キスをした瞬間、ヒゲくらい剃っておけよって思った。
あっちはあっちで同じことを思ったみたいで、 しばらく唇を合わせた後に、 2人文句言って笑った。
気が合うってことなんだろう。
そんなことを思いながら、手を握る。
キスの余韻のせいか、まだ心臓が早鐘をうっている。
俺の手の温度に文句を言いながらも、 幸太郎は手を離さないでいてくれる。
こういう優しい所が好きで、告白したんだった。
隣に君がいるだけで、幸せなんだって思う。
それだけで、いいんだと強く思う。
それ以外は、ただの雑音だ。
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