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護られていた私は神霊の依代

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護られていた私は神霊の依代

1 - 護られていた私は神霊の依代

♥

600

2020年06月14日

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皆さんこんにちは

作者の椛です

今回は筆と頭の休めとして私の体験したウソのようなお話

をしようと思います

ウソのようでホント。ホントなんだけどとても不思議

今回はそんなお話です

では、どうぞ

ーー13年前ーー

椛(4歳)

・・・・・・

紅華(母)

椛?
どしたん?

椛(4歳)

ね〜、ママは~神様っていると思う?

紅華(母)

急やなw
せやな~、居るとええな

椛(4歳)

あのな~、僕な、居ると思うねん。神様

紅華(母)

なんで?

椛(4歳)

神社とか、お寺とかお正月にいくやろ?

紅華(母)

いくな

椛(4歳)

お寺のおっきい石の扉通るやろ?

紅華(母)

石の扉?
あぁ、鳥居な

椛(4歳)

そこ通ったらな、なんかな、スゥーってなるねん

紅華(母)

え?

椛(4歳)

体がな空にな浮くみたいになるねん

紅華(母)

え、何を言ってるの?

椛(4歳)

ママはなれへんの?

紅華(母)

いや、ないな

椛(4歳)

えー嘘や~

紅華(母)

(まぁ、小さい子の言うことや。多分冗談やろな)

ーー時は流れ現在ーー

紅華(母)

ハハ、この赤ちゃんかわええわ~

ホンマやな

あ、母さん、コップ取って

紅華(母)

ハイハイ、ホイ

サンキュ

紅華(母)

あんたも、こんくらいの頃は可愛かったのになぁ

紅華(母)

今はただのドスケベやし

健全な証拠やwww

紅華(母)

どうだか(呆れ)

・・・・・・

紅華(母)

どしたん?

そ〜いやさ、いつやったか俺が1歳とかの時謎の言葉言ってたんやんな

紅華(母)

急やな、せやで

紅華(母)

ずっと旅館でな、『じゅっこん!!』って言っててんで

紅華(母)

意味はわからんけどあの頃可愛かったのになぁ~

何その言語w

なんか見えてたんかな

紅華(母)

さぁ、どやろな

紅華(母)

そや、変なことで思い出したわ

ん?

紅華(母)

あんたが4歳くらいの時にな

おん

紅華(母)

お寺とか行ったら身体がフワフワする~って言っててんで

・・・・・・

紅華(母)

あの頃なに言ってんか分からんかったけど

紅華(母)

可愛かったわ~

そればっかりやん

まあ、誰にだってそういう事あるわ。ほな寝るな

おやすみ

紅華(母)

ハイハイ

母には黙っていたが、あの現象は未だに治らない。むしろ、より強くなっていた

ー自室ー

アレ、ホンマになんやろなぁ

神社とかに入った途端、身体が震えて、スゥーってなにか抜けるような感覚

小さい頃からずっとあったし、ここ数年なんか強なっとるし

それっぽい記事もないしな~

しかも、神社におる間はずっと身体が軽いし・・・

出たら出たで何かが入り込んでくる感覚するし・・・

霊とかか?いや、でも悪寒なんかないしな

どっちかって言ったら入ってくる時なんか安心感みたいなんあるし

・・・だぁ!!

むっずいこと考えてもあかんわ

なんか楽しい事・・・

おっ、推しの配信始まるやん

ふと見たスマホには私がハマってる動画配信者の配信知らせが出ており、配信を楽しむことにした

www

やっぱこの人おもろいわ~

配信者

あ、そうそう私ね神様って信じてる人なんですよ~

ん?

配信者

あ、でも神様もいるなら幽霊とかもいるのかな?

配信者

霊感とかないからわかんないけど

配信者

リスナーさんに霊感ある人いる?

皆ないって答えてるなぁ

・・・・・・

ネタにされるかもだけど投稿しよ

配信者

皆ないのかぁ~

配信者

ん?
モミジまんじゅうさん?

配信者

えーと、なになに

配信者

『霊感とかでは無いけど、神社とか行ったらフワフワする』

配信者

え、そうなの!?

配信者

へぇ~不思議だね

配信者

あ、炎天白狐さんいらっしゃい~

すっごい名前の人来たな

配信者

ん?『モミジまんじゅう殿、それは誠か?』って何か知ってるの?

・・・え!?

配信者

『妾の考えが正しければ・・・』なになに!?

え、嘘だろ
誰に聞いても分からんかったのに

配信者

あ、やば
そろそろ終わらないと親が

配信者

あ、白狐さんとモミジまんじゅうさんT⚫itterのDMで話してみたら?

配信者

『そうするかの。モミジまんじゅう殿は良いかの?』

なんか、よく分からんけど『お願いします』っと

配信者

よし、これで解決!
皆またね〜

DM(再現)

えっと、初めまして。
よろしくお願いします

炎天白狐と名乗る人物

よろしくです

炎天白狐と名乗る人物

さて、まずは話を聞いてみようかの

えっと、神社やお寺などの神聖なところに行くと

突然身体から何かが抜けたような感覚がして、出る頃に入ってくる

こんな感覚が幼少期からずっとあるんです

炎天白狐と名乗る人物

ふむふむ、なるほどの

炎天白狐と名乗る人物

突然じゃがモミジまんじゅう殿は『神霊』を知っとるかの?

ええと、確か神様の魂の霊体化だったっけ?

