○○
外から聞こえた声
○○
なんで、ホソクオッパがいるの、?
ホソク
「ヒョン…!説明してください!!」
ユンギ
「…」
ホソク
「ヒョン!!!」
ユンギ
「…説明もなにも、お前が聞いた通りだ」
ユンギ
「ミンソは、俺たち目当てで近づいてきた。こいつは俺たちを守るために、
嘘をついてた」
嘘をついてた」
ホソク
「…は?」
○○
「ちょっと、」
ユンギ
「○○は何もしてない。
本当に嫌がらせしてるのはミンソだ」
本当に嫌がらせしてるのはミンソだ」
○○
「ユンギさん!!」
ユンギ
「この怪我だってそうだ。
ミンソが○○の腕を踏んだ。俺が見た」
ミンソが○○の腕を踏んだ。俺が見た」
ホソク
「そんな、じゃあ…!、
昨日のステージの時、」
昨日のステージの時、」
ユンギ
「昨日の本番前から、
こいつの腕はこの状態だ」
こいつの腕はこの状態だ」
ホソク
「嘘、だろ、」
○○
「もう、いい…」
ユンギ
「嘘じゃない。俺がこの目で見た。
この怪我のせいで○○は昨日ミスした。
だからずっとここにいる」
この怪我のせいで○○は昨日ミスした。
だからずっとここにいる」
ユンギ
「こいつがしてることは、全部、
○○
「もうやめて!!!」
○○
もう、聞きたくない。
○○
嫌だった。
○○
私を知られていくのが。
○○
こんな惨めな私を知って、
ホソクオッパはどうする?
ホソクオッパはどうする?
○○
泣く?それとも同情?
○○
いらないよ、そんなの。
○○
どれも嫌いだから。
○○
そんなの、私が「可哀想」なるだけ。
○○
私は、「可哀想」なんかじゃない。
ホソク
「…ヒョンが言ってることは全部、
ほんとか?」
ほんとか?」
○○
「…だったら、どうしますか?」
ホソク
「!!」
○○
なんで、そんな顔するの。
○○
なんで、泣きそうな私がいるの。
○○
泣きたくなんて、ないのに。







