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りさ
お、お母さん
りさ
ご飯、まだ？
お母さん
は？
お母さん
お前のご飯なんてないし
お母さん
早く部屋戻れよ
りさ
え…
りさ
…わかった…
お姉ちゃん
お母さん！
お母さん
なぁにー？
お姉ちゃん
きょおのご飯はー？
お母さん
ハンバーグよ！
お姉ちゃん
やったー！
2人は、りさに聞こえるようにわざと大きな声で話した。
りさ
（なんで私には何もないの？）
りさ
（お父さん早く帰ってきてよ）
朝
りさ
いってきます
お母さん
.........
お姉ちゃん
行ってきます！
お母さん
行ってらっしゃい！！気おつけてね！
お姉ちゃん
うん！
りさ
はぁ、もう嫌だな
りさは、学校が終わったあと、家に帰らず、隠れていた。
お母さん
なんであいつ帰ってこないんだよ
お姉ちゃん
ほんと
お母さん
お父さんに気づかれちゃうじゃない
お父さん
ただいまー！
お母さん
（げ！こんな時に早く帰ってくるんだから）
お母さん
おかえりなさい！
お姉ちゃん
おかえりー
お父さん
あれ、りさは？
お姉ちゃん
あ、友達の家に泊まりに行ったみたい！
お父さん
そうかそうか
お父さん
友達となかがいいのはいい事だ！
お母さん
そうね！
お父さん
おれ、ちょっと散歩に行ってくる！
お母さん
そう、行ってらっしゃい！
お母さん
はぁ、なんとか切り抜けたわね
お姉ちゃん
そうね、リサをいじめてるなんてバレたら...
お父さん
何を...言ってるんだ？
お父さんは、まだ外に行っていなかった
お母さん
え、まだいたの？！
お父さん
どういうことかと聞いているんだ！
お父さん
友達の家に泊まりに行ったんじゃないのか！？
お母さん
.........
ガチャ
りさ
ただいま
お父さん
おお、りさ
りさ
あ、お父さん
お父さん
ホントのこと言えよ？
りさ
う、うん
お父さん
りさは、お母さんたちにいじめられていたのか？
お母さんは、お父さんにバレないように、リサをにらみつけた
りさ
う、ううん！
りさ
全然！
りさ
なかいいよ！
お母さん
そ、そうよ！
お父さん
嘘をつけ！
りさ
う...
りさ
ほんとは、いじめられてる
お母さん
っ......
お父さん
よく言った。
りさは、泣きながらお父さんにだきついた
お父さん
もう、お前らは知らない。俺が、りさを育てる
お父さん
今までりさにしたことを、後悔しろ！
りさとお父さんは出ていった。
そして、仲良く暮らした
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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