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コメント
2件
やべぇ 、 っ めっちゃにやけた … ( 続き楽しみにしてます っっ !! ✨
主
主
主
主
俺はずっと心美が好きだ。あの女神にふさわしいのは俺様だけ。そう信じて疑わなかった。
けれど──気づけば、心美の隣に座っているあの“メガネ貧乏”に、視線が向いている自分がいた。
才虎
いつも冷静で、誰に対しても無関心そうな顔。笑いもしなければ怒りもしない。そんなヤツに、どうして俺が目を奪われてんだ。
心美を見てるはずなのに、気がつくとメガネ貧乏ばかり追ってる。
才虎
黒服(執事なのかな……?)
呼べばすぐにスーツ姿の男たちが 並ぶ。やはり、あのメガネ貧乏と 俺は違うのだ。
才虎
黒服(執事なのかな……?)
〜5分後〜
黒服(執事なのかな……?)
才虎
は苛立ちを隠せず声を荒げた。 だが、その“普通”すぎる報告が、逆に胸の奥に引っかかって仕方なかった。
学校でふとあいつを見ている自分がいる。授業中も休み時間も、あいつは変わらない表情で座っている。
……だからこそ、俺は目で追ってしまうのかもしれない。
才虎
楠雄
心美を想うはずの俺の胸が、じわじわとあの男に占められていく。
気づいたときには、もう後戻りできなかった。
楠雄
あの冷静な表情、無表情の瞳……目が離せない。 心美への想いよりも、自然と目が行く。なんでだ、俺……。
才虎
気づけば、俺の胸はあいつで いっぱいだった。
そして、ふと悟る。
才虎
自分の気持ちに気づけたのなら、 才虎家として、 欲しいものを手に入れる。 例えそれが、 男であっても、 冴えない凡人であっても……。
才虎
やるなら、徹底的に、だ……♡
才虎
楠雄
楠雄
楠雄
楠雄
黒服(執事なのかな……?)
楠雄
楠雄
楠雄
楠雄
才虎
才虎