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純情主義の主様

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純情主義の主様

2 - 指輪の秘密

♥

58

2023年07月01日

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ゆい

…この夢いつまで続くの?

ロノ

ん?なんだあれ?

ロノは空を見上げながら、何かが降ってきているのに気づいたようだ。

ロノ

主様!少し確かめてみましょう!

ロノ

ロノ

これは…木箱?ここから開くみたいです。

ロノは木箱を開けると、中からは熟睡中の猫が現れた。

ロノ

うわ!?何だこの黒い毛玉!?

ゆい

あれれ…寝てる…。

ロノ

ロノ

潰れた鼻…黒い毛。もしかして、こいつ黒い豚か?

ゆい

猫だと思うけど…。

ロノの発言に横からツッコミを入れながら、木箱から猫のような生き物を抱き上げる。

ロノ

黒豚だったら、今夜の食材にちょうもいいですね!

ロノ

古いレシピに黒豚を使った「とんかつ」ってレシピがあったんです!

ロノ

すごく美味しそうだったんで、主様にも食べてもらいたいんですよね!

ゆい

豚じゃないと思います

ムー

うっ…うぅ…。あれ?
ここはどこですか?

ロノ

あっ!
豚が目を覚ました!

ロノ

ぶ、豚が喋った…!?

ムー

し、失礼ですね!
僕は豚じゃありません!猫ですよ!

ゆい

やっぱり猫様だった!

ロノ

猫!?
こんな鼻が潰れた猫見た事ねーぞ!

ロノ

って驚くのはそこじゃねぇか。
なんでお前が喋れるんだ…?

ムー

えーっとて。
確かに猫が話をするのは変ですよね…。

ロノ

いや、自分で言うなよ!

ゆい

うぅ…、頭がくらくらする…。

突如連鎖的に起きた新しいことの数々に混乱し、それと同時に強い目眩がゆいを襲ってきた。

ロノ

うわっ!大丈夫ですか!?
主様!主様!

ベリアン

ベリアン

よかった!
目を覚まされた。

ベリアン

ロノくんが気を失った主様を屋敷まで運んでくれたんです。

ゆい

(この夢、流石に長い。)

ベリアン

主様。
天使狩りお疲れ様でした。

ベリアン

ロノくんも主様も無事で何よりです。

ゆい

想像してた天使とは違った。

ベリアン

そうですね。
天使は危険な存在です…。

ベリアン

しかし安心してください。
主様の身は、私たち執事が絶対に守りますから…。

ゆい

あぁ…、ありがとうございます…。

ベリアン

いかがでしょうか?
混乱してきた意識も少し整理できましたか?

ゆい

早く夢から覚めたい…。

ベリアン

主様何をおっしゃってるんですか?
これは夢ではありませんよ。
全て現実です。

ベリアンとゆいの茶番の様な会話が続く。すると、ゆいの指にはめられた指輪がきらりと光った。

ベリアン

おや?主様、その指輪が気になるのですか?

ゆいは無意識に指を外す。

ベリアン

あっ…主様…!
まだ、その指輪を外しては…。

すると、次の瞬間意識が遠のいた。

目を覚ますとそこは自分の部屋だった。手元には金色の指輪が転がっている。

ゆい

やっぱり夢だった。

翌日 PM18:19

ゆい

昨日の夢が気になる…。けどまぁいいか。

そんなことを考えながら、風呂に入る準備をしていると。

ベリアン

主様…主様…。早く…お戻りください。

ゆい

…幻聴?

ゆい

ゆい

うち疲れてるのかな。

ベリアン

主様…聞こえますか?

ゆい

幻聴じゃ…ない?

この声は金色の指輪から聞こえてくるようだ。

ベリアン

主様…主様…。早く…この指輪をつけてください。

ゆい

お風呂入ろうと思ったのに〜…。

ゆい

うぅ…。

ベリアン

お帰りなさいませ。主様。

ゆい

えぇと…ベリアンさん?

ベリアン

私に敬称は不要だとお伝え致しましたよ。どうぞ、「ベリアン」とお呼びください。

ゆい

すごい、うち昨日の夢の続き見てるじゃん…。

ベリアンは少しくすっと笑った。

ベリアン

主様。
昨日も言いましたが、ここは夢ではありません。

ベリアン

この屋敷も、私たち執事も現実に存在しているのです。

ゆい

流石に無理がある…。根拠が無いのに信じられるわけが無い。

ベリアン

うーん…。どう説明すれば信じて貰えるのでしょうか…?

ベリアン

ベリアン

あっ!そうです…!
ではここでちゃんとご説明致しましょう。

ガタ…ガタ… ベリアンとの会話にBGMとして組み込まれているかのように、室内に音が鳴り響く。

ベリアン

ベリアン

どうやら下の階で、他の執事達が取り組んでいるようですね。

ベリアン

ベリアン

そうです、主様!
下に降りてみましょうか!

ベリアン

他の執事に会ってみたら、主様にこの世界が現実だと信じて貰えるかもしれません。

ベリアンはにこりと笑い、ゆいの手を取って食堂へと向かった。

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