この作品はいかがでしたか?
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ななもり
さとみ
ジェル
ななもり
ななもり
ななもり
ジェル
さとみ
ななもり
ななもり
ななもり
さとみ
ジェル
ななもり
ななもり
ジェル
さとみ
ななもり
ジェル
ななもり
さとみ
ジェル
ジェル
ななもり
ジェル
ジェル
さとみ
ななもり
ジェル
ジェル
ジェル
ジェル
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
ジェル
さとみ
ななもり
さとみ
ジェル
ななもり
今何してるかって?三時間目の授業終わったタイミングでさとみくんとジェル君にLINEしてたんだよ。
因みに学校おやすみ組は寝ているw
ころん
ころん
ななもり
ななもり
莉犬
ななもり
俺の部屋に二人とも寝かせて俺はいろんなことを考えていた。
約13年前両親を二人ともなくした。 俺たちは小さいながらも残された。
そして5年前叔父もなくした。
その一年後だ。俺が生理男子になってしまったのは。 でもその時、さとみくんが助けてくれた…
きづいたんだよね。俺が知らなかっただけでさとみくんも大人になってたなんてことに。
その三年後、ころちゃんに生理がきた。
ころちゃんの時に病院に行ったときに分かったんだ。 俺たちの家計の血筋がそもそも生理男子になりやすいなんて。
ころちゃんは生まれた時から胎内に子宮がある子だった。
体も小さいころちゃんに俺の三倍以上の生理痛が耐えられるのか、分からなかった。
でもその時、耐えきれたのはきっと、ジェル君のおかげだったんだね。
ジェル君にそのことを話したあとから、ころちゃんの看病に真っ先に回ってくれた。
ころちゃんもそれにこたえるように成長していった。
そして今、莉犬くんが生理男子になった。
るぅと君とも今からお話をする予定。
今思えばそれが俺たちの運命だったんかもね。
六人で兄弟になれたのも…
るぅと
るぅと
僕は学校で決めたことがある。
それはすべて聞くこと。
もうずっと気になってたもん。
…僕も中学生なんだし教えてもらえるよね…?
ななもり
るぅと
ななもり
ななもり
……もしかして僕にも話してくれるんですか?
るぅと
ななもり
るぅと
ななにぃ、驚いてるなぁ…w
ななもり
ななもり
るぅと
えぇ?そこから…?
ななもり
ななもり
るぅと
ななもり
ななもり
そこから俺はここ数年の出来事をすべて話した。
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
………
るぅと
るぅと君は今までとは全然違う目つきで真剣に黙って聞いてくれた。
…それだけみんなのこと…莉犬くんのことを大切に思ってくれてるんだろうな…
るぅと
るぅと
物心ついたときからずっと思っていた。
るぅと
唯一の弟として生まれてきてくれた、莉犬を。みんなを。
るぅと
ななもり
ななもり
るぅと君も理解してくれたっぽい…
……やっぱりみんな大人になっているんだな…
るぅと君なんて気づかないだけでここまでお兄ちゃんになっていた…
…俺がそんなことを思っていたら、玄関のドアが開いた。
さとみ
ジェル
さとみ
さとみ
ジェル
るぅと
ななもり
ななもり
さとみ
ジェル
ジェル
ななもり
ななもり
ななもり
さとみ
ジェル
るぅと
ななもり
俺たちがリビングでそんな話をしてると二人が起きてきた
莉犬
わ‼すごww
いまさ、莉犬くんがいきなりるぅと君の背中にダイブしたんだよ。そしたらるぅと君さらっとそのままおんぶしたwww
るぅと
るぅと
莉犬
るぅと
ななもり
ころん
ななもり
ころん
さとみ
ころん
ころん
ジェル
ななもり
ころん
さとみ
ジェル
るぅと
莉犬
ななもり
ななもり
るぅと
莉犬
ジェル
ななもり
ジェル
この日から、みんなそれぞれ成長したなって感じることが増えてった。
さとみくんは、俺からしたら初めての弟で、4年前からは時々俺のお兄ちゃんになっていた。身長も抜かされたしねw
ジェル君は本当によく助けてくれた。一番痛みがつらいころんのことを特によく見てくれていて、ころんの心の支えにすごくなっているようだった。
ころちゃんは最初は小さい四男だった。でもどんなにつらくてもなくことは少なくなっていたし、身長も結構伸びている。…まぁ、まだ小さいけど。でもほんとによくここまで成長したなっとふと思う。
るぅと君はとにかく気配りが上手だった。何より唯一の弟への愛がすごいけど。しかもたまに腹黒。でもそんなるぅと君にも助けられることはよくあった。
莉犬くんは末っ子でずっと甘えてたイメージばっかりあった。でもそれは俺の思い込みで、何事にも全力で取り組んでいる努力家になっていた。小さい体であんなに頑張れるようになってるのを見た時は本当にびっくりした。
ななもり
俺は知らなかった。
今まで守らなきゃって思ってたから。
でもそれは思い込みだったんだね。
つい最近、俺は小さいころ母が死ぬ間際に言ってたことを
ようやく理解できた気がする。
ママ
ななもり
さとみ
ジェル
ママ
ママ
ママ
ママ
ななもり
ママ
ママ
ママ
ママ
ななもり
ママ
ママ
さとみ
さとみ
ジェル
ママ
ママ
ママ
ママ
ななもり
ななもり
ころん
さとみ
ジェル
それが俺たちに残してくれた言葉。
ななもり
俺はずっとママの頑張ってねの意味を間違えていた。
俺はお兄ちゃんだから弟たちをよろしくねってことなんだと思ってた。
でも今思えばあれは
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
ママは正しかった。何かあったらたとえ年下でも弟が助けてくれた。
生理男子で辛くても、看病してくれた。
多分俺はみんながいなかったらとっくに倒れていただろう。
初めて生理男子になって。さとみくんが助けてくれて。ころちゃんも生理男子になって。ジェル君もサポートに回ってくれて。末っ子の莉犬くんも生理男子になって。るぅとくんもしっかり支える側になっていくれていた。
ころん
ジェル
ころん
るぅと
莉犬
さとみ
ななもり
周りから見れば普通じゃないのかもしれない。
でもまぁ、俺が思うのはただ一つだけ。
ななもり
正直生理男子になりやすい血筋って聞いたときは、ママとパパを少しだけ恨んだ時もあった。でも、それは逆によかったのかもしれない。
だって、俺たちそれも含めてここまで成長できたからね。
END
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
コメント
16件
最高です! フォロー失礼します☆
全部読みました!! 最終話感動して涙止まりませんw
泣きそう(´;ω;`)←もう泣いてる