みんなに怖がれるが
見た目がこれな
だけだから気軽に
話しかけてくれな!

モブ

よろしく~!

モブ

お願いね~!

モブ

よろしく~

モブ

宜しく

みんなが盛り上がってる中 千冬は窓の外を見ている 武道を見ていた

千冬

・・・(*^^*)

武道

(今日も楓来るよな~)

放課後

武道

・・・

千冬

ねぇあの後
大丈夫だったか?

武道

え、あぁうん

千冬

そうか良かった
あの辺住んでんの?

武道

あぁうん

ダダダダダダダダダ

武道

うわ,来た

千冬

???

楓(かえで)

武道~!

武道

うるさい

楓(かえで)

え〜ごめんね💦

武道

お腹空いた
遅いんだけど

楓(かえで)

だぁから!
走ったやん!

武道

そうじゃなくても
いつも走ってるよね

楓(かえで)

ちょっ!うるさいわね

武道

誰がだよ

楓(かえで)

はぁ?

武道

何がはぁ?だよ

楓(かえで)

そりゃあ余計なこと
言ったからー!

千冬

(仲良いんだな~)

モブ

コソコソ

千冬

(ん?)

モブ

まじで武道ウザイよな
あの楓様に近ずいてよ

武道

・・・( ˘ •ω• ˘ )

楓(かえで)

???

武道

別に

千冬

(コソコソ言うなら
堂々と言えよ)

千冬

ねぇ

武道

え、

楓(かえで)

千冬が武道の肩を 軽く叩こうとすると 楓が千冬の腕を掴んだ ガシッ!

楓(かえで)

触んな転校生

千冬

は?なんで?

楓(かえで)

武道に触れるな
武道に触れていい
のは私だけだ

武道

ヾ(・ω・`;))ノぁゎゎ

楓(かえで)

さ!行こ

武道

え、あ、あぁ

武道

ごめんね((ボソッ…

楓(かえで)

ギロッ

タッタッタッ

千冬

(なぁんだてっきり武道君
があの子にベッタリだと
思ってた執着してんの
あのこのほうだったわ)

楓(かえで)

(あいつ私の武道に
触れようとしてきた
警戒しなきゃほんと
不良は嫌いだ)

武道

楓!

楓(かえで)

ハッ!

武道

は、早い

楓(かえで)

あ、あぁごめん

武道

何どうした?

楓(かえで)

あ、いや別に

武道

???

楓(かえで)

さっ!いこ

武道

あ、うん

武道強迫性障害[完]T

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

826

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