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日本くん
空
空は、猫耳をもふもふされていた日本を背中にかばいながら、対面に居る日本へ威嚇していた。
社畜日本
威嚇されている方の日本といえば、両手をワキワキとさせていた。 彼の瞳は、猫耳に釘付けだ。
陸
日本家は、すぐに誰が本当の日本なのか察した。 頭に猫耳が付いているのが、いつもの日本。 猫耳が無いのが、知らない日本だ。
日ノ本
社畜日本
社畜日本
目の下に隈の有る日本は、猫耳めがけて飛びついた。
日本くん
陸
江戸
社畜日本
日本は、江戸に後ろから襟ぐりを掴まれて、蛙の潰れた様な声を上げた。
社畜日本
日本は、ヒョイと江戸に抱き寄せられた。 …ポスッ、と江戸の胸元に埋まった途端、日本は電池の切れた玩具のように、眠った。
江戸
陸
江戸
にゃぽん
にゃぽん
日本くん
にゃぽん
海
空
陸
江戸
日本くん
日本は、自分の猫耳を掴んで、ギュッと顔を隠した。
((なにそれ、尊い!?))
日本家の心が一つになった、瞬間であった。