テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
放課後。生徒指導室
コンコンコン
ノックが3回鳴る
誰か入ってくる様だ
nt
nt
nt
kr
最近入学してきた1年生の弐十ちゃん
問題ばかり起こして、何度反省文を書かせても怒られても懲りない。
まさに問題児だ
kr
nt
机の上に並んだ書類を整理しながら
kr
kr
椅子から立ち上がり、壁に直接取り付けられた棚へと足を向かわす
棚から2枚の反省文を出す
kr
kr
nt
弐十くんは椅子に座り、手に鉛筆を持ち用紙に向かった
その間に自己紹介でもしていようか
俺は高校3年生のキルシュトルテ
この学校の生徒会長やらせてもらってます
そんな事を考えていると
nt
左手を右手首に添えながら、固まっている弐十ちゃんと姿が見えた
kr
いつもなら早く終わらせてとっとと帰って行くのに今日は遅かった
nt
俺は立ち上がり、弐十ちゃんの机まで歩いた
kr
手に握られていた鉛筆を抜き取り、用紙に文字を書き始める
nt
kr
nt
2行分書くと手を止め鉛筆を弐十ちゃんに返した
nt
自分の机に戻り、手に何かを持ちまた帰ってくる
kr
kr
手に握られていたのは個包装の1口大のチョコレートだった
それを見るなり直ぐに目がキラキラと輝いた
nt
nt
kr
弐十ちゃんのこんな顔は初めて見た
いつもは気だるげな表情ばかりなのに
今はとても楽しそうで、嬉しそうだった
最終下校のチャイムが鳴った
kr
弐十ちゃんが書いている途中の用紙を手に取り読む
kr
自分だけでなく、弐十ちゃんの荷物も持ち扉を開く
kr
nt
それに後ろから弐十ちゃんも着いてきた
kr
nt
上靴と下靴を履き替えながら言った
ぽつぽつと等間隔に並ぶ街灯
虫の声
遠くを走る車のエンジンの音
kr
隣を歩きながらちらりと横を見た
nt
kr
それからは無言だった
でも何故か居心地の良いような、そんな空気感だった
1話 end
諸事情により白文字の心情描写や心の中のセリフなどは左側のキルくんになってます😭😭💦
次の話からは右側の弐十くんメインになります‼️
#誕生日おめでとう!!