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12月の真冬。 突き刺すような寒さの中 駅の近くの広場の周りには 人だかりが出来ている
弦
弦
弦
弦
弦は観客を見下ろす形でギターを抱えて 歌い始めた。
奏
奏は大量の観客の中 感嘆の言葉を洩(も)らした
弦は路上で弾き語りをするスタイル そして自慢の歌声で ファン達を魅了してきた
地道にやってきて今では駅の広場でライブを行える位には成長した。
弦
ワーーーー!!!
オーディエンスからは歓声が上がる
弦の見る世界はキラキラしていた。
奏
奏は自宅のマンションのエレベーターに 乗り込んだ。
ドアが閉まりかけた時、 タッタッタッと足跡が聞こえてきた
奏はエレベーターの開くのボタンを 押して男を中へ入れた
男
奏
奏
奏は男の顔を見ようと後ろを見た
奏
奏の後ろに立ってたのは 先程ステージの上に立っていた弦だった
弦
奏
弦
奏
奏
弦
奏
奏
弦
奏
奏
弦
弦
奏
奏
奏
奏
チーン...
エレベーターが止まった
奏
奏
弦
奏
奏
2人はエレベーターを出て 廊下を歩く。
奏
奏
弦
弦
奏
弦
奏
ガチャ
奏
奏はそのままドアに寄りかかり バタンと座り込んだ