中也
太宰
中也
太宰
先程までは自分でマフィアの方まで行こうとしたのに今となってはピクリとも動けない。
陣痛が始まってかれこれ3時間ほど立つが痛みと吐き気と戦って来たがそろそろ限界。
もしかしたらまだ先があるのかもしれないが私は中也に身を任せ少しの間だけ眠りについた。
次に目が覚めたとき私は激痛で起こされていた。おそらく落ち着いてる間に森さんのところまで運んでもらったのだろう
そして私の右腕を遡り、ぶら下がっている点滴は陣痛促進剤に間違いない。
現在お腹に違和感を覚えてから4時間後。午後九時
森さん曰くあと少しだそう。そして今さっき中也は応援に向かった。
妻のお産に付き合わない夫が何処にいる!と思う前に少し待ってほしい。
中也が向かった応援先は芥川くんのところ。とある密輸業者の排除を頼まれたそう然し、その密輸業者のうらにはどこぞの大手企業が関わっていたらしく
爆弾を抱えて立て籠もったそう。だから中也が、応援に向かったようだ。
私は中也の手の代わりにベットの柵を強く握りひたすら一人の時間を耐え過ごした。
中也
くそっ。ほんとは太宰に付きっきりで痛かったが部下がピンチで、ボスの命令なら仕方ねぇ。と思ったが矢張り心残りだ。
双黒なんて呼ばれて、ポートマフィアで、人を殺していても俺はまだ17。体も心も中途半端
太宰の奴だって、いくら毒に強くても、異能が優れていても、戦闘力があったとしても俺とタメの17
出産は数時間で終わらない。終わりの見えない痛みと終わるまで耐え、その後も痛むことだってある。精神的にも肉体的にも負担が大きい。
後3年で成人だとしても体への負担は二十代後半の人の出産と比べたらどうしても未成年の方が負担がかかってしまう。
そんなこと解ってた上で産んで育てるってあいつが決めたんだ。だったら俺はあいつの側に居てやらなきゃいけねぇのに。
いや。今そんなことを考えたって任務が消えるわけでもない。さっさと終わらして帰るしかねぇ!
芥川
中也
中也
中也
中也
中也
中也
芥川
中也
重量を軽くしようとした途端。轟音が鳴り響き俺と芥川は建物の外にふっ飛ばされてしまった。
中也
芥川
中也
中也
芥川
中也
芥川
芥川
中也
中也
中也
芥川
芥川
答えられない。と思ったらタイミングよく電話がなった。
中也
携帯を耳に当てもしもし?と云うとボスが 『産まれたよ!』 と一言
その時突風が吹き近くの桜が揺らされ桜吹雪となりその空間を埋め尽くした。
俺は芥川のことを放ったらかしにして宙へ浮きボスが指定した病院に一直線で飛んだ
中也
俺は乱暴にドアを開け病室に駆け込んだ。
太宰
太宰
中也
太宰
森さん
森さん
中也
森さん
中也
森さん
森さん
森さん
森さん
中也
そして俺と太宰は晴れてパパとママになった。(勿論俺が父親だ)
因みに太宰は処置が終わり、輸血やら、点滴やらをしているうちに眠ってしまい、起きたのは次の日のお昼時だった。
太宰
まだちょっとだけ痛いけど何とか起き上がれるようになった。
あんなに痛かったのに赤ちゃんの顔見たら痛みも忘れた。今は中也に会いたい。
中也
珍しく帽子を載せてない中也のご登場。普段より幾つか背が低く見えた。
中也
太宰
赤ちゃんはどちらかというと早産で産まれた。体重は2500未満。云わば低体重児。だけど森さん曰くめちゃくちゃ元気らしい。
中也は新生児室に向かっていたみたいだ。私達の子は私そっくりの黒髪に、紺碧色の瞳をしている。顔は中也にそっくりだ。
中也
太宰
中也
完全に忘れてた。慌ただしくて一気にやることがなくなったので平和ボケしていたみたいだ。だけど私の中でもう答えは出ている
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
太宰
中也
中也
芥川
芥川
中也
中也
芥川
中也
芥川
中也
芥川
芥川
中也
芥川
中也
芥川
中也
芥川
ぷ∶それじゃあみんな。定例の名前当てゲームといこうか
ヒントは漢字二文字 ちゅうやから二文字 おさむから一文字
抜いてくっつけた名前になります。ひらがなでもいいよ〜
コメ欄にどーぞ!
コメント
4件
治也(はるや)とかですかね?でも中也で2文字??中中治とか?w
さや君…漢字にしたらこうかな?作也
男の子、、、○治君とか?やばい分かんない、、、中治、待って待って中・也のどっちかでもないかもしれない、?ていうか絶対カッコ可愛い子でしょ拝めたい。