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■レモネード③■ エル(高校生)✕うさぎ(高校生)
完結!(オマケ付き)
L「俺がうーくんの彼氏って、あかんやろか···?」 兎「あ、あかんわけないっ///」
思わず即答したものの、エルくんの顔を見られずうつむいて缶を握りしめる。
何だよ、何だよ、あのコには俺の相談してたのかよ。
彼女が欲しいってのは俺へのアプローチだったのかよ···。
何だか、握ったレモネードに笑われたような気がした。
L「ホンマ嬉しい、ありがと、もぉ泣きそうやわ···」
あぁ。 そうか、エルくんも悩んでたんだね。
兎「ッ!?///」
ふいにエルくんに顎クイされて心臓が更に跳ね上がる。
L「ほな、今ここでちゅーしてええ?」
兎「急すぎないー!?///」 L「お付き合いのしるしや···///」
すっかり暗くなった公園の街灯が、世界から俺ら2人だけを切り取る。
ビックリとかドキドキとか、嬉しいとか恥ずかしいとかをひとまとめにするように、エルくんがくれた触れるだけのキス。
そのキスで、やっと正直な気持ちを言葉にできる。
兎「俺も大好きだったんだよ···///」
エルくんのシャツの袖口をつまんで、小さな声で伝えた。
L「ようやっと聞けた···嬉しすぎ///」
そのあと、ぬるくなったレモネードを二人で替わりばんこに飲んだ。 テンション上がっちゃったエルくんに、いちいちギュッてされながら。
兎「明日から、よろしくお願いします///」
L「明日からちゃうで今からやで♡」 兎「あっ··· うん!///」
ほなゆっくり帰ろうか、ってエルくんが手を繋いでくれる。
俺は空になったレモネードの缶を、ほてった頬に押し当ててから。
ありがと、って。 リサイクルボックスにそっと落とし、エルくんと歩き出した。
END ↓オマケ
兎「あのコは腐女子だったと」 L「···はい」
兎「俺らの日常を観察しては妄想びぃえる小説を書いていたと」 L「えーと、見守りつつ応援してくれとったんです」
兎「エルくんは相談と称してその小説を読ませてもらっていたと」 L「あの、うーくんとの今後の参考にしたいな〜とか···アハハ、」
兎「俺と上手く行ったら見返りにゑろいネタも提供するという約束もしていたと」 L「新作書いてくれはるって···」
兎「だからって!ここ!このシーン!2人だけのヒミツじゃん、もぉ〜ここまで教えちゃダメでしょどこまで暴露しちゃってんの!///」 L「ごめんなぁ〜自慢したくなってもうて♡」
エルくんと一緒にしっかり読んでるうさぎくんでした! おちまい♡