炎天白狐と名乗る人物

まあ、大体合っておる。
正確には御魂じゃな

御魂・・・

炎天白狐と名乗る人物

いえ、そんなことはないです

炎天白狐と名乗る人物

ほう、珍しいのそのような回答は

炎天白狐と名乗る人物

なぜじゃ?

1度だけですが、霊道(?)を見たことがあるので

炎天白狐と名乗る人物

なっ!?

炎天白狐と名乗る人物

か、身体の方は大丈夫なのか!?

はい、特に何も無かったです

綺麗な光だなあくらいにしか思いませんでした

炎天白狐と名乗る人物

・・・末恐ろしいの

炎天白狐と名乗る人物

まあ、よい。霊道を見たのに何事もないというのはもはや決定じゃな

何が決定なんですか?

炎天白狐と名乗る人物

よく聞くのじゃ

炎天白狐と名乗る人物

おそらく、モミジまんじゅう殿の身体には神霊

炎天白狐と名乗る人物

しかも、かなり強力な力を宿したものが憑いておる

はい!?

炎天白狐と名乗る人物

まぁ、落ち着け

炎天白狐と名乗る人物

幼い頃から起こるその現象は神社などの神聖な場所のみじゃな

えぇ、その通りです

炎天白狐と名乗る人物

神がこの世に住まう場所は神社や寺じゃ

炎天白狐と名乗る人物

これは推測じゃが霊道を見たのじゃよな?

はい、幼い頃に1度だけ

炎天白狐と名乗る人物

なるほどの

炎天白狐と名乗る人物

となると、モミジまんじゅう殿は恐ろしい程霊感が高いの

え?

でも、私自身そういったものは感じた事がないですよ

炎天白狐と名乗る人物

それは当然じゃ

炎天白狐と名乗る人物

霊道を通る霊はほとんどが悪霊や害をなす霊じゃ

炎天白狐と名乗る人物

霊感の高い者は取り憑かれやすい。モミジまんじゅう殿のような者だとさらにの

炎天白狐と名乗る人物

じゃが、モミジまんじゅう殿には神霊が憑いておる

炎天白狐と名乗る人物

霊が入る前に倒しておるのじゃ

倒す?
除霊のようなものですか?

炎天白狐と名乗る人物

どちらかというと消滅に近いがまあ、そうじゃな

・・・なるほど

炎天白狐と名乗る人物

ちなみに、なぜ、モミジまんじゅう殿のような人が存在するか知っておるかの?

いえ、全く

炎天白狐と名乗る人物

神々は自身の存在を認知させないために色々なことをする

炎天白狐と名乗る人物

炎天白狐と名乗る人物

例としてはこんな感じじゃの

なるほど

炎天白狐と名乗る人物

確かにそうですね

炎天白狐と名乗る人物

うむ

炎天白狐と名乗る人物

そうならないために、時折不思議な力を持った子供を落とすのじゃ

炎天白狐と名乗る人物

お主もその1人じゃ

炎天白狐と名乗る人物

おそらく、生まれた時から神霊の依代となっておる

依代って聞くと、そこまでいいイメージがないのですが・・・

炎天白狐と名乗る人物

安心せい、何もお主に危害はない

炎天白狐と名乗る人物

むしろ良い事があるの

炎天白狐と名乗る人物

最近、病気や怪我などしたか?

いえ、ここ数年は特に大きな怪我も病気もないです

強いて言うなら筋肉痛くらいかと

炎天白狐と名乗る人物

やはりの

炎天白狐と名乗る人物

神霊や守護霊の力でそういった負の力が集まらなくなっておるのじゃ

炎天白狐と名乗る人物

そのおかげで、怪我などもせぬ

なるほど

なぜ、私に宿ってくれたんでしょうか?

炎天白狐と名乗る人物

そこまでは妾にもわからんの

炎天白狐と名乗る人物

じゃが、守護霊ならともかく、神霊が憑くということは何か大きな事を起こすのかもな

私はそこまで出来た人間ではないですよw

炎天白狐と名乗る人物

まあ、そう言うではない

炎天白狐と名乗る人物

日々、お主を護っておる神霊に例を忘れんように生きていくのが一番良い行いじゃ

炎天白狐と名乗る人物

また、なにか会ったら妾を頼ると良い

今回はありがとうございました

炎天白狐と名乗る人物

うむ、ではの!

さて、いかがだったでしょうか

正直な所、私はこの方の話を全て信じてる訳ではないんです

どこか私と同じ厨二の匂いがしましたので💦

ですか、個人情報が含まれるため、カットした所に

家族しか知らないことを言い当てたりとしていたので本当なのかも

と、言葉通り半信半疑しています(笑)

ですが、この方の話の信憑性を上げる事が一つあり

ついこの間、友人と怪談をしている時、何故か友人が

『なぁ椛、お前、なんかしたか?』

と、言われ、なんでと聞くと

『いや、なんか上手く言えないけど、怪談してんのに不思議と落ち着くからさ』

と、言っていました。

怪談ってめちゃくちゃ怖いのに落ち着くんですよ?
不思議ですね。

ちなみに、作中で出たこの現象は未だに続いていて

小さな祠にですらなるほど強くなってます

なので、本当にいるのかは分かりませんが、いつも感謝しながら生きてます。

それではこの辺で

今度の更新では幻想をあげますね

椛(4歳)

バイバイ〜

この作品はいかがでしたか?

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