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■レモネード②■ エル(高校生)✕うさぎ(高校生)
L「へ?うーくん?」 兎「あれ···エルくん今帰り?」
学校を出てすぐの公園、家に帰る気にもなれずぼんやりベンチに座っていたらエルくんが通りかかった。
L「気ぃつけて帰りぃ言うたやろ、こんな夕暮れに一人ポツンとおったら危ないやん!」
兎「大丈夫だよ···それよりどうなの?」 L「何が? あ、ちょっと待って飲み物なにがええ?」
エルくんがそばの自販機に小銭を入れて聞いてくる。
兎「···レモネードがいい」 L「他にコーラもココアもあるで?」
レモネードじゃなきゃダメなの。
自販機から取り出したレモネードを俺に渡して、隣に座るエルくん。
兎「とりあえず彼女できたのかな?良かったね」 L「へぁ?」
笑顔は作れないから、酸っぱい顔をレモネードのせいにして。 無理して言う、精一杯ふつうの『良かったね』。
L「いやいやいや、まだ彼女なんて段階やあらへん!」
兎「せっかくのチャンスなのに?」 L「チャンス···」
兎「勇気出しなよ、リア充は目の前だよ?」
自分の言葉が胸にチクチク刺さる。
俺なら良かったのにな。 叶わないことってわかってるのに、まだ思うバカな自分。
L「···俺なぁ」 兎「うん」
L「ずっと、うーくん彼女にしたかってん」 兎「うん··· うん??」
L「うーくんが、俺が彼女になったげよっかー?って冗談でも言うてくれたら速攻でアタックしようて決めとった」
······ん?
兎「え?え?なに?え?」 L「俺、うーくんをずっと好きやった」
···は?
L「今がチャンスや思うて言うた。本気やで?」
本気? そんな真顔って···マジで?
え、え、ヤバい、こんなあり得ない展開あるの??
L「今日な、クラスの女子に相談してきたんよ」 兎「相談···」
先月あたりに、 エルくんてうさぎくん好きでしょ?うさぎくんもエルくんを好きだと思うよ? って持ちかけられたらしい。
L「それでまぁ、色々と聞いてもろては励まされてな」 兎「ふえぇ〜〜···///」
→③GO!
コメント
9件
YESかはいかOKかウィしかないな!
うーくんこれは「はい」か「YES」か「OK」しか無いでしょ← 私は近くの木陰から出歯亀してるから((