湊あくあ
皆さんこんあくあー!

湊あくあ
(って言いたかった...)

湊あくあ
(普段の配信ならこう言ってる)

湊あくあ
(でも違う。今日の配信は私にとっても、皆にとっても残念な配信だからだ)

湊あくあ
(私は今日この配信で卒業発表の報告をしないといけない)

湊あくあ
(本当は言いたくない...
みんなの悲しむ顔が想像できる)

湊あくあ
(でも覚悟を決めないとずっとみんなを待たせる)

湊あくあ
(すぅー)

湊あくあ
(私は覚悟を決め、マイクのミュートを解除した。)

あくあは配信を観てくれてるリスナーに卒業のことを話して、配信を閉じた。
湊あくあ
(配信を閉じた私はすぐに号泣した)

湊あくあ
(私の卒業を大切なあくあクルーの皆、配信を見に来たリスナーに伝えたから)

湊あくあ
(どうしても涙は止まらない。
心が凄く苦しい、心臓が今にも爆発しそうな勢いだ)

湊あくあ
(でも今も泣いてらんない
この後すぐにXで卒業のポストを投稿しなくちゃいけない)

投稿したポストは瞬く間にSNSで大量に拡散され、一瞬で私の卒業関連は
トレンドを埋めつくした
湊あくあ
みんな私の為に沢山動いてくれてる...
ホロメンのみんなも私の投稿内容に返信をしてくれる。discordでDMを送ってくれる子もいる。

湊あくあ
私ってこんなにみんなに愛されてるんだ。
6年間活動してきて本当に良かった...

湊あくあ
(私はあくあクルーや
ホロメン達の言葉に励まされ、涙は気づいたらいつの間にか止まっていた。)

湊あくあ
卒業する瞬間まで毎日配信しないと
それが私にできる最後の使命だから!

湊あくあ
良し!
そうと決めたら、明日の配信の為に今日は早く寝よう

湊あくあ
(私は寝る準備を終え
ベットの中に入り、ゆっくりと目を閉じた)

あくあは目を覚ますと自身の心の中の世界に入っており、目の前には懐かしき
主がいた